2024.03.22「読み語りワークショップ」@千歳市

2024.03.22
2403221129838さっぽろ青少年女性活動協会 千歳事業所
児童指導員研修
「伝えることを楽しもう!
表現ワークショップ」@北ガス文化ホール

|| これは2024年3月の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、Amazonのデータです。

久々の「読み語りワークショップ」。
かつて中島児童会館で(参照:2016年記録)、
一般向けにやっていたプログラムでほぼ臨む。

だけど児童指導員さんたちは、
子供たちに語りかけることについては、むしろプロ。

どう臨むのがいいか、あれこれ検討したけど、
実施項目にはきっとなじみがないだろうから、
やっていく中で、拾えることの違いに
敏感に対応しようという心づもりでした。

実際の流れををざっくり示すと
「あいさつゲーム」で始め、
次に2組対抗戦にして「順番に並べ」。
さらに半分ずつ4組にして4-5名チームで
「拍手送り」と「おはなし3ショット」。

この「おはなし3ショット」では、指導員さんたちさすが!
というトピックがありました。

おそらくまっつが各所でやってきた
「おはなし3ショット」で初の作品が登場したのです。
みなさん、童話や昔話に精通しているからこそでしょう。
まさか「つるの恩返し」が「3ショット」で見られるとは。
それもすごく的確な表現で、新鮮かつ感動でした。

残る3組ももちろん的確表現。
「見せる」ことに敏感だからこそですね、さすがです。

ここでひとまず休憩。
その間にざっくばらんに
チームの中でそれぞれが持ち寄った絵本を
紹介しあってもらいました。

再開して絵本タイムの準備をしていただき、
最後は各チームごとの絵本披露。
いやいや、まっつがお教えすることないくらい
みなさんしっかり届けてくれます。

ちょっと特殊な条件をつけて
実施してもらってるのですけど、
より聞いてもらうことを能動的に求める姿勢を
意識していただければという狙いでありました。

総じて、いろんな形のコミュニケーションに
ふれていただいたつもり。

あ、そうでした。
読ませるばっかりでも申し訳ないので
みなさんお持ちの絵本からリクエストいただき
3点お読みしたのでした。
ちょいと時間オーバーしてしまったけど。

みなさんの写真と、お読みした絵本たち。
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あらそしてその後に質問いただいてました。
「3冊は初見ですか」「そうです」
自信満々に言ってたけど、後でチェックしたら
 「ちょっとだけ」は10年前にリクエストで読んでました。
 でも後の「きみはしっている」と
 「シニガミさん」は、ちゃんと(笑)初見でした

質「(初見の場合の)役作りは簡単ですか
ご自身の取り組みも踏まえてでしょう、
実践的観点からの質問でした。

ま「簡単というか、絵も読んでいるという感じです。
  大きな間違いすることもあるけど
  それも一緒に楽しみましょうというスタンスです

少しでもみなさんの活動のお役に立てたならうれしいです。
そしてとりわけ、いろいろご準備くださった
2403221435099
運営メンバーの方々、ありがとうございました。

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2020年3月 講座第十一期@中央区+オンライン

2020.03.04〜25
18080113190713lヨミガタリストまっつ の
「読み語り講座」
2020春期(通算第十一期)
水曜日全3回
(3/4・18・25)
あけぼのA&C 交流室

|| これは、2020年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

WS・講座報告一覧

さあ、コロナ禍に翻弄された2020年度の講座。
どんな具合だったのか、自分でも
もうよく覚えてない(2023-05-25)。

記録を紐解くことで、なんかいろいろ
思い出して思い返して、
この先のことも考えていきたい。

//
この期の開催概要を発表したのは同年2月19日。
当初は「予告」扱いで、24日に公式告知にした。
告知ページ

開催は3日間。3/11については、これ実は
会場が空いてなかったんだったんですね。
当初から計画的にこの日に
オンラインを試すつもりでの設定…ではなかったああ。

空いてなかったので、せっかくなら
コアメンバーでお試しオンライン講座をやってみませんかという
軽いスタンスで考えたんですね。だから告知ではふれてない。

そのくせ、なんということでしょう。
まっつは初日の3/4に、
喉の痛みとタンのからみの自覚症状が発生して、
コロナ警戒対応で、リアル実施を諦めて、
急遽オンライン対応にしたのでした。

あわわわわ。ちゃんと準備してなかったよおおおお。

まあ、このときまでに数回、ひとりふたりで
ZOOMテストはちょとだけしてたのだけどね。

実際に何かやろうとして使うのは、
また勝手が違う。
//
[3月4日報告]
<チャレンジ講座>
・ZOOMで何がどうできるかお試し対応。
 おひとりだけの参加だったので、
 まあ実質的な講座にはならなかったが、
 何ができるかの…というより
 ZOOM環境を確かめる…ような時間が
 まずはあったけど…。

 おおっ、それでも開始45分くらいから
 読んでもらってチェックバックをしていたわっ。
 1時間ほどで、参加1名だから
 まあほぼ「クリニック」でしたけどね。
 うん。これならできる。そんな感触でした。

<エンジョイ講座>
・果たして「エンジョイ」的なことがネットでできるのか。
 どうせいきなりは講座として成立しないと思っていたので、
 どんなことならできるかを試しつつ相談する場にしようと思った。

 まっつ含めて4人でZOOMに集合。
 それぞれのネット環境の状態の違いを確認したり
 画面共有機能を使ってみたりしたけど、
 エンジョイ講座でやってたことをトライするのは
 早々に断念して、
 講座以外のことについての会議のような時間になってました。

//
[3月11日報告]
※この日は講座設定せず、当初からオンラインテストを予定してたのね。
 でも前週に期せずしてもう試みてしまったので、
 特にチャレンジは、そこから少し進める形になった。

<チャレンジ講座>
 前週と参加者、しかも1人だけだったので、
 最初から先週の引き続き。クリニック的に時間を過ごしました。
 途中、大震災にかかわる黙祷時間も入れつつ、
 後半というか本来「エンジョイ」の時間も
 それはもう断念して「チャレンジ」見学の
 お試し体験という形になったみたい。

//
[3月18日報告]
※この日はいつもの場所での実施に戻りました。
 あけぼのA&C 交流室。

※この日がこの年の自転車初動だったみたい。そして
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 あけぼのさんもコロナ対応モードでした。

<チャレンジ講座>
 チャレンジは、前週までのお一人が引き続きで、
 同じ課題の追求継続でした。
 あら、こういうスタイルだと、前週までオンラインだったけど
 全然違和感なく、継続した流行で進められました。

 まあ、リアル見学のかたもいて、
 その実感は、オンラインとはさすがに違ったと思うけど。
 雑談もしやすいし(笑)。

<エンジョイ講座>
 やりました。リアル現場でエンジョイ。
 5名参加でした。
 それでもコロナ対策として、
 交換頻度を少なくしたりなどしたはず。
 あ、5人だけど全員でひとつの作品に挑む形をとったのも
 コロナ対応だったはず。
 「水仙月の四日」にしてましたね。選択は参加者たちによる。
 たぶん絵本を誰かが持ってきてたんじゃなかったか。

<クリニック>
 そしてこの日はクリニックも参加者ありました。
 自作絵本の公演発表に向けてというNさん。
 って伏せるのやめて、絵本の宣伝にもなるので
 明示しておきましょう。
 『冒険うたえほん 北の風、命の海
 公演発表は拝見する機会を持てなかったのだけど、
 そこそこお役に立ったようでした。

//
[3月25日報告]
※この日も通常のリアル講座。

<チャレンジ講座>
 3名参加で、ようやく本来の「チャレンジ」らしく
 参加者相互のコメントし合いなどもあり、活性化しましたわ。
 素材は「短編小説」と「怪談」、そして「童話」でしたね。

<エンジョイ講座>
 参加者は、こちらも3名。対抗戦にはそもそもならないと思いつつ、
 交代輪読から交換読み、そしてひとつ選んでのチーム読みまで
 いつもの流れでやっていただきました。

 そうか。ひとつ選択して「どう共同で読むか」。
 その相談から始まるのも、エンジョイの楽しさなんですねと、
 改めて認識しちゃいました。

 ああ、リアル現場だからこその感覚なんだわね。

この日出会った作品たち。画像データこれしかないので
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載せておきます。ああ、いろんな文章に出会うのも
この講座の醍醐味だったわ。まっつは外野ながらも。

//
上記が、現段階のリアル講座最終回。
もう3年もやらないでいたら、
あらら、コンスタントなときの感覚失ってて
「あんな手間かかることをどうやってたんだああ」
状態になってまっつ。

この夏、果たして動けるのかっ。
…いやいや、実施できるのかっ。
まだ、ごめんなさい、迷ってます。m(_ _)m
2023-07-02

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2019.12.04 講座忘年会@中央区

2019.12.04
「まっつ読み語り講座忘年会」
あけぼのA&C 交流室

|| これは、2019年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫のデータです。

WS・講座報告一覧

この年は、早すぎるわけでもない忘年会になりました。
なんか、ずいぶん皆さんで読んだりしてたみたい。

そのせいか、写真はこれだけ。
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宴会卓だけしか撮ってなかったあああ。

すっかり忘れてた(23.03現在)のだけど、
Kさんキャスティング&地の文で、
HSくんメロス、Tさん老爺、KSさん暴君
Mさんセリヌンティウスで「走れメロス」の分担読みを
やってた。一部抜粋だったのね。(まっつは観覧)

開始30分後くらいに読み出したようだけど、
これだけでずいぶん盛り上がったみたい。
皆さん、なかなかいい味出してた。キャスティングの妙。

あとはエッセイをお二人が取り上げて、
まっつはその後に、自分で持ってきた写真絵本の抜粋読み。

さらに、親子共著小説の抜粋を、
Hさんリクエストでジョイント読みしたり、
それで終わりかなと思ったら
はがきにもなるという詩画集のほんの一部も
リクエストで読んだみたいです。

あら全体で4時間ほどの会だったから、
そんなに終始読んでたわけでもなかったみたいだけど…

読んだもの写真も残ってないし…。
参加者集合写真も撮ってないじゃん。

翌年(2020年)以降、リアル講座が
ほとんどできなくなるなんて
思ってもいなかった…んだよなあ。

あっさり記録でしたm(_ _)m。

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2019年8月 講座通算第十期@中央区

2019.08.07〜08.28
18080113190713lヨミガタリストまっつ の
「読み語り講座」
2019夏期(通算第十期)
水曜日全4回
(8/7・14・21・28)
あけぼのA&C 交流室

|| これは、2019年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

WS・講座報告一覧

2019年夏期もやってました、読み語り講座。
この期は「チャレンジ」「エンジョイ」を基本実施。
「クリニックタイム」は希望者に応じて、
それらの前時間か後時間に実施としました。
(告知)。

→チャレンジが14時30分〜16時20分
→エンジョイは16時40分〜18時40分
という設定でした。

今回もあっさりめ報告でお許しを。
チラシもなく、実施写真もまったく撮ってなくて、
ビジュアル素材ゼロ。
もっぱら文字だけの報告というのも
お許しくださいませませ。

トップビジュアルは18年夏期の使い回し(爆)。

//
【8月7日】
クリニック⇨チャレンジ⇨エンジョイ
/
早め時間にクリニック1本入りました。
梶井基次郎「檸檬」。
半分くらい読んでもらってコメント、
さらに後半も読んでもらった。

「檸檬を印象付けたい」ということだったので
最初に檸檬が登場する部分で、
色付けするようなことをアドバイス。
「その色付けが、全体の流れも作るんじゃないか」みたいな。

/
チャレンジは1名。
「絵本」でした。

ところがこの絵本、絵と文章の組み合わせが
けっこう遊離してて、「絵を見せるとやりにくそうなので
読みだけでやりたい」という希望。

「絵がないと、想像の糸口がもらいにくいので、
 意図的にやらないとむずかしいところあり」
「感謝するセリフが目の前の人だけに向いてるか
 もっと広い人々に向いてるかで変わる」
「重要なアイテムは、より強く印象に残したい」
みたいなことを伝えてました。

/
エンジョイは4名。
小説に交じってエッセイも。

「小説とエッセイは、ものによっては
 シームレスなところもあるね」。

参加人数少ない上に、かなり慣れた皆さん、
進行早めにしてくれたので、
時間に余裕があって、
まっつにリクエストも来たのでした。

//
【8月14日】
/
エンジョイのみ成立。
お盆ということで参加者極小。
2名の参加があっただけでした。

これはエンジョイとしてだけでも過去最低人数。
そんなわけで特殊な方式にしました。
まっつも参加するいう裏技。

まっつが短編小説。ひとりが童話。
そして残る1名はエッセイというか
小説家の日記を持ってきてくれました。

あんまりアドバイススタンスになれなかった
「いつもと違うエンジョイ」。参加者からは
「濃厚な時間。少人数のエンジョイもいいなあ」
という声も聞かれました。

//
【8月21日】
クリニック⇨チャレンジ⇨エンジョイ
/
まずはクリニック。1名。
「写真絵本」。
「絵に渡す時間をもっとほしい」点を指摘。

/
チャレンジは2名。
前回7日に引き続き同作品絵本を、
今回は「絵を見せる」方向で。
初参加の人は、短編小説。

「絵を使うことで、前回より落ち着いた展開になってた」
「地の文さんの受け止める姿勢で、雰囲気が変わる」

/
エンジョイは遅刻1名が加わって5名。

怪談もの2名含め短編小説持参が3名。
あ、怪談のひとつは実話だというので
小説ではないか…。

残り2名は詩をお持ちでした。

対決選択は、まあ季節がらですね、
小説怪談と実話怪談になってました。

回し読みのとき、皆さん慣れすぎたか
ひとりずつの読み時間が長くなってる印象。
しかも途中で感想コメントも出たりして。

それもまた楽しいのかも、ですね。
予期せぬ文章と出会うこと自体も
この時間の楽しさですもんね。

「こわさの作り方。声ならではでできることは
 実話も小説も同様に、やはり地の文の扱いかな」。

//
【8月28日】
チャレンジ⇨エンジョイ
/
まずはチャレンジ前回と同じ2名さま。

おひとりは絵本「ふたたび絵をみせず」と短編小説の2点。
もうおひとりは、長編小説の一部。

長編の一部。大事な回想シーン。
「タメが薄くて印象を重ねていけてないかなあ。
 言葉数で等速に進めると、印象にずれが出そうなとき
 運びで工夫するといいのでは」

絵使わない絵本再びには
「変化をつかんで読めていたけど、行為の理由も
 乗っかってくると、きっともっと組み立てられる」。
もひとつの小説には
「長いセンテンスの扱いにおいても、
 展開が乗って続けられるといろいろ見えてくる」。

/
そしてエンジョイは3名。
最低人数ではないけど、さすがに
この人数だと対決スタイルとれないので
それに変えて、3人で発表をということにしたのだった。

エッセー、記録文、そして小説が出てきた中、
チーム読みは小説選択でした。

それとは別に、交換読みでのエッセイの展開違いが
なかなかに興味深かったり、まっつ指摘は
多岐にわたってたみたい。ここにまとめられず(爆)。

//
そうでした。この期が、まっつ講座の
今(2023年2月)段階の最新回。
その後、まったくやれてないんですよね。

それでもそろそろ落ち着いてきそうなので、
次年度には、なんとか実施したいものです。

ちょっと別角度で
「読み語り研究会」的なこともやりたい
と思ったりしてもいるのではあるけれど、
そいつは、参加してくれる人がいるかどうかから
探ってみないとなあ、という今日この頃です。

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2019年8月 くりやま読み語り講座@栗山町

2019.08.04・18
Kuriyamakouzachirashi◆栗山町文化振興基金補助金事業◆
2019くりやま読み語り(朗読)講座
カフェふあり
(営業は終えていますがデータが残っています)
主催:ヨミガタリを楽しむ会
後援:栗山町教育委員会
Kouhohkuriyamakokuchi栗山町の広報でも
写真入りでご紹介
いただいたのでした。

|| これは、2019年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

WS・講座報告一覧

まっつの読み語り講座スタイルが定まって
初めて、札幌以外で実施という
新しい展開もこの年はあったのでした。

とはいえ、単に「読み語り」では
初めての人に伝わりにくいだろうと
プロデューサーの発案で
「朗読」という語も使用して告知。

まあ内容的には、経験者も初心者も対応できる
札幌での「チャレンジ講座」スタイルのみでの
実施となったのでした。

(2日間・各日2回・計4回)⇨告知

こちらがチラシ。そのリード文は↓これ。
「講座では、7分程ご持参の文章を
 読んでいただき、それぞれの
 持ち味を生かした読み語り(朗読)が
 できるよう具体的にアドバイスします。」

ほかにキャッチとして
◎声をだそう
◎心を動かそう
◎聴く人とつながろう
というのも載せました。

これだけで、何をするのかしてもらえるのか
なかなかわからないだろうと思いつつ、
少人数定員で、とにかくやってみようということに。

//
【8月4日】
Aクラス・3名参加。
「絵本」「詩数篇」「寓話」

札幌でのいつもの講座と一番違ったのは、
場所も人もさることながら、
始まりのとこから、まっつ進行ではないこと。

これは主催がヨミガタリを楽しむ会だし、
参加者のほとんどとつながりがある
地元のP(プロデューサ)だったので
進行をお任せして、それに乗るスタイルにしたわけです。

それでも「読んでもらう」「アドバイスする」
流れに入ったらまっつ進行なので、
そんなに変わらないだろうと思いきや、
この最初の回は
「朗読に感情を入れるのはいいことなのか」
「絵本にしても全て読み手の自由ということでもないのでは」
みたいな根本的な問いかけが出てきたりもして、
話題はいろいろに広がりました。

もちろんそこには、いろんな考え方があるわけで、
まっつは、より楽しい読み。聞き手とともに
その場を楽しむ読み語りを目指している
という方向から答えていたはず。

//
Bクラス・4名参加。
「小説抜粋」「童話抜粋」「絵本」「寓話リクエスト」
最後の「リクエスト」はA参加もしてたPから、
まっつに「読んで」のリクエストでした。

みなさんそれぞれに読めているので、
さらにその方向で、聴き手を動かすために
どのへんに工夫ができそうかをアドバイスした上で、
まっつの読みも聞いてもらう流れになったのでした。

この日の参加者、順不同。
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━-
【8月18日】
Cクラス・3名参加1名見学。
「絵本」「紹介スタイルで詩数篇」「絵本」

最初の絵本には
「セリフが活きているのに対して、
 地の文の進行で何もおこらないように聞こえるのがもったいない」
詩に対しては「読み手の選択があっていい」。
後の絵本には「絵をどう扱うか」伝えてみてから
デモンストレーション読みしてみたんですね。
「絵に注目させる方法」として「絵をときどき動かす」事例を提示。

その後、しばし「どこから見て読むか」の多様性について。
絵本は「絵」の扱いにいろんな工夫の余地がある。

//
Dクラス・4名参加。
「詩」「怪談」「童話」「絵本」
この回は、はなっからそれぞれの思うとこをしゃべりだして
「好きにしゃべる人ばっかりだ」というメモあり。
それがまた楽しかったのでした。いろいろ触発されるし。

そんな流れから、改めてまっつ講座スタンスを紹介。
「まっつ自身は、アカデミックよりカジュアルを追求しているけど、
 それにこだわらず、こう読みたいというみなさんそれぞれの方向に
 向かう一助になれたらと思う」的なことをお伝えした。

詩には
「行動記録のために書かれているわけじゃないから、
 何かに至る意味や積み重ねが残っていくといいのではないか」
「感情を示す言葉にはそれがのっていても、
 その直後の行動を示す言葉から一気にその気持ちが消えると、
 なんだか積み重ならなくなるのがもったいないの」。

怪談には
「セリフのもっていきかたでだいぶ
 ニュアンスが変わりますよね。関係が」。

童話には
「イメージを思い浮かべながら、行動に時間を
 あげるような読みをやってみたらどうか」。
絵本には
「コマ割りのとこなどでは、いまどこを読んでいるのかが
 伝えられるともっと楽しんでもらえる」。

抜粋したアドバイスだけでなく、もっといろいろ伝えてた。
そのせいでしょう、「疲れたなあ」というメモもあり、
たくさん伝えて手応えある疲れだったのですね。

この日の参加者、順不同。
19081801
1908180219081803
1908180419081805

そしてお世話になった「カフェふあり」さん。
19080412461717
みなさま、いまさらですがありがとうございました。

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2019年3月 講座通算第九期@中央区

2019.03.06〜03.27
19030619341440ヨミガタリストまっつ の
「読み語り講座」
2019春期(通算第九期)
水曜日全4回(3/6・13・20・27)
あけぼのA&C 交流室

|| これは、2019年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

WS・講座報告一覧

2019年春期もやりました。読み語り講座。
この期は「エンジョイ講座」「チャレンジ講座」
「クリニックタイム」の3種を基本実施。
(最終日は「クリニックタイム」はなく「交流会」に)
(告知)。

→チャレンジが13時20分〜15時20分
→エンジョイは15時40分〜17時40分
→クリニックは18時30分〜21時(最終開始時間)の間
という設定でした。

前期18年夏期はけっこうじっくり報告したので、
今回はあっさりめ報告でお許しを。

//
【3月6日】
チャレンジ⇨エンジョイ⇨クリニック
/
チャレンジは2名。
Hさんが物語詩、
Kさんは自ら翻訳した小泉八雲作品や一人称エッセイ。

まっつコメント「イメージをどこでどう残すか、
それで残るものが変わってくる。
一人称の地の文を冷静に進めると、どこか
落としてしまうところがあるのではないか。
その行動の選択に心情が現れてくることもあるはずだから」

/
エンジョイは6名。
なので、輪読段階から2チーム展開。
作戦会議に入ると、叫びとか笑いとかまで
聞こえてきてた。

発表は、エッセイ対決。
お菓子いっぱいのエンジョイでした。

/
そしてクリニックは、チャレンジから通してのHさん。
でも見学者がいらした。

ここでは絵本を選んでた。
まっつコメント「主格の心境の変化を、
より印象づけられるといいんじゃないか」

冒頭に載せた画像は、この日のクリニック終了段階に
まだ残っていた捧げ物(笑)。
ほかに写真撮ってないので苦肉の策。

//
【3月13日】
チャレンジ⇨エンジョイ⇨クリニック
/
チャレンジ2名。
Mさんは脚本の小説化作品。
まっつコメント「ト書き的な展開は、
客観描写を淡々と展開したくなりがち。
それでも緩急による寄り引きで、印象を動かせる」

Hさんは童話選択だが、
「苦手なロングセンテンス攻略法」を求めた。
まっつ「息継ぎ自体のやり方として、
 支えを解除してしまう場合と、支えながらの違いがあるかも。
 息継ぎすると解除した気になってしまうところを、
 克服するとよいのでは」

/
エンジョイは6名参加。
なので、読み当初から2チームだったはず。

対決(爆)は、あら、この回はエッセイ同士だったのね。
おもしろエッセイ対決。
なんかエンジョイのエッセイ率高くなってきてたね。

/
クリニックはお初の1名、Kさん。
小説はかなり経験している方だけど、詩はあまり経験なく、
「詩の朗読の注意点を」とのこと。

まっつ「センセーションがシフトしていく感じが生まれるといい」
ちょっとまっつ的なやり方ばかりを伝えてたかも。
うまく伝えられず、一部をデモンストレーション読みした。

いつもの人は見学参加。

//
【3月20日】
チャレンジ⇨エンジョイ⇨クリニック
/
チャレンジは1名参加の1名見学。
あらら、今回もクリニックみたい(笑)と思ったら、
両名参加になった。

いつものHさん。前回から引き続きの童話。
「しっとり系のときに自分の声がうるさい」
まっつ「読むとき地声より高い声しか使わない人多い。
 地声に近い、低め意識してみたらいいのかも」

見学申し込みだったMさんも
チャレンジした。時代小説。
「江戸のべらんめえ口調をのせたい」
まっつ「誰かに語りかけている方向や
 距離が見えてくるといいのでは」

3セットやって、だんだんいいところに
着地していったと思う。

/
エンジョイは5名だったので全員輪読から。

エッセイ的なものもやっぱり出てきたんだけど、
この日の対決(笑)は、コメディ短編小説対決でしたね。
あ、SF vs. 絵本だったか。

最後の感想戦で、それぞれが
具体的目標をもってたりしたのがわかったのも
おもしろかった。

/
クリニックは1時間ずつ枠で2名。

1人目は詩人のエッセイ。
一度読んでアドバイスしたら
2度目にはかなりいろいろ聞こえてきて
さすがでした。

2人目は絵本を2点。
1点目では、「まだ読み慣れてない」作品。
絵の構成に応じたフォーカスの寄せ方についてアドバイス。
2点目は、かなり慣れた絵本ということで、
「慣れっこになっていないか」てな点をチェック。

//
【3月27日】
チャレンジ⇨エンジョイ
/
この日のチャレンジはなんと4名。
2人ずつのチェック&アドバイスで進行。
まずは連続トライ中の童話のひとりと
もうおひとりは小説。

だいぶ見えてきた童話には
まっつ「登場キャラとの距離感をある程度一貫したい」
新規スタート小説には
まっつ「区切りが多すぎると切れてしまうところが出やすい。
 語の一部の無音化も
 今回の場合、そのせいで起きやすくなっているかも」。

休憩挟んで残る2人。
こちらは童話と絵本の組み合わせ。
地の文とセリフへの意識が違いすぎた童話には
まっつ「地の文も『地の文さん』のセリフと思ってみたらよいかも」
絵本には
まっつ「絵が語っている場合、
 そこにフォーカスあたる時間もあげたい」。

4人で、わずかな時間しか残ってなかったけど、
2ターンめもやっていたわ、補足的だったけど。

/
この期最終プログラムとなったエンジョイは、
前回同様5人だったので、全員輪読から。

詩と小説とエッセイ系あれこれが登場。
対決(?)は、エッセイvs.詩
「お芝居みたいなエッセイ読み」と
直前練習の後、相互に好影響があったみたいな「詩読み」。

19032717021484珍しく写真撮ってた。
対決前の
作戦会議中。
手前が詩チーム、
奥がエッセイチーム。

それぞれなかなか味わいある最終日でした。

/
でもってその後は、すぐに準備して交流会。
19032718061485
いやそれが、宴会盛り付けの写真しか残ってないのだ。

あわわ、SNSにもメモ的なコメントひとつ残ってないや。
どんな話で盛り上がったのか、
なんか読む流れになったのか、
メモひとつ残ってないって…なんかさみしいっすね。

やっぱ記録は大事です((涙;

//
まだ次の講座予定は立っていません。
今年(2022年)の夏も第七波で断念したのでした。

なかなかかつての日常は帰ってこなくて、
ああ、かつての日常でしかできないことだったのかと思うと、
それもやるせないのだけど、
いろいろと工夫してる人たちもいらっしゃるようなので
どっかで踏ん切りつけないといけないよなあと
思ったりもしている今日この頃。

ああ、このときのまったくコロナなんて
予想だにしてなかったときの、あの交流会での会話とか、
改めて聞いてみたかったなあ。残念。

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2018.11.07 講座忘年会@中央区

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「まっつ読み語り講座
 ・気の早すぎる忘年会」
あけぼのA&C 交流室

|| これは、2018年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

WS・講座報告一覧

ひとまずコンスタントに講座を展開したこの年、
エンジョイ講座コアメンバーの発案で
ずいぶん早い時期に「忘年会」を実施したのでした。

ご案内対象は前年とこの年の講座参加者として、
いつものあけぽのA&C交流室で実施。
会場押さえと案内連絡は、まっつが担当。

結局、何名集まったんだっけか。
まっつ含めて8名だったみたい。
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会費1000円と何か持ち寄りってスタイル。

実施日は平日ですよ。
しかも日中昼過ぎから夕方まで。
ああ、コロナ禍の今だったら、
こんなこととてもできないよねえ。

おそらくまっつとしては、この年のあれやこれやをほぼ終えて
とはいえまだ何かと初のことがあって、
だけどようやくこの秋、一息入れられた。
そんな日だったと思う。

これ、みて。みなさんの持ち寄りがこんなにあれこれ。
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アルコールだっていただきました。

18110713421218盛り付けてみたら
一部でもこんな感じ。
ちょっとした
仕出し並み
だよねえ。

なんだかんだあれやこれやの様々な話題は
特に記録してなかったけど、
はい、頃合いよさげな中盤あたりから
リクエスト読み語りタイムしました。

講座でまっつが読むことってそんなになくて、
参考読み程度なわけだけど、
この日は思い切り、リクエストタイムもやりました。

あら、最初はコラボってた。
田丸雅智『白妻、黒妻』を三人四人で分担読みだあ。
(「家族スクランブル」より)
しかもこれまだ飲食タイムの最中だったみたい。

まっつが下の写真のように位置づいたのは
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それからまた40分くらい
飲み食い雑談してからだった模様。

さすがに満腹でテーブル片付けたんだろうね。
リクエストを要請したら、まずはTさんから
ハモニカ文庫と詩の漫画
そこから一編。

いや、マンガなんだけど、
その序章的な読んだ部分は
マンガマンガした感じでなく、
言葉の連なりで楽しめる感じの作品でした。

続いてはKちゃんから俳句系のリクエスト。
鈴木牛後『牛の朱夏』より14句くらい。
(これは書籍情報が見つからず)

さらにここでHさんから田丸雅智作品リクエスト。
『踊茸(おどりたけ)』。
(「ショートショート・マルシェ」より)
ショートショートといいながら
20分以上の大作でした。

まだ時間あるのを確認して、もひとつ。
Cさんから写真絵本のリクエスト。
この日の時点では発刊前のものなので、
(もちろん今2022年には発売中だけど)
作品名は伏せときます(笑)。

あら。お時間になって、なんか投げ銭もいただいたみたい。
紙コップで(爆)。いや、これ投げ銭というより
会費の余剰分をいただいたのでしたっけ。

次の年の展望とか
そういう話はしたんだったかどうだったか。
講座の忘年会なら、そのくらいしろよっ。
ても、まあ、普通にまたやるものと思って
この頃は生きていわけですよ。当たり前だけど。

17時には終了。
あ、店主が参加してくれてた浪漫堂の古書販売も
この日はあったのでした。

//
読み語り講座自体は、その後2019年の春夏にやって
その後は実質開店休業状態です。
今年(2022年)の夏も見送りました。
いつ再開できるでしょう。

それはそれとして、
なんかいま(2022年7月)浪漫堂さんでは、
#浪漫堂ミステリ展てなことをやってるようです。
近々行こうと思ってまっつ。

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2018年8月 講座通算第八期@中央区

2018.08.01〜08.22
18080113190713lヨミガタリストまっつ の
「読み語り講座」
2018夏期(通算第八期)
水曜日全4回
(8/1・8・15・22)
あけぼのA&C 交流室

|| これは、2018年の報告です。
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2018年夏期。春夏コンスタントで
定着しそうな感じでしたよねえ。
(…もはやコロナで2年も開講できてない今では、
 また同じようにできるのかなあ…なんて思ってしまうけど)

この期は「エンジョイ講座」を毎回。
そして「チャレンジ講座」と「ワークショップ」を
交互実施としました。(告知)
実施日程直後に演劇出演があって、
稽古が入ったりして、夜NGだったのね。

→エンジョイ13時10分〜15時10分
→チャレンジまたはワークショップが15時20分〜17時10分
ワークショップは、今回、2回だけなので
2回完結型で計画したんですけど…。

//
【8月1日】
エンジョイ→ワークショップ(不成立)
/
エンジョイは6名。
珍しく写真を撮っていたあ。
隣人紹介インタビュータイム。
18080113190713
マスクのない世界って、なごやかだよなあ(遠い目)。

輪読段階から2チーム展開。
絵本・ショートショート小説・童話
短歌ショートストーリー・作家新聞寄稿文
などが登場していました。

対決(笑)発表は
絵本vs.短歌ショートストーリー。
まちんと」vs.『淋しいのはお前だけじゃな

絵本は重い内容を、エコー読みも使って
深い印象を載せてましたね。
あらっ、なぜかまっつも参加してたみたい。

この日のワークショップは
参加希望1名のみだったのでお流れ。

なのでエンジョイタイムを延長して
試技リクエストもらって、ちょいと読んだんでしたね。
ワッハ ワッハハイのぼうけん』より表題作一部。

//
【8月8日】
エンジョイ→チャレンジ
/
エンジョイは7名参加。読み当初から2チーム。

みんないろいろ持ってくるように
なってきてましたねえ、
古典題材絵本・詩・絵本・追悼文
実録エッセイ・トンデモ本。と

少し特殊なものは、それと分かるジャンル指摘にしてみた。
この方が内容伝わりやすいよね。

対決(爆)は、絵本vs.トンデモ本
モーモーまきばのおきゃくさま」vs.『199X年地球大破局』。

まっつコメント「間合いを入れやすい読み方は伝わりやすい」

少し時間があったので、この日も対決に出てこなかった絵本の
試技リクエストに対応。まっつ、半分くらい読んだみたい。
おじいちゃんがおばけになったわけ

180808fbharuやっぱりやってる間は
写真が撮れず、
終了後にちょいとやらせで
再現画像を撮って
もらったんだったあ(笑)。

/
チャレンジは3名。
絵本・絵本/絵本・小説

絵本では「ページめくりの扱い」とともに
「絵の見せ方」についてけっこうコメントしてた感じ。
小説でも似た側面で「時間の使い方」意識の重要さ
など指摘したんだと思う。

//
【8月15日】
エンジョイ→ワークショップ
/
エンジョイは5名だったので全員輪読から。
日記風エッセー、戦記インタビュー、短歌エッセー
怪談、落語、考察エッセー。
エッセーにもいろいろあるなあ。
ぴったりジャンル表現うまく思いつかずm(_ _)m。

そんでもって、発表対決は…。
怪談vs.日記風エッセー
ほぼ日の怪談。』vs.『にょにょにょっ記

/
この夏はこれ一回だけになったワークショップ。
2回設定で一作品完結しようと思ってたのが、
1回のみになって急ぎ足(笑)。

作品は「にひきのかえる」。
おなじみ(笑)新美南吉の幼年童話ね。

参加者3人だったので
登場するかえる2匹と語りのシンプル構成。
なのでけっこう繰り返せた。

語りに渡している間のケンカが
最初なかなか続かない。
そう、ついセリフがあるときとないとき
動きに差が出てしまうのよね。

でもその間もかえるたちは喧嘩してるんだと、
そういうことがイメージできると
おそらく読みのときにやれることも変わる。

そんな目論見で、人数多ければ
「風」とか「冬」とか「泉」とかも
具現化するとこなんだけど、
そこまでには至らず、一回完結で終了。

でも楽しんでもらえたようでした。
あ、写真とかないわ。

//
【8月22日】
エンジョイ→チャレンジ
/
エンジョイは6名で冒頭から2チーム。
輪読には、
漫画家エッセイ、ジャズ絵本、絵本
漢詩エッセイ、小説、詩人エッセイと、
ますます多彩な世界が登場。
(もはやジャンル名は報告時の気分次第(笑))

という中で、発表対戦は、
漢詩エッセイvs.ジャズ絵本。
カモメの日の読書 漢詩と暮らす』vs.「ドオン!

なんだか音楽対決…というか
それぞれにリズムの心地よさが
広がる時間だったようでした。

エッセイが多かったのだけど、
そんな中の小説がエッセイに聞こえたり
逆にストーリー性の高いエッセイがあったり、
そういう相違も印象に残ったみたいでした。

/
チャレンジは3名。
童話再構成作品と詩群、そして民話絵本。

・童話では登場人物セリフの使い分け。
・詩群では、論理とイメージの案配。
・絵本では絵の扱いへのアドバイス。

そんなことをやりとりしてたんですね。
いやー、たくさんの言葉を声にしましたねっ。

//
すみません、こんな報告していながら、
まだ次の講座予定は立っていません。
夏あたりにはできそうな気もするのだが、
今の段階では、はっきりとはできません。
しばらくまだ様子見しています。m(_ _)m

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2018.05.20 読みフェス@東区

180520yomifes2018.05.20
まっつマキ朗読W講座&ライヴ
「読みフェス」
@studio Mk-Boo!
(演劇集合体マキニウム稽古場)

|| これは、2018の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

こちらちょっと特殊なイベントでした。
「演劇集合体マキニウム朗読部」で
“マキニウム式”朗読法を伝えるマキさんと
読む聴くを軸とした
体験重視のエンジョイ講座を開設するまっつが、
ジョイントしてたっぷり1日
「読む」ことに耽溺していただくフェス。
まっつブログ告知

告知ご覧いたたくとわかるように
まずは<マキニウム式朗読お試し講座>があって、
ここでかなり理論的なお話が展開されました。

我田引水的にその論点をまとめると
「読みたいように読む」かつ「聞き手に届くように声にする」。
その両方が成就されることで、魅力的な朗読になっていく。はず。
ということかなと思った。

まっつは。そんなふうにしっかり分析して
論として立ててはきてなかったけど、
それって「エンジョイでやってることそのものじゃね?」とか
勝手に思ったりもしたんですね。

で、結果、それを受けた形になったのですけど、
まっつの「エンジョイ講座」で読み体験。
これ、いつものエンジョイの最高人数以上の
なんと計12名参加。
はなっから3チームで展開してもらいましたよ。

マキ時間とまっつ時間、それぞれワンシーンずつ
参加者の写真からお借りして載せておきます。
マスクまっつが写ってる左側が、マキニウムタイムです。
33059943_551223998604399_22683684703683233034486_1666647713421160_81624258910921

改めて聞いてみると、
いつも参加してくれてる人たちが
最初っからのびのびしてるのに対し
さすがにお初参加の方々は、
なんか着飾ってのスタートっぽかったね。

それが時間が進むにつれて、
マキさんの講義も咀嚼してきていったのか、
あるいはエンジョイの自由な雰囲気が浸透していったのか
発表段階では、みなさんイキイキとしてました。

その後、[まっつマキねほりハホリ対談]。
これ、単に対談でなくて、客席から
どんどん、それこそ「ねほりハホリ」
突っ込まれて展開するというものでした。

何が話せるのか事前には予想もつかなかったんだけど、
なんかおもしろかったわあ。
日頃あまり理屈で説明しないまっつとしては
(理論的に考えてないということじゃないのだが)
また違う線がつながったようにも思えたのでした。

で、最後に、あれこれの論考が一通りなされた後で
<まっつ投げ銭リクエスト読み語りライヴ>。

・小説・新聞コラム・パロディ系・そしてエッセイか。
1805201809064618052019550649本編で読んだ
リクエストの画像は
これだけしか
撮ってなかったあ。

みんなたっぷりあれこれやった後だというのに
しっかり食いついてくれました。
ライヴ時間はほぼ予定通り1時間強
でも、正味の読み時間だけで45分越えてた。

ほぼ最初から最後まで参加してくれた皆さん。
いまさらですが、お疲れ様&ありがとうございました。

その後、交流会も軽くやったはずなんですが、
そのへんは録音記録等ありません。
が、おっとメモと書籍画像が残っていた。
1805202000065118052019540648その時間にも、
この2点の
リクエストを
いただいたようです。

//
ところで、この「読みフェス」、
仕掛け人にして、
企画構成の軸となってくれたのが祈子さん。

まっつの読み語りをよく聞いてくれる一方、
マキニウム朗読会の参加者でもあることから
発案してくれたのでした。
それぞれに実りあるよい時間をありがとうございました。

この方、最近は俊カフェさんで
毎月第二木曜日に
祈子式ポエトリーリーディングWS&ライブ
てなことなどなど展開してます。
(いろんなお名前お持ちで、紐つけていいのか迷うので、
 ここでは「祈子」さんイベントだけご紹介)

併せて「マキニウム朗読部」のページにもリンクしておきます。

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2018年2-3月 講座通算第七期@中央区

2018.02.28〜03.28
ヨミガタリストまっつ の「読み語り講座」
2018shunnki2018春期(通算第七期)
水曜日全5回
(2/28・3/7(WS除く)・14・21・28)
あけぼのA&C 交流室

|| これは、2018年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

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2018年の春期講座。前年夏以来だよお…だから半年ぶり。
春夏以外やれなくなったんですよね。
(…という感慨も、もはやコロナで1年半開講できてない
 いまとなっては「ああ、この頃はちゃんとやってたな
 あ」気分だけど(爆)。)

この期も「チャレンジ講座」「エンジョイ講座」に
「ワークショップ」の3本立て。(告知)

→チャレンジ13時10分-15時
→エンジョイ15時20分-17時20分
→ワークショップ18時〜20時(これのみ1回休みの4回)
と、時間設定も昨夏同様。

ワークショップは、昨夏の手応えは感じつつも
参加者に異同が出ることも踏まえて、
一回完結型にしました。

//
【2月28日】
チャレンジ→エンジョイ→ワークショップ
/
チャレンジは1名様。見学1名。
童話の抜粋編集版について
読みだけでなく構成についても
アドバイスを求められていました。

/
エンジョイは8名様に加えて見学1名。
これって過去最大人数でした。
その後含めても通常講座では最大。

絵本、小説、オリジナル戯曲、エッセイ、詩などが
輪読で登場する中、
発表作品は、オリジナル戯曲vs.小説。

いつものように楽しんでいただく中、
おひとりお初の見学者がいて
その方の感想が「とてもレベルが高い」。

まっつコメント
「地の文の運び方がお話の流れを決めていく感があった」。

/
ワークショップは4名参加。
新美南吉の短い童話、この日は「去年の木」を
時間内で初読みから、分担語り芝居にまで進める。

前期の「杜子春」経験者が多いので
なんとかなるだろうと思ってやってみた。
全体を4分割くらいして、分担を変えながら進める。
3人に分担して残る1人は見学。
それをローテーション。

初回で説明にも手間が必要だったので、
全体通しに至ったのは時間オーバー寸前。

それでもなんとか形になって
参加の皆さんも、お互い確認する必要とか感じて
自発的にそういうやりとりもしてましたね。

18022819530531この日のワークショップ、
終了寸前あたり。
全体通しの
冒頭部分だと
思われます。

//
【3月7日】
チャレンジ→エンジョイ
/
チャレンジは3名参加。
このくらいいた方がチャレンジらしいと実は思ってる。
まっつ以外に聴く人が「複数」いるということ。
それ、ライブ発表に近い環境だもの。

さすがに2回りしかできなかったけど、
詩・エッセイ・童話と3人3様。
でもお互いの刺激にもちゃんとなってたみたい。

/
エンジョイは6名。
最初からの2チーム体制は前回と変わらず。
輪読は片や。エッセイ・絵本・小説。
こなた、小説・エッセイ・エッセイ。

発表対決は絵本vs.エッセイでした。

発表もさることながら、
この日はお互いの練習中、
聞こえてくる相手チームの声にも
影響されることがあるのが確信できた。
この時は意識的だったようだが、
無意識にも相互作用は働いているはずと改めて思う。

そういうこともエンジョイとしては
想定して企画していたわけなんですけどね。

//
【3月14日】
チャレンジ→エンジョイ→ワークショップ
/
チャレンジは2名参加。
絵本と前回から継続童話。
共通して、地の文とセリフの行き来についてコメントしてる。

/
エンジョイは7名。やはり冒頭から2チーム。
輪読では、小説、紀行文、絵本、
そしてオラクルカードが登場。

そんでもって、発表対決は…。
小説vs.オラクルカード
宣託付きカードは初登場だけど、
短く完結する文章で、声の出し方で
だいぶありがたみも変わりそうだから(笑)、
練習素材としてよいかも。

聴く人の有無で読む姿勢が変わることを
これで自覚しちゃった人もいました。

ちなみにこのときのカードは
日本の神様カード

まっつも最後にリクエストでひとつ読んだんだったあ。
「おもいかねの神」

/
1週空けてのワークショップは5名参加で、
作品は「赤い蝋燭」。

セリフのない登場人物(動物)が多い作品で、
そのせいもあってか、まっつの指示がずいぶん多い。

そしてそれにもめげず、お互いの調整打ち合わせも
かなりしっかりやってくれてたよねー。

交代制でなんとか通した。
セリフなく体で動くが大半でしたが、
かなりがんばって動いてくれましたね。

語りがあるから、説明的な動きはそんなにいらない
みたいなことをコメントした。

//
【3月21日】
チャレンジ→エンジョイ→ワークショップ
/
チャレンジは1名のみで、スペシャルクリニック状態。
「物語詩」に挑戦してくれたのだが、
なにか開眼したような読みになっていたのでした。

/
エンジョイはまたまた7名。
やはり冒頭から2チーム。
輪読には、詩、エッセイ、絵本、科学エッセイ
マンガ、小説、童話などなど。

てことで発表対決は、絵本vs.マンガ。
発表タイム以上に、感想戦時間が爆笑続きでした。

輪読で出てきたものからしても、前回を踏まえて、
ますます「なんでもあり状態」に
なった感がありました。

18032116420550久々に写真撮ってた。
この日のエンジョイ、
発表対決の先攻チームが、
きれいに並んで
読み始めてます。

/
ワークショップは4名参加。
作品は「王様と靴屋」。

なんでだろう、この回かなり進行が早かった。
動物じゃなくて人間話だからかとも思ったけど、
登場人物2人の会話劇に近い感じ。
そのシンプルな構成が、組み立てやすかったんだと、
今振り返ると思える。

結局、2つのキャスティングセットで
通して発表するところまで行った…
のではなく、パートで試した4つの組み合わせ
全部で通してもらってたわ。

そこまでできたらいいよね。いろいろ味わえて。

/
【3月28日】
チャレンジ→エンジョイ→ワークショップ
/
チャレンジは2名。いずれもリピーターだけど、
それぞれ前回とは違う作品も携えてきた。
まあいずれも童話と言ってよいでしょう。

おっと、前のも含めて
この日は「まっつ読み」も求められてたのね。
時間はあるので、それぞれの時間を使って読んでみました。

特にセリフについて、流れの中で意識を変えるということ。
その説明は、やってみたほうが伝わる場合もあるからね。
デモ読みしてから解説してみたりしたのだった。

なかなか深いことができてたんだねえ。

/
エンジョイは、6名だった。
輪読では、エッセイ、絵本、童話、科学本、小説などなど。

発表対決は、先攻・エッセイvs.後攻・小説。
それだけならいつも通りだけど、
先攻チームは、読んでる以外の2人が
話に合わせたアクションを入れる。
一方の後攻チームは、同じ文を「2回読む」宣言して始めた。

まあ、やり方にも自由が広がってきたねえ(笑)。

/
そしてしめくくりのワークショップは、
5名参加で「ひとつの火」。

この作品も前回同様、人間登場のお話ですが、
過去回想の、しかも想像進行なので、
前回に比べてだいぶ複雑。

みなさん、けっこう早い段階で
段取り調整し始めてた。

あー、人の流れも段取りいるよね。
まっつ指示でなくて、参加者能動で
いろいろ調整してくれてる。
いいなあこういうの。

そんなふうに眺めつつ、
まっつは、もはや監修レベルで傍観。
ああ、こういうスタンスで作る。
っていうのも、ありだなあ。
そう思えたのだったよね、多分。

終盤まで差し掛かって
「今でも続いてるっていう絵が見たい」と
監修まっつは誘導しちゅう。

そして、いけたらいこう全4チーム。
ってんで、まあまだ途中微調整しつつも
4キャスティングパターンでやったみたい。
けっこうやれるもんですねと、改めて書いておこう。

//
さて、2020年春期をやったあと、
しばらくやれてないまっつ講座、
今年2022年も、春期は実施見送ることにします。

コロナ見送りではありますが、
気候の予想がつかないことも、
あっさり判断につながってます。

この先どうなるのかわからないけど、
このままの状況でもやれることを探り出さないと
いけないのかなあとも思い始めているが、
いまのところノープランm(_ _)m。

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