2018.02.28〜03.28
ヨミガタリストまっつ の「読み語り講座」
2018春期(通算第七期)
水曜日全5回
(2/28・3/7(WS除く)・14・21・28)
@あけぼのA&C 交流室
|| これは、2018年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
WS・講座報告一覧
2018年の春期講座。前年夏以来だよお…だから半年ぶり。
春夏以外やれなくなったんですよね。
(…という感慨も、もはやコロナで1年半開講できてない
いまとなっては「ああ、この頃はちゃんとやってたな
あ」気分だけど(爆)。)
この期も「チャレンジ講座」「エンジョイ講座」に
「ワークショップ」の3本立て。(告知)
→チャレンジ13時10分-15時
→エンジョイ15時20分-17時20分
→ワークショップ18時〜20時(これのみ1回休みの4回)
と、時間設定も昨夏同様。
ワークショップは、昨夏の手応えは感じつつも
参加者に異同が出ることも踏まえて、
一回完結型にしました。
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【2月28日】
チャレンジ→エンジョイ→ワークショップ
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チャレンジは1名様。見学1名。
童話の抜粋編集版について
読みだけでなく構成についても
アドバイスを求められていました。
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エンジョイは8名様に加えて見学1名。
これって過去最大人数でした。
その後含めても通常講座では最大。
絵本、小説、オリジナル戯曲、エッセイ、詩などが
輪読で登場する中、
発表作品は、オリジナル戯曲vs.小説。
いつものように楽しんでいただく中、
おひとりお初の見学者がいて
その方の感想が「とてもレベルが高い」。
まっつコメント
「地の文の運び方がお話の流れを決めていく感があった」。
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ワークショップは4名参加。
新美南吉の短い童話、この日は「去年の木」を
時間内で初読みから、分担語り芝居にまで進める。
前期の「杜子春」経験者が多いので
なんとかなるだろうと思ってやってみた。
全体を4分割くらいして、分担を変えながら進める。
3人に分担して残る1人は見学。
それをローテーション。
初回で説明にも手間が必要だったので、
全体通しに至ったのは時間オーバー寸前。
それでもなんとか形になって
参加の皆さんも、お互い確認する必要とか感じて
自発的にそういうやりとりもしてましたね。
この日のワークショップ、
終了寸前あたり。
全体通しの
冒頭部分だと
思われます。
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【3月7日】
チャレンジ→エンジョイ
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チャレンジは3名参加。
このくらいいた方がチャレンジらしいと実は思ってる。
まっつ以外に聴く人が「複数」いるということ。
それ、ライブ発表に近い環境だもの。
さすがに2回りしかできなかったけど、
詩・エッセイ・童話と3人3様。
でもお互いの刺激にもちゃんとなってたみたい。
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エンジョイは6名。
最初からの2チーム体制は前回と変わらず。
輪読は片や。エッセイ・絵本・小説。
こなた、小説・エッセイ・エッセイ。
発表対決は絵本vs.エッセイでした。
発表もさることながら、
この日はお互いの練習中、
聞こえてくる相手チームの声にも
影響されることがあるのが確信できた。
この時は意識的だったようだが、
無意識にも相互作用は働いているはずと改めて思う。
そういうこともエンジョイとしては
想定して企画していたわけなんですけどね。
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【3月14日】
チャレンジ→エンジョイ→ワークショップ
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チャレンジは2名参加。
絵本と前回から継続童話。
共通して、地の文とセリフの行き来についてコメントしてる。
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エンジョイは7名。やはり冒頭から2チーム。
輪読では、小説、紀行文、絵本、
そしてオラクルカードが登場。
そんでもって、発表対決は…。
小説vs.オラクルカード
宣託付きカードは初登場だけど、
短く完結する文章で、声の出し方で
だいぶありがたみも変わりそうだから(笑)、
練習素材としてよいかも。
聴く人の有無で読む姿勢が変わることを
これで自覚しちゃった人もいました。
ちなみにこのときのカードは
『日本の神様カード
』
まっつも最後にリクエストでひとつ読んだんだったあ。
「おもいかねの神」
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1週空けてのワークショップは5名参加で、
作品は「赤い蝋燭」。
セリフのない登場人物(動物)が多い作品で、
そのせいもあってか、まっつの指示がずいぶん多い。
そしてそれにもめげず、お互いの調整打ち合わせも
かなりしっかりやってくれてたよねー。
交代制でなんとか通した。
セリフなく体で動くが大半でしたが、
かなりがんばって動いてくれましたね。
語りがあるから、説明的な動きはそんなにいらない
みたいなことをコメントした。
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【3月21日】
チャレンジ→エンジョイ→ワークショップ
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チャレンジは1名のみで、スペシャルクリニック状態。
「物語詩」に挑戦してくれたのだが、
なにか開眼したような読みになっていたのでした。
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エンジョイはまたまた7名。
やはり冒頭から2チーム。
輪読には、詩、エッセイ、絵本、科学エッセイ
マンガ、小説、童話などなど。
てことで発表対決は、絵本vs.マンガ。
発表タイム以上に、感想戦時間が爆笑続きでした。
輪読で出てきたものからしても、前回を踏まえて、
ますます「なんでもあり状態」に
なった感がありました。
久々に写真撮ってた。
この日のエンジョイ、
発表対決の先攻チームが、
きれいに並んで
読み始めてます。
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ワークショップは4名参加。
作品は「王様と靴屋」。
なんでだろう、この回かなり進行が早かった。
動物じゃなくて人間話だからかとも思ったけど、
登場人物2人の会話劇に近い感じ。
そのシンプルな構成が、組み立てやすかったんだと、
今振り返ると思える。
結局、2つのキャスティングセットで
通して発表するところまで行った…
のではなく、パートで試した4つの組み合わせ
全部で通してもらってたわ。
そこまでできたらいいよね。いろいろ味わえて。
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【3月28日】
チャレンジ→エンジョイ→ワークショップ
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チャレンジは2名。いずれもリピーターだけど、
それぞれ前回とは違う作品も携えてきた。
まあいずれも童話と言ってよいでしょう。
おっと、前のも含めて
この日は「まっつ読み」も求められてたのね。
時間はあるので、それぞれの時間を使って読んでみました。
特にセリフについて、流れの中で意識を変えるということ。
その説明は、やってみたほうが伝わる場合もあるからね。
デモ読みしてから解説してみたりしたのだった。
なかなか深いことができてたんだねえ。
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エンジョイは、6名だった。
輪読では、エッセイ、絵本、童話、科学本、小説などなど。
発表対決は、先攻・エッセイvs.後攻・小説。
それだけならいつも通りだけど、
先攻チームは、読んでる以外の2人が
話に合わせたアクションを入れる。
一方の後攻チームは、同じ文を「2回読む」宣言して始めた。
まあ、やり方にも自由が広がってきたねえ(笑)。
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そしてしめくくりのワークショップは、
5名参加で「ひとつの火」。
この作品も前回同様、人間登場のお話ですが、
過去回想の、しかも想像進行なので、
前回に比べてだいぶ複雑。
みなさん、けっこう早い段階で
段取り調整し始めてた。
あー、人の流れも段取りいるよね。
まっつ指示でなくて、参加者能動で
いろいろ調整してくれてる。
いいなあこういうの。
そんなふうに眺めつつ、
まっつは、もはや監修レベルで傍観。
ああ、こういうスタンスで作る。
っていうのも、ありだなあ。
そう思えたのだったよね、多分。
終盤まで差し掛かって
「今でも続いてるっていう絵が見たい」と
監修まっつは誘導しちゅう。
そして、いけたらいこう全4チーム。
ってんで、まあまだ途中微調整しつつも
4キャスティングパターンでやったみたい。
けっこうやれるもんですねと、改めて書いておこう。
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さて、2020年春期をやったあと、
しばらくやれてないまっつ講座、
今年2022年も、春期は実施見送ることにします。
コロナ見送りではありますが、
気候の予想がつかないことも、
あっさり判断につながってます。
この先どうなるのかわからないけど、
このままの状況でもやれることを探り出さないと
いけないのかなあとも思い始めているが、
いまのところノープランm(_ _)m。