2010.11.20
「ムッシュまっつが読み語る
今まで誰も 日本語で歌わなかったシャンソン」
@ガンゲットダイマ
|| これは、2010年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
まあこの年は、
なんていろんなことやってたんでしょ。
こちらは、ガンゲットダイマさんからご提案いただいた
なんとも目新しいイベントでした。
題して「今まで誰も 日本語で歌わなかったシャンソン」。
ひとまず当時の内容告知と
追加コメントを再掲しときます。
あら「まっつな日々」では、公式告知サボってたのね。
***
内容:今まで日本語で歌われていなかったシャンソンの
原曲音源鑑賞と日本語訳の読み語り。
フランス語による日本文芸の小芝居も余興でお届け(爆)
■この秋、初の試みとなるイベントが登場。
□フランス場末の雰囲気たっぷりのダイマで、
シャンソンに出会います。
■外国語曲が日本語になるとき、詞は音に乗せるために
かなり意味を変えられてしまうことが多いんすね。
□しっかり訳した意味訳での読み語りで、
その曲の真意を感じてくださいませ。
■余興小芝居は、なんと「・・・・」フランス語版!?
□なんとかセリフ覚えて・・と思ったが
ムリムリムリムリ!
■途切れ途切れでわけわかんないものになるより
テキスト持ってしっかり半立ち状態でお届けすることにしたぞっ。
□しかも日仏対比な形で!(謎爆)
***
ダイマさんの方で「訳」を外注してくれて
まずその上がりに時間がかかった覚えあり。
で、小芝居はなんだったかというと
「金色夜叉」。
この読み語り
小芝居には、
ゲストとして
弁士・ダイナマイトあさの
芝居相方・赤間らんじゃ
のお二方にも参加していただいたのでした。
ダイマ・久美子さんの司会でスタート。
まずはシャンソンの日本語訳読み語り。
流れとしては、1曲ずつ
古い音源をしっかり聞いてから
まっつが訳を読み語る。
という手順でした。
これで前半4曲やってから
お楽しみタイムに「金色夜叉」。
こちらは逆に
日本語版で1回やって内容をお伝えしてから
フランス語訳で、同じ形で演じたのでした。
あ、ただし弁士は、どちらも日本語。
その後、締めくくり的に
もう2曲を前半と同じ手順で。
1930年代の音源とか
よく探してきたもんだなあと感心したり
ジャン・ギャバンの若き歌声を楽しんだり
19世紀前半の
「わたしのおばあちゃん」のトンでる生き様に
改めて文化の違いを感じたり
ついでに、一度止めてもらったけど
階下の工事中の音が、
パリの場末感を
一層ひきたててたり(笑)。
いろいろ楽しめたひとときでした。
で、まあ、
今振り返っても
かなり手間かけた
画期的なイベントだったと思うなあ。
コンセプトもおもしろいし。
けど、集客はかなり苦戦して
事前には「次も考えよう」と言ってたけど
なかなか次の機会はなさそうです。

貴重な体験を
共有してくれた
お客様たちと
関係者。
あ、右は出演者。
衣装はあくまで小芝居のときのもので
シャンソンは、この恰好では読んでません(笑)。
しかし、出演者と関係者を足すと、
純粋お客様より多かったんだよなあーーーー。
おまけ。
なんかまさに
「弁士」な感じの
ダイナマイト。
ハマり役だよなあ。
それはそれとして、
当時はイベント絡まなくても
ダイマに時々行けてた気がするんだけど
年々ますます、懐が厳しくなっていて
むしろ今のほうがダイマに
なかなか行けなくなったりしてたりしちゃって
んー、いかんなあ。
まあそんなこともあって
日々は続くのです(爆)。