2013.09.22 四季の読み語り22@北広島市
2013.09.22
「四季の読み語り17
*9月-わかれ」
@自宅カフェ
『猫のしっぽ』
|| これはまだ、2013年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。
おーーっと、そしてどうやら
この日が
猫さんでの「四季の読み語り」
いまんとこのラスト回でしたねえ。
別にこの日が最後
って決めてやったわけじゃないので
ごくいつも通りの感じで
やってましたよね。
まずは、軽食というよりしっかりランチ。
「恋愛シリーズ」の最後的テーマ、
『別れ』で締めた・なんて
まあ、よくできてます。
って締めたわけじゃないですけどね。
いろいろ状況は動くからねえ。
まっつが自分セレクトで持ってったのは
太宰治「きりぎりす」。
いきなり50分ちょいのお話でしたが
しっかり聴いていただけた模様。
思い起こせばこの作品、
読み語りソロ活動始めて間もない
2003年8月に、リクエストで読んでるんすね。
確か、初の10分以上の長さの
作品リクエストだったんだと思う。
でーも、読み語るのはそれ以来。
新鮮新鮮新鮮になってましたね。
イベントとしては
前向きな「別れ」というリリースになったので
良かったんじゃないかなと
そういうとこ、オレ考えてたのか(爆)。
まあ1作品で
50分ですから
もう、すぐ次は
「おかしなおはなし17」。
この日は「サツマイモ」。
なんと、珍しく前日に書き上げたそうでーす(笑)。
サツマイモって、
けっこういいんだ。
録音確認した
2017年のまっつが
なんか改めてそう思ったりして(爆)。
まあまあ、スイーツプレートを
しっかり楽しみまして、
その後は15時近くになってから
さあ、リクエストウエルカムですよー。
まずは
オーナーのままから
銀色夏生
『夕方らせん』
より「Kの報告」。
わかれ…られないって、お話だったんじゃん!
ある意味、こわかったああ。
お次は、はるっちさん。
「大分前に買ったけど、ずっと読んでなかった絵本」
てことで
「長いから途中まででいいから」
てなことでスタート。
槙 佐知子
「シャエの王女」。
ほう、今昔物語をを元にした創作なんですねえ。
なんて読んでるうち、もっと早めに
ブレーク入れようと思ってたのが
結局14分近く、全体の4割くらいをやったとこで
「続きお聴きになりたいですか?」
リクエストした当人は
「わたしはこれで先を読む気になったんで、ここでやめてもいいです」。
いやー、回りはしかしすっかり続きをお聴きになる空気。
ということで、続けました。
結局、その後25分近くかかったけど。
皆さんしっかりお聴きくださいましたよ。
いやーでもこれ、夫である大臣の
あまりに立派で泣けてくるくらいの対応とか、
今昔物語でも、ここまで書いてたのかねえ。
なんて、2017年に改めて思ったりしてる。
ちなみにリクエスターは
この15年(!)ほど前に
「ひだまり」の青田さんから
→関連ページ(ちいさなえほんやひだまりプロジェクト)
お薦め絵本てことで購入したそう。
いや、いいお話でした。ホント。
続いて北村さんから
二条千河さんの詩集
『宇宙リンゴのID』より「瘡蓋」。
二条千河さんと言えば
詩のボクシングで何度かご一緒した方。
この詩集は自費出版とのことでしたが
ご本人サイトの記載にリンクしときます。
「二条河原SQUQRE内関連ページ」
あー、もっと身体的な感覚から来るものだろうに
まっつのこの時の読みは、なんか
言葉のうわべをなぞって
高踏的な風情になっちゃってたかなあ。
違うなあ、などと今頃思ってたりして(爆)。
そして最後のリクエスト。
再び『夕方らせん』より「電車を待っていた人」。
これはなんかステキなお話だった。
//
そしてえーと、この第17回の後は、
諸事情で次回が決まらないまま
今に至っておりますので、
ひとまずこの回が、現段階の最終回。
「四季の読み語り」。
それにしても、ゆったりした時間の中で
実にさまざまなリクエストを
いただく場でありました。
そしてもちろん、美味なスイーツを
楽しみまくる場でもあったのでした。
もうこの日から3年半以上経ってますけど、
「猫のしっぽ」さんはしっかり営業中。
ブログじゃなくて
FaceBookで、
おいしい写真(と、ワンちゃんたち)が
いろいろ見れますよ。
→自宅カフェ『猫のしっぽ』
最近は、なかなか行けない。
けど、あーたまには
猫さんのスイーツいただきたいのぉ(^^;