2024.09.16 モンクールライブ@釧路市

2024.09.16
240916170110858読み語りライブ
詩とパンと珈琲 mon coeur
|| これは、2024年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品・書籍に付けているリンクは、
|| 青空文庫のテキスト・Amazonほかのデータです。

おっとー、まっつ、初の釧路モンクール登場!!
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釧路でも、ああ懐かしいこの看板。右は札幌時代

札幌時代のモンクールライブ最後は
2019.11.24だったんでしたね、
それからすでに5年近く経ってたんだなああ(感無量)

一度は行かなきゃとは思ってたのよ。
なかなかいいタイミングが持てなくて、
で、この前日に「走れメロス」をやることになって
『せっかく仕込むなら、一回だけじゃもったいないわい』
なんて思って、えいやっ!
って8月下旬にいきなり決めたのでありました。

高速バスで到着して、その当日にライブして
翌日には帰札、という
ゆっくりできないスケジュールにしたのだけど
それでもなんだか濃くずっと、
お付き合いしてくださる人たちがいて
とてもいい時間を過ごせたのでした。
みなさま、ありがとうございましたあ。
                以上

あれ?これじゃあライブ記録じゃないぞ(爆)。
てなわけで、もといっ。

//
告知のときに書いたように
「まっつ、久々のモンクールライブ」。
19時スタートとしてたのですけど、
17時過ぎに現着したら、ほかにやることないので
定刻前からリクエストライブ始めちゃったさ。

少人数ではあるけれど、皆さん果敢にリクエストくれた。
まずは「屋根の上のソフィー」第一節を訳者Sさんから。

このライブの時点では、まだ出版前。
そんな段階の最終推敲版?で
読ませていただくという、
なんとも光栄至極なリクエストでした。

続いて近々旗揚げ公演という「4番目ニイル」Yさんから
作品あらすじのリクエスト。
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公演サイトにあらすじ載ってます)
どっかで使ってくれたのかな。


240916182244578mp店主ヒロさんからは、
なにはともあれ
まずは城さんの作品から。
詩集『夜の森』城理美子より
「月夜」でしたねー。
ヒロさん「詩の朗読会に
なった気がしたあ♪」。

空気できたとこで、ちょっとリクエスト途絶えたので
騙り読みご案内。ヒロさん以外は知らないしね。
たまたまあった「お買い上げ票」を取り上げ
Yさんから読み方リクエストいただく。
空を飛んでいる人

Photo_20250405175701その隙に(笑)決めたのね、
ヒロさんから釧路の詩人
田村龍聖さんの詩集
桂恋哀歌』より表題作。
ヒロさんの「後半、若干龍聖さん入ってた
とのコメントが面映い。

さらにSさんから、今度は既刊
地図と星座の少女』より
第二部「見捨てられた領地」の中程。
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お父さんの語り部分抜粋。
Sさん「男性の声で聞きたかったの」。
お役に立てて光栄ナリぃ(笑。

続いてヒロさんから尾形亀之助『障子のある家』より
「後記・泉ちやんと猟坊へ」。
これ、あるきみ屋さん復刻版で読んだのでした。
主宰のMさんもヒロさん同様亀之助ファンだそう。

ネットでは亀之助の他の詩集の
あるきみ屋復刻版のデータは見つかったのだけど、
『障子のある家』だけ見つからなかった。
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奥付け改めて見たら、このライブの
10日ほど前に出たばっかりのほやほやでしたのね。

こういう復刻仕事をコツコツなさってる方も
いらっしゃるんだと改めて感銘。
話それるけど、現在は「ドグラ・マグラ」復刻中とのこと

いやいや、なんだかんだで
「自分で前座」タイムだったけど、
正味30分ちょっと読んでたんだわ。
終わって18時半になったので休憩。

その時間に、モンクール見学させていただく。
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製造スペースも札幌時代よりかなり広いですよねぇ♪。

//
なんて感心してたけど…さてほぼ定刻で本番スタート。
まずはきっかけ作品「走れメロス」。
前報告からもリンクつけておいた
日々レビュー作品雑感(8)に書いたとおり、
はい。よろけて転んでしまいました🙏。

このメロス45分程度だけど、
そこでもう休憩いただきました。

けど、なんかメロスにまつわる
あれやこれやな談話も飛び交い、
こういうほぐれた時間が、うまく説明できないけど
ああ、モンクールだなあって
しみじみ感じちゃいました。

さてメイン後に再びのリクエストタイム。
尽きているかと思いきや、
あるきみ屋Mさんからは『夢十夜』から「第十夜」。
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もちろんあるきみ屋版ですわ。

240916201238631続いてヒロさんから、萩原朔太郎「死なない蛸
リンクは青空文庫の「宿命」につないでます。
 前から4分の1あたりに掲載

このときは、ちくま文庫『超短編アンソロジー
で読んでたんでした。

このへんで尽きたかなというころだけど、
ヒロさんから再び亀之助。
たしかこれも、あるきみ屋復刻版『美しい街
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その中から「一日」と「彼は待っている」の2作品。
(両作品とも、青空文庫では「色ガラスの街」にて読めます)

そうして締めは、やっぱり「琥珀色」でした。
(「やっぱり」の理由は、
 過去のモンクール報告読めばわかります)
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皆さん、最後までありがとうございましたあ。

//
で、終わらないのがモンクール。
アフターライブタイムは
こんなに盛りだくさんのテーブルを囲み、
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差し入れもあれこれあって、たっぷり満喫しつつも

きましたきました呑み語りリクエスト。
やっぱりヒロさんから
伊藤比呂美詩集』より
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「オオアレチノギクをかかえる」後半。

いやー、すごいわ。ほんとに。
アルコール摂取してなかったら
最後まで読めてなかったかも。
いや、モンクールの空気だから読めたのか(愕

//
なんだろう、6ヶ月ちょい過ぎた今(2025年4月)、
こうして思い返してみたら、聴いてもらうライブ
というより、一緒に空気を味わう時間を過ごしたんだ
という感触が改めて強く残っている。
そしてそれは札幌時代のときの感触と同じ。
ああ、それもまたモンクールマジックだなあ。

また行きます。
って簡単に言えるけど、
実際行きたいので、行く。

生きてるうちに。生きたいから。
いつとは言えないけれども。
またねーーー。

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2024.09.15 イベント参加読み語り@中央区

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町田のいとしき三人衆
「まっつ・ちゃむ・たいよう三人会」
日本茶カフェにちげつ隣貸室
|| これは、2024年の報告です。
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漫画家である上に、朗読もやれば
ウクレレとか二胡も弾き、さらに詩集も出してる
町田すみ氏の主催による
なんといえばいいかしら、異業種(?)
3パフォーマーのジョイントライブ。

「それぞれやりたいことを」との主催者の思し召しで、
さすがにお互いコラボを企画ってる余裕はなく、
それぞれソロパフォーマンスを披露する時間となりました。

240915_173309281初めてだけど
とてもくつろげた
日本茶カフェ
 にちげつ

 隣貸室」にて。

まっつは、できるかあと思いつつ
「いや、今やらなければもうやれない」
てなことを密かに思いつつ、
太宰の「走れメロス」1作品を選択。
これねー、まっつな日々の
作品雑感「走れメロス」(2)にも書いたけど、
実に11年ぶりだったんだねー、メロス読み語るの。

いやー、思ったより体力衰えてたわ。
まあその懸念もあったんで、本番前に
当日これないAさんに、一度リハっぽく
観てもらったんだけど、
うん、それももう書いてた。作品雑感(6)
09
と言ってもこれは演出で横になっています(笑)

でもって本番の振り返りは、な、な、な
なんと翌日(釧路)分含めて、1週間後にまとめてたわ。
作品雑感(8)。ご参照あれ。

三人会での「メロス」でも、
立ち上がるのにえらく苦労した覚えはあるのだが
まあそれも臨場感と思ってもらえてたかな(言い訳汗)。

//
当日は、まっつがトップバッター。
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まっつ終了直後の客席写真。何人か退席中だったあ

次がちゃむさん。締めがたいようさんだった。
そういえば、おお、3人とも
ひらがな締めの名前だったああ。

おっと、すみちゃんもだわ。
記録起こすまで、気づいてなかったああ。

ちゃむさん「ボヘミアンラプソディ」ブラボー!
ウクレレ1本ですげえ!!と
最初に聞いたときに(何年前だ)
感動通り越して驚嘆してたけど、
やっぱ今回も体ノリノリで聞いてしまいました。

たいようさんは落語『鰍沢』。
スタンダップ語りだったね。
動くしエアるし、
テキスト持ってるか持ってないかの違いくらいだ、
読み語りとの違いわ。
(なんて乱暴な比較だっ)

自分はあんなに覚えるのムリ!
って後ろ向きな理由だけで
読み語りやってるわけじゃないけど、
総合エンタメになってるのには素直に脱帽。

なんというかまあ、三者三様で
お客様にとっても、
とてもおいしい場であったと思う。
すみさん、ウルトラC(死語?)的な企画をありがとう。

でだ、少し時間があるからと
3人終了後、締めに主催もなんか読むってことになり…
どうするこうするの展開のあげく「文コラ」……
いや、違ったあ。
締めではまずすみさんがひとつ作品読んでたんだった。

でもって、さらに
「文コラどうです?」とオファーいただいて、
すみさんとの文コラ、再び(言葉まつり以来)
が、パフォーマンス締めになったのでした。
「文コラ」=文学コラージュの略。 異なる文学作品を「。」ごとに交互に読みあっていく朗読のゲーム(参照:ざとうくじらの群れ(すみさんブログ))
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記念写真も撮っていただきましたよ。主催を囲む図も(^^;
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これでイベントは締めて後はおいしい時間に。
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いや、おいしいものいろいろ。酒類も豊富で、くつろぎの時間。
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初めて「文コラ」に接したのは
確認したらどうやら2019年10月。
(冒険報告なし)
そのときには申し訳ない
「プロの読み手いらないな」としか
受け止めてなかったみたいなんだけど、
「プロを自負しつつの参画の仕方もあるな」と
5月のときに感じたのであった。

そういう機会を予期せずまた持つことができて
なんだか満足度高い夜だったのでありました(爆)。

さて、もうこの3人がジョイントするなんてことはまずなくて、
最初にまっつがいなくなるんだと思うけど(汗、
そうなる前に実現してよかったよかった。ありがとう。
どちらさまにも、誠にありがと〜ございましたあっ。

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2024.08.06 朗読劇出演@西区

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朗読劇「父と暮せば」
作;井上ひさし
レッドベリースタジオ

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2022年から参加した朗読劇「父と暮せば」。
(参照:前々回報告前回報告

関係者データを先に載せておこう。
出演:<朗読>石橋 玲 ヨミガタリストまっつ
   <音楽>石橋 俊一 たっち 
ドラマドクター:櫛引ちか(我等、敵モドキ / 瓶詰企画)
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出演メンバーは前回と変わらなかったのだけど、
いろいろ変化はやっぱりあり。

まず場所が変わった。レッドベリー
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前回までの黒い空間Loreとうって変わっての白い空間。
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かつ、タッパの高い開放感。

そして全体テイスト。軽い照明もあったのと
プロジェクターによる画像背景を使用。
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参考:リハ時の画像です。

ついでに小屋造作を生かした出入り工夫など、
けっこういろいろ加わった。

それでごちゃごちゃするかっていうとそんなことはなくて
それよりも朗読チームから生まれた今年の方向性、
「もっと日常のゆるさを」みたいなことが、
やってみたら、けっこうしっかり反映できたのだった。
よかったよかった。

ゲスト的にドラマドクターをお願いした
櫛引ちかさんからのアドバイスで、
適確で具体的な修正ができたのも好影響。

第三者目線は、とりわけ違和感の有無を
客観的に伝えてもらえるのがいいよね。
「これでだいじょうぶか」と思ってるとこって
意外にあるもんだし、言語化されることで
対策が具体的になっていくもんね、

直前に他の同作品上演を観てたわけだけど、
(朗読劇ではなく演劇仕立て⇨参照まっつ感想
参考にしたところはあるけど、
そんなに左右されたりはしなかった。

両方観た人いないかなあ。同じ作品でも、
かなりテイストは違っていたはず。
同じことをしようとしているわけじゃないものね。
それぞれにそれぞれの良さ。
そういうのがあるのはうれしいことだよね。

てことで当日ゲネを経て、いよいよ本番。
今年も楽隊でありつつ、照明含む視覚効果担当の
俊さん(石橋俊一)のMCでスタート。

前回はジャンベ演奏を前説に加えていたけど、
今回は、当日朝の広島「2024年平和記念式典」での
広島市長の平和宣言の一部紹介を加え、
「広島」につながる風情も生んでくれてたのでした。

そうして、事務連絡MCも終えると、
場内はとても落ち着いた静けさに溢れ、
俊さんが定位置に戻ったところで、
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たっち(たっち)のファゴットでスタート。

本編入りしてからの実況的報告は省略しますけど、
かなりやろうとしたことが具現できてたように思う。

そんなふうに振り返ってみて思い出したけど、
プロジェクター使用だけでなく、
この回はけっこう
具体的小道具を増やしてもみたんだった。

前年までは、
音響効果の役目もあった「茶碗」と
娘の気持ちの象徴でもある「手紙」、
あとは裏技?の「まんじゅう」くらいだったけど、
この年は、さらに日常を具現化して
「ハンカチ」や「つぼ」なんかも
使ってみたのでした。

ハンカチの扱いには、ちと苦労した覚えがある(笑)

本編はトータル90分超え。
前回前々回は85分前後だったので
視覚効果増やした分、
少し延びたんですかね。

でも、そんなに冗長になった感じでは
なかったんじゃないか。
やってる側としては、
毎回、あっという間なんですわ。

お客様写真は、やっぱりいただかなかったけど、
20名強の皆さんが、玲さん(石橋玲)の締めの挨拶の後、
なんと20秒超の拍手をくださいました。
みなさまありがとうございましたっ。

受付等のサポートをしてくれたもこちゃん(橘 智子さん)含めて
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撤収前のにこやか画像。(オレだけ顔バカでかい(^^;)

この後、しっかり打ち上げましたあ。

//
2025年は、どんな方向に行くかな。これまたお楽しみにっ!

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2024.07.24 読み語りミニライブ@白石区

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祝・岩本珈琲30周年記念
まっつの読み語りミニライブ
岩本珈琲

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さあ、これが2024年度唯一のまっつ主催イベント。
ほぼ2年ぶりでしたね。

とはいえ岩本珈琲さんには、
この回にゲストをお願いした
石橋玲さんのマンスリー4月でも立っていたので、
まあそんなに「初」の緊張感はなかったす。

そうそう。ひとりじゃ心許ないので、
玲さんを巻き込んだ次第でした。
告知で堂々とそう言ってまっつ(^^;)

内容的に、まっつらしさを少しは持とうと、
メイン作品1本2人コラボものだけ設定して
残る時間は全面的に「リクエストタイム」としました。

なので、まずはメイン。
山川方夫「あるドライブ」。
夫婦の会話作品なので、夫役まっつ、妻役玲さん。
地の文は少ないし統一感あったほうがいいと
まっつが通してました。

まあこの作品の、ディスコミュな風情が
しっかり滲み出せてたんじゃないかな。

残り時間は30分ちょいと。
この日は、けっこうリクエストに
慣れた方々が来てくれたので
さくさくと出てきました。

玲さんにもあればいいよなと思ってたところ、
それもちゃんとあったし。

知念実希人『真夜中のマリオネット』よりエピローグ。
20分くらい読んでも、まだ続いててどうしようと
思ってたところ、リクエスターYさんから
「そのへんで」と締めの指示あり。
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続いてSさんから、まずは玲さんに
川上弘美『おめでとう』より
「西暦三千年1月1日のわたしたち」。
小説かと思いきや、読み進められるにつれ
「詩だなあ、これ」と思ったねぇ。
変化いろいろあって、さすがあ!と感じてました。

そしたらSさん、次はまっつに
図書委員の私が選んだ本が、本屋のフェアになっていた件。(三省堂書店関係記事)>
(当日も開催中だったのねー)
というフェアでの無料配布冊子掲載という、
工藤志昇さんの「はじめに」。

いい文章だったわあ。

さらにSさんからまっつに、もひとつ
村上春樹「牛乳」。こんな作品知らんかった。
読み終わって、なんかへええええ
という反応出しちゃいました。
(『はじめての文学』掲載のようですが、
この日は『超短編アンソロジー』より)

さてこのへんでと締めに入りかけたところに
マスターからもリクエストきたーーー!

「ふたりそれぞれで。うちの店に
 かかげているこれを」
って、その画像撮ってなかったあああ。

店内にかかげられている
岩田珈琲さんのキャッチフレーズ
「一杯の珈琲が
 私たちに与えてくれるものは
 なにものにも変え難い
 くつろぎのひと時である。」

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これをリクエストいただいたのでした。
岩田珈琲HPトップにも文面あり)

とても喜んでくださったオーナーも、
そして巻き込まれの玲さんも入ってのお客様写真。
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この後、まじで投げ銭もしてくれて、
みなさま、ありがとうございましたあ。

話は前後するけど、本編前には
オーナーへの個人的なお祝いとして、
白い門のある家」小川未明
を聞いていただきました。

「こんなお祝いは初めてだわ」と
これもとても喜んでいただけてたんです。
そんなことくらいしかできないし。

オーナーたびたびありがとうございまっつ。
31年目もますますの充実を!

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2024.06.29 谷川俊太郎QAほか@中央区

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「谷川俊太郎のQとA」プラス
 @俊カフェ
 まっつ告知

|| これは、2024年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
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2024年は、なんだかんだ
ぼちぼち動いたわけですが、
6月にはちょいと変わった企画を
「まっつ、覚和歌子を読み語る」以来、
1年9ヶ月ぶりのソロプレイとして実施しました。

これ、俊カフェ・奈央さんから
谷川俊太郎さんの「詩とは違った言葉はどう?」
てな具合に発案いただいて実施に至ったもの。

まあそれだけじゃ気がすまなくて
リクエストタイムも確保したけどね。
用意したのは何かというと…
そのへんは「まっつ告知」でご確認ください。

確認してくれた? はい、そんなんです。
「QとA」ってことで、
谷川さんがアンサーサイドに立つものと
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逆に質問者になるものと、その両方から
いくつかセレクトして読んでいくぜ、という企画。

さて、どうやるか。
告知してからもなんだかんだ考えましてね、
全体的に、リクエストコーナーも含め
お客様巻き込み型でいこう
ということになりました。

谷川さんのAにしてもQにしても
詩よりははるかに少ないとはいえ、
何冊かずつあるわけで、
たった一度のイベントで
全部読むなんてムリ。

そんなわけで、谷川さんのアンサーシリーズでは
まっつも、そしてお客様にも、
その回答を考えてもらう時間を設け、
その後に谷川さん回答を読むことして。
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一方、著名人に谷川さんが固定した質問群を投げかける
クエスチョンシリーズでは、
著名人の一覧を用意しておいて
ひとつずつ「質問」を提示してから
「誰の回答が聞きたいか」お客さまに
選んでいただくというスタイルにしたんですね。

このライブ、すぐあからさまにしちゃうけど、
自分にとってはいつも通りの
後半その場リクエスト読み語りコーナー含め
なんかどうも、盛り上がりに欠けたんだよねー。

リクエスト慣れしてる方達が
まったくいらっしゃれなかったことも
大きかったのだけど、
後からお聞きしたら
「普通の朗読会だと思ってきたから」
なんかめんくらってしまったようなんです。

それはしかしなあ、極論すれば
ある意味前代未聞のスタイルにだったから
いたし方ないところと
直後には思ってたのだけど…。

しかし前代未聞だからこそ、もっと丁寧に
どういうことをやるのか、告知段階で
伝える努力をすべきだったんだろう。

どうもいつものライブ同様、
どこか「何が飛び出すかお楽しみに」的な
事前にあからさまにしないスタンスから
自分、抜け出せなかったんだと思う。

こういう初スタイルのものは
言葉を尽くしても結局
全容を事前に伝えるのは困難なくらいなんだから、
出し惜しみなんてしてる場合じゃなかったってことだろう。

今後の糧としよう。

そんなわけでお客様側と、いささか
気持ちの上で離れていた感もありました。
(つまりお客様の頭の上に、しばらく
 ずーーっと大きな「?」が浮かび続けていたのね)

で、まあ、フリーリクエストいただくって段になって
まだ理解可能なスタイルになったと思うけど、
そちらのほうも慣れてない方々ばかりだったから
ここでもうまく噛み合わなかったかもなー。

あー、でもリクエストはねー、
戸惑いながらも、そこそこいただけましたよ。

何をどう残しておいたらいいものか迷ってたけど、
セットリストを残しておこう。

<アンサー>シリーズ
谷川俊太郎質問箱』より5問。
「どうして人間は死ぬの」
「国語算数理科社会に1教科加えるとしたら」
「私は子どもが苦手です」
「これを訊かれたら必ず嘘をつく、という質問」
「宇宙人って本当にいるんですか」
さらに『星空の谷川俊太郎質問箱』からも
5問取り上げました。

この企画、結局自分も
あれこれ考えなくてはならないってことに
やり出して気づいたのですけど(笑)、
そのまっつの答えが空気冷やしてたかも…。

<クエスチョン>シリーズ
谷川俊太郎の33の質問
谷川俊太郎の33の質問 続
こちらが回答者リスト。

そして質問と、とりあげた回答者。
「あいうえおといろはのどちらが好きですか」
・野田秀樹・岸田今日子・大岡信

「前世があるとしたら自分はなんだったと思いますか」
・武満徹

「もしできたら優しさを定義してみてください」
・吉増剛造・和田誠・岸田今日子

「あなたが一番おかしやすそうな罪は」
・高橋源一郎

「好きな笑い話をひとつ披露してくださいませんか」
・岸田今日子・林光

もっとどんどん出てくるんじゃないか
と思ってたんだけど、
著名人であっても、リストがあっても、
後から出た本でも
発刊から40年近く経ってるもんね。

名前を知ってても、どんな人?かって、
お客様たち、あんまり
ピンと来てなかったかも。
そういうのも、反応の弱さに
つながってたかもね。

ここまで辿り着いて開演から1時間15分ほど。
ひと休憩挟めば、そんなに長丁場でもないだろうと
企画段階からの予定通り。
(でもここでお一人お帰りになりました)

//
5分少々の休憩を入れまして、
後半は、フリーリクエストコーナー(その場読み語り)!!

こちらは、お客さまそれぞれ好みの作品を
お寄せいただくわけだから、
前半よりなじみやすいだろうと進めました。

リクエストは、矢継ぎ早とまではいかないけど
しばし間をおいて、そこそこ続きました。

まずは客席Sさんから、まどみちお「どうしていつも」。
(元々は『[まど・みちお詩集』掲載)
こちらをお読みしたところで、奈央さんから注文。

「33の質問」の1冊目の「はじめに」と
「続」の「あとがき」。
本来本編で読む予定だったのに
まっつ、すっとばしてたのでしたあ。

なんとかここでご披露して、
再びリクエストに戻る。

これどっちも本編冒頭で読んでたら
皆さんの本編での反応、もっと良かったのかもなあ。

2つめは、客席Dさんから、工藤直子「ふうせん」。
こちらは『こどものころにみた空は』収蔵作品ですが、
このときは、谷川俊太郎+工藤直子 対談集『ふわふわ』で
見つけてくださったんですね。

本が豊富な場でのリクエストコーナーは
お客様に用意がなくても
なにやかにや出てくるのでいいね。

あ、でも最初のまどみちおさんは、
スマホ検索で出してのリクエストだった。
本がなくても気軽にリクエストできる時代ってことかあ。

続いてそのSさんからは、
ご自作詩のリクエストもいただきました。

改めて奈央さんから、俊太郎さんの「よげん」。
(『夜のミッキーマウス』収蔵)

そんなふうに作品系が続いていましたが、
他のはないかと、ついこっちから誘導しちゃった。

そしたら1件出てきた。
公演チラシの出演者プロフィール部分。
まっつ、存じ上げない女性俳優さんでした。

お客様からはもうひとつ。
Iさんのリクエストで、詩集『手紙』より「宙ぶらりん」。

リクエスト慣れしている方がひとりでもいれば、
もっとサクサク出てきたんでしょうけど、
まあそこそこやれた感にもなったので、
これでお客様からは打ち止めとなりました。

でももう少し時間あったので、
奈央さんから谷川さんの「あなたはそこに」も
いただきました。
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これ、帯の紹介文から読みました。
なので表紙画像も載せておきます。

絵だけのページもあるので、
じっくりゆっくり読み進めていましたねえ。
そのせいか、これがこの日1番の
拍手だったかもしれない

--
とまあ、なんか反省報告みたいになりましたけど、
いや改めて考えると、かなり斬新なことをやったんだと思う。
なにしろ、どういうことをやったかの説明自体が
なかなかうまくまとまらなかったもの。

「次」はないだろうけど、
もしやるのなら、そのへんをね、
うまく踏まえて告知しとくべきだなあ。
貴重な体験していただいたお客さまには
ひたすら感謝感謝であります。
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//
その後、俊カフェさんでは、
ゲリラライブさせてもらったりしてましたが、
そんな折りの24年11月に
谷川俊太郎さんの訃報を知ることになったのでした。

ここで改めて、ご冥福をお祈りします。

もっとも、まっつがそんなことしなくても、
きっと、
天界でのびのび、さらにコトバと
戯れていらっしゃるんだろうなあ。

さて、まっつの次の俊カフェ登場は、こちら。
町田すみさんの「朗読ワークショップ」に
講師としてお招きいただきました。

25年3月の第二木曜日ですから、
3月13日。18時から45分間の短時間ですが、
何をどうできるかは、最善を尽くすつもりですけど、
ご参加者次第の、かなり
フレキシブルな対応になると思います。

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2024上半期 まっつ配信活動@ネット

Photo_20250219111001|| 2024年上半期のネット活動報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品のリンクは、青空文庫データです。

参照:ネット配信2021年上半期2022下半期2023上半期2023下半期

あら、2024年も上半期はそこそこやってたね。
ツイキャスが計7回。前年より若干減程度でした。

今気づいたけど、ツイキャスは
ほぼ予告してないからだろうな、
ほとんど事後にも日々報告してないや。

実施7回の内訳は
「青空そっと」2回・「青空もっと」1回
「歌詞そっと」2回・「ラジオ」1回
「セレクション」1回。

「青空そっと」登場作品は、
3/17 寺田寅彦のエッセイ室生犀星の童話
4/25 久生十蘭のエッセイ
それぞれの冒頭から途中まででした。

たった1回の「青空もっと」では、
1/04 「海城発電」泉鏡花を
全体の4割くらいまで読んだんだった。

そうか、こういうの続きクリアもしたいなあ。
合わせてそこまでを同時公開すれば、
全部やり直す必要ないじゃん。
(セレクションの「憲法」だって同様じゃん)
そういうことができるのが、ネットのいいとこなのかも。
(いまになって気づいてるとはナサケナイ(爆))

そして「歌詞そっと」では
3/06 読んだ4曲ともコードありで一時公開。
4/06 この日も4曲だったけど、
コード判明が1曲だけだったので非公開に終わったね。

そして「セレクション」は憲法記念日5/03実施で、
すっかり放置気味になっていた「日本国憲法」を
2021年(57条まで)を引き継いだ形で読んだのでした。
切りいいところまで戻って
第4章(41条から)と第5章(82条)を読んでお時間でした。
続きは本年(2025年)。

過去分同時公開するなら、かえってあれだね
「切りいいとこまでもどった」分が、
邪魔くさくなるかもね。失礼。

参考:
青空をそっと…聞いてくれ 記録簿
(当日のツイッタートレンド語検索等で該当した青空文庫収蔵作品読み語り)
この歌詞(うた)をそっと…聞いてくれ 記録簿
(当日のツイッタートレンド語検索で該当した歌詞読み語り)
青空を、もっと聴いてくれ 記録簿
(事前リクエスト等による青空文庫収蔵作品読み語り)
ツイキャスその他記録簿
(「まっつセレクション」ほか)

それぞれの最新分だけ公開しとこうと思ったら、
あわわ、放置してたの多くて
けっこう「夢の島」送りされてるわ。

1月4日「青空を、もっと聴いてくれ。13
3月6日「この歌詞をそっと…聞いてくれ25
5月3日「まっつセレクション07
を公開中に戻しておきます(この報告公開日現在)。
(基本的にそれぞれ次プログラム配信時に公開終了予定)

そしてYouTubeなどその他のネット活動は
ライブ的には特にしてなかったわ。
唯一、1本だけ作品リリースしてたのね。
それもすっかり忘れてたあ。
白昼夢」(YouTube

*-*
投げ銭いつでも大歓迎。
投げ銭方法1(ofuse)案内をご参照あれ。

*+*

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2024.05.05 俊カフェ言葉まつり@中央区

240505kotoba_matsuri_m2024.05.05
俊カフェ言葉まつり
俊カフェ
|| これは、2024年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品・書籍に付けているリンクは、
|| Amazonまたは青空文庫のデータです。

俊カフェさん主導の「言葉まつり」、
2405051101869
2回目でした。

まっつは前回だけで終わりなのは
もったいないと思って
再び「辞書」読みにしました。
そうです「言葉の旅、新明解に乗っていこう」(笑)。

//
でもその前に、コラボ参加もやったんだったわ。
町田すみさんに誘われての「文コラ」。
まずはすみちゃんと、ちょっとロングに15分展開。

始めるときは作品作者を伏せておいて、
一文ずつ交互に読んでいくというスタイル。
お互い相手のもってきたものを知らずに合わせるのだけど
ときどき不思議に融合する(爆)。
あるいは融合させたくなる(笑)。

Kawata_unknown02この対戦?では、
まっつ選択の作品が
けっこう長めな文が多かったなあ。
あんまり「。」を付けない
作家だったんだよね。

それでも40超往復くらいやってたみたい。
郵便系のことが交錯したりして
ちょいと化学反応した感じあったなあ。

夏目漱石「こころ」vs.山本周五郎「山女魚」でした。

まだ時間あるってことで、会場から参加者急遽募集。
出番の終わってた石橋玲さんが名乗りあげ、
まっつと対戦(?)てことになった。
すみちゃん、大喜び。

ただし時間は短め設定とのことで、2分。
Kawata_unknown03今度の選択では、
まっつ、短い文の連続。
先行まっつが「駈込み訴え」、
後行の玲さんは「黄金風景」という
なんとまあ太宰かぶりだったのでした。

これは10ターンくらいで終わったんだけど、
文字数落差も大きくて、ずいぶん場内沸いてたな。
今回改めてチェックしたら、玲さん約750文字に対して
まっつは約70文字しか読んでなかったさ!!

--
さて、ここで休憩が入って、
明けてすぐにまっつ出番。
「言葉の旅、新明解に乗っていこう」
この日も『新明解国語辞典第八版』を使用しました。

スタートは「誕生日」。
これはその場でお客様からいただいた。
読み方リクエストは「こどもっぽく(5歳くらい)」
「誕生日」では掲載なくて
「誕生」で始めたんだけどね。

そこから始めて、全部で13単語。
しっかりチェーンしました。
Seibo_zig_nifcjpgmediumZare_4qikpabujpgmedium
最後は「身内」でした。
いやー、けっこうあちこち行った感ありました。

読み方のほうは、そんなに複雑な設定ものはなく
だいたい属性か感情、どちらかの指定でした。
これね、両方組み合わせると、
バリエーションめちゃ広がるんだよね。

というか、そうなるとこっちは
追い詰められるってことだけどね(爆)。

てな具合に、2度も出番いただきまして
なかなか楽しい時間にできたんじゃないかな。
ほかの方々のあれこれも堪能したし。
2405051428998
お客様・参加者合わせたら、こんなにいっぱいいらしたのね。

2405052010194そんなわけで、
打ち上げ的なとこまで
久々に行ってしもうたので
ありまっつ。
(みなさま、付き合わせていただき
 ありがとうございました)

//
さてさて、次があるとしたら、さすがに
同じ流れだけだとマンネリっぽく感じられてしまいそう。
なんか企画対策考えなくては。
(て、参加意欲すでに満々(笑))

2025年の開催は、これから決まるみたいです。
冒険報告もだいぶ「今」に近づいてきた実感、急にきたあ(笑)。

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2024.04.09 朗読ライブゲスト出演@白石区

2404091715126Rei_iwamoto39m2024.04.09
石橋玲さんの
マンスリー朗読ライブVol.39
「ミステリーな夜」
岩本珈琲

|| これは、2024年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫の作品データです。

玲さんの「マンスリーライブ」には、
2年ぶり2回目のゲスト出演でしたね。
前回模様⇨2022年4月12日冒険報告

そのときVol.15だったのが、
この回はもうVol.39。
おお、まる2年、コロナ余波もあったろうに
しっかり毎月積み重ねてたんですねー。
(その後も続けていらっしゃいます)

そんな流れの中でのこの回は
「ミステリーな夜」ということで、
メイン作品に江戸川乱歩「断崖」という、
2人のやりとりが活きる作品をセレクト。
(というか「断崖やりませんかあ」みたいに誘われて
 「待ってました」と飛びついたんだったな、確か)

玲さんとは2022年4月12日以後、
3年間、毎年8月6日に朗読2人劇をご一緒したり、
だんだんご縁を深めてきてもおります。

//
話が脇道に逸れそうなので、ともかくこの日の報告を先に。
まずは玲さんが江戸川乱歩「」でゾクゾクさせて
次にまっつ選択、夢野久作「ビルディング」をお届け。
これはどことなく亜空間的な様相も見せる作品。

乱歩しばりで応じようかとも思ったのだけど、
なかなかないんだわ、乱歩、短い作品。
てことで、夢野久作を選択したのでありました。

「指」はなんだかんだやっぱりコワイよねえ。
で、「ビルディング」のほうはというと、
始める前「そんなにコワクないですよ」
って言ってたんだけど、自分。
本番で読んだら、思ったよりコワかったですね。

ああ、お客様の前で読むときって、より深めに
想像力を働かせてるからなんだろーなー。

そしてメインコラボ作品「断崖」。
これは上の短編らとは、また異なるコワサの作品。
ここでくどくど説明するより、
みなさん、文章で読んでみて比べてみてください。
(上記ご紹介のところで青空文庫にリンクしています)

そもそもは玲さんがマスターに
「こわい作品」を届けたくての企画だったみたいで
2404092039307
マスターもこんなふうに喜んでくれたのでしたっ。

お客様写真もいただきましたよー。
2404092013621
みなさーん、よい反応をいまさらですがありがとーー。

あら、読み語り系ライブのお客様写真って
9ヶ月ぶりだったんだ。朗読劇系では撮ってないし。
//
さて2025年になったばかりでありますが、
先行告知をここにもしておこう。
*+-=
朗読史劇『日本史はらぺ考」
日時;2025年4月12日(土)・13日(日)
場所:シアターZOO
参照:まっつ告知
主催・予約販売:ヴォイスコラージュ・プロジェクト
※4月13日(日)17時の回は有料ライブ配信もあり。
☆玲さんとの共演でもありますが、
 「ヨミガタリストまっつ」をチェック!!よろしくっ。
=-+*

その前、今年2025年のまっつ初お目見えは
1/12日「十人十色/夢十夜」ちょいと出演ですっ。
まっつ告知

今年はこつこつみなさんと会っていくぞー!
本年もよろしくっ。

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2024.03.22「読み語りワークショップ」@千歳市

2024.03.22
2403221129838さっぽろ青少年女性活動協会 千歳事業所
児童指導員研修
「伝えることを楽しもう!
表現ワークショップ」@北ガス文化ホール

|| これは2024年3月の報告です。
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|| 作品に付けているリンクは、Amazonのデータです。

久々の「読み語りワークショップ」。
かつて中島児童会館で(参照:2016年記録)、
一般向けにやっていたプログラムでほぼ臨む。

だけど児童指導員さんたちは、
子供たちに語りかけることについては、むしろプロ。

どう臨むのがいいか、あれこれ検討したけど、
実施項目にはきっとなじみがないだろうから、
やっていく中で、拾えることの違いに
敏感に対応しようという心づもりでした。

実際の流れををざっくり示すと
「あいさつゲーム」で始め、
次に2組対抗戦にして「順番に並べ」。
さらに半分ずつ4組にして4-5名チームで
「拍手送り」と「おはなし3ショット」。

この「おはなし3ショット」では、指導員さんたちさすが!
というトピックがありました。

おそらくまっつが各所でやってきた
「おはなし3ショット」で初の作品が登場したのです。
みなさん、童話や昔話に精通しているからこそでしょう。
まさか「つるの恩返し」が「3ショット」で見られるとは。
それもすごく的確な表現で、新鮮かつ感動でした。

残る3組ももちろん的確表現。
「見せる」ことに敏感だからこそですね、さすがです。

ここでひとまず休憩。
その間にざっくばらんに
チームの中でそれぞれが持ち寄った絵本を
紹介しあってもらいました。

再開して絵本タイムの準備をしていただき、
最後は各チームごとの絵本披露。
いやいや、まっつがお教えすることないくらい
みなさんしっかり届けてくれます。

ちょっと特殊な条件をつけて
実施してもらってるのですけど、
より聞いてもらうことを能動的に求める姿勢を
意識していただければという狙いでありました。

総じて、いろんな形のコミュニケーションに
ふれていただいたつもり。

あ、そうでした。
読ませるばっかりでも申し訳ないので
みなさんお持ちの絵本からリクエストいただき
3点お読みしたのでした。
ちょいと時間オーバーしてしまったけど。

みなさんの写真と、お読みした絵本たち。
2403221421065
2403221422734

あらそしてその後に質問いただいてました。
「3冊は初見ですか」「そうです」
自信満々に言ってたけど、後でチェックしたら
 「ちょっとだけ」は10年前にリクエストで読んでました。
 でも後の「きみはしっている」と
 「シニガミさん」は、ちゃんと(笑)初見でした

質「(初見の場合の)役作りは簡単ですか
ご自身の取り組みも踏まえてでしょう、
実践的観点からの質問でした。

ま「簡単というか、絵も読んでいるという感じです。
  大きな間違いすることもあるけど
  それも一緒に楽しみましょうというスタンスです

少しでもみなさんの活動のお役に立てたならうれしいです。
そしてとりわけ、いろいろご準備くださった
2403221435099
運営メンバーの方々、ありがとうございました。

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2023下半期 まっつ配信活動@ネット

12_20241006145401|| これは、2023年下半期の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けたリンクは、青空文庫のデータです。

参照:ネット配信2021年上半期2022下半期2023上半期

あら、2023年も上半期は9回やってたのに、
下半期はツイキャスたった2回でした。

まあネットから隔絶された時期もありましたからね、
いたしかたない。

2回と言ってもそのうち1回は
ひたすらラジオスタイルだったので
読み語り配信は、10月転院合間にワタワタっと挑んだ
1回だけだったんだなあ…(遠い目)。
リクエストいただいた夢野久作「瓶詰地獄」でした。

参考:
青空をそっと…聞いてくれ 記録簿
(その日のツイッタートレンド語検索等で該当した青空文庫収蔵作品読み語り)
この歌詞(うた)をそっと…聞いてくれ 記録簿
(その日のツイッタートレンド語検索で該当した歌詞読み語り)
青空を、もっと聴いてくれ 記録簿
(事前リクエストによる青空文庫収蔵作品読み語り)
ツイキャスその他記録簿
(「まっつセレクション」ほか)

せっかくなので、これを機に
2024年いっぱいまで再公開しておこうかな。
「瓶詰地獄」まっつツイキャス「青空もっと12」231008

*-*

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*-+*-+*

//
2024年も同様、上半期はそこそこやってて
下半期は現段階で1回きり。
しかも公開できてない時だけだ。
その報告はまた後日。

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