2024.2.25 「久蔵と十郎」@北広島市

北広島市芸術文化ホール開館25周年記念事業
寒地稲作成功150周年記念連携事業
創作劇「久蔵と十郎 ~鍬を振るう侍~」
20231215_910flyer
作・演出:任 泰峰
2024年2月25日(日)開場13時半/開演14時
 @北広島市芸術文化ホール(主催)

|| これは、2024年2月の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

これは…なんとご紹介したらいいんだろう。
市民劇ではあるんだよね、
オーディションで市民参加を募ってたのだし。

まあ「北広島市芸術文化ホール
開館25周年記念事業」ということなので、
特に「市民劇」は名乗ってないのでしたね。

しかしねー、けっこう比重あったのが
久蔵役のまっつ(松本 直人)と
十郎役のげんちゃん(温水 元)との
がっぷり四つ芝居。
2402152043960
こんな殺陣シーンなんかもあったりして。

そして「がっぷり四つ」と言いつつ、
これ、久蔵の回想シーンがまた多くて
そのセリフ量が半端なかった。

「市民劇」だったら、こんな配分は許されないよねえ。

舞台装置は段差があるだけの素舞台。
大道具なし、小道具もほぼすべてエア。
そんな抽象的な舞台ながら、
いろんなものが見えてきたと
すごくすごく評判良かったのだ。

ホール稽古での、素舞台状態と設営状態の比較。
2402132038428232402151927704
こんなシーンもありました。

でもね、まっつは当日午前のリハ時でさえ
まだひっかかるセリフがけっこうあったりして
我ながらかなりハラハラしての本番入りでした。

しかもいぢわるなことに、素舞台なだけでなく
出番ではないときも、舞台脇の椅子席に待機するシステム。
いやいや、お客様から隠れることがいっときもない。

それは他の役者たちも同様だったのだけど、
本番途中で台本確認も一切できないんだもんね。
(いや、台本開いてたんだったかな?もう忘れてる)
2402081999_1mei
上記は本番2週間前あたりの舞台稽古。
みんな脇ではしっかり台本見てる。

そんなわけで、セリフ多いプレッシャーは
なかなかのもんだったんだと思う、きっと。
(もはや他人事…(笑))

ところが本番、奇跡的にひとつもひっかからずに
(2-3箇所間違ったり飛んだりしたかもだけど)
最後までたどり着いたんですよね。
これは、もう自分で自分をほめちゃいましたというか
信じられないと思ってました(爆)。

もし「またできるか」って聞かれたら
「無理」と答えると思う。
奇跡というべき1ステージでした。

そうなんです。この芝居、これだけタフに
セリフ入れなきゃならなかったのに
たった1ステでお披楽喜。

ご覧いただいた皆さまの心に、いつまでも
残ってくだされば役者冥利に尽きます。

とか言いながら、実はねー、
久蔵は確かに主人公なんだろうけど
特に終盤には、久蔵より妻・トサのほうが
2402131930183右端がトサ
主役っていう作りになってたようにも思えるのだ。

ああそのへんは任マジックだなあ。
(「任」=作演出の任泰峰)

この中山久蔵(Wikiデータ)という人物を演じるのは
2作品め。1つめも任さんの作・演出による
「北へ」でした。
そのときはトサさんなんて
まったく話題にも出てこなかったのに
今回のこの展開は、同じ人生ながら
まったく違うことを残したように思う。

わっ、探索してみたら「北へ」初演は
2005年だったわ。(「北へ」初演報告
ほぼ20年も経ってのかあ、改めて感慨無量…。

さて「久蔵と十郎」。
これ座組内では「九と十」って言ってました。
(まっつが言い出したんだけどね(爆))
なんか載せられる画像あったかなあ。

振り返りながら、ほかの画像も載せていこう。
お話を最初にいただいたのは、2022年末。

途中経過はいろいろお聞きしてましたが、
自分の稽古始めは23年11月か。え、3ヶ月の期間で
作り上げたのかっ。すごいな。ああ、それは俺だけか。
オーディション組の人たちは、もっと前から動き出してたか。

ん、でもオーディション自体が10月中旬だったんだ。
そこまで遡っても、4ヶ月ちょっと。
いやいや、もっと長いこと関わってたような気がしてた。
すごいな、それも。

2312052014326稽古初期の模様
まっつが稽古参加したての頃の様子。旧年中だ。

まだコロナの影響が残る頃だったのに、
しっかり予定通りの日程で
本番にたどり着いたのでした。

そして終わったあと、座組のみんながみんな、
おっきな声で「楽しかった」と言ってた現場でした。
2402251716_5mei
本番前、キャスト円陣(たぶん手は全員11人分写ってる)

24022019373452024221199_2mei
これがほぼ本番状態の舞台上。モニターが
場面ごとに行き来する日時なども明示するシステム。

それと同様、みんなが言ってたのが
劇場スタッフのみなさんに
何から何まで用意してもらって
演技に専念していられたことの贅沢さ。
2402081835659
(こんな風に、我々に手をかけさせず毎度の舞台稽古で設営してくれたり)
2402211835061_20241130141601
(サイドケータリングも常に充実していたり)
こんな恵まれた場は、めったにないもんだよねー。
ほんとうにありがとうございました。

もちろんたった1ステの舞台を目撃してくださった方々にも
大々々々感謝! ありがとうございましたっ。。

こちらは、終了後集合写真。かなりいい顔してるわ。
Dsc_2325

スタッフのお歴々画像もどうぞ、といっても
撮れたのは公演スタッフくらいで、
24022512418642402251242770
劇場スタッフの方々は、上の設営状態しか撮れずm(_ _)m。

まっつ衣装姿ショットも。顔と足元は違うけど(笑)。
2402081905904Dsc_2314

2402261646449そうそう、本番後には、
こんなステキなお土産も
いただいたのでした。

久蔵さんっ、いつか
きっとまた
お会いしましょう。

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2017.01.04,07《「夢十夜」Nights 第三期》5-6回@北広島市,恵庭市

2017.01
2016年度・冬《第三期「夢十夜」Nights》5-6
1608021026189401.04- Fifth Night
北広島市@ブックカフェ風味絶佳
(店舗はお閉めのようですが、
 積極的に良本紹介などされています)
201701071218222301.07- Sixth Night
恵庭市@フレスポ恵み野内
    まちスポ恵み野

|| これは2017年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

はい。ようやく2017年に達しました。m(_ _)m

夏目漱石「夢十夜」を読む夜。

2012年度・冬「夢十夜Nights」
2014年度・冬《第二期「夢十夜 Nights」》
2016年度・冬《第三期「夢十夜 Nights」》
とすでに終了しているうちの、
最終第三期全10回中の5-6回のまとめ報告です。

これまでの報告は「夢十夜Nights」で確認できます。

--
2017.01.04水【Fifth Night】風味絶佳
(参考:この回の告知)。

読み手より少ない貴重な聞き手のうち
2名様(1名はスタッフ)が、
途中でお帰りとのことで、
とにかくお聞きいただくこと優先とし、
読み手紹介はお帰りの後、第三夜を終えてからにしたね。

読み手参加者(写真の順不同)
第一夜・青木 春重さん
第三夜・石山 よう子さん
第五夜・メイミーさん(当日決定)
第六夜・西野 紀美子さん
第八夜・TAKAさん
17010416352221
なんだか赤が目立ってたんだなあ。

そうそう、小林家の次にデコユーキ二人展「夢十夜」も実施。
3カ所目、最後の巡回地でしたね。
みんなの後に展示があるよ。
おひとりは、手に持ってるし(^^;

17010418562222そんでもって
お客様写真では
読み手が
聞き手を
上回ったああ。
(オーナーにも入ってもらったから、純粋な聞き手は……)

ちなみにこの日のまっつは、風邪模様。
トークだけでなく、読んでる最中にも1回咳してしまった。

--
2017.01.07土【Sixth Night】まちスポ恵み野
(参考:この回の告知)。

2017010714032224Ms.Iさんデザインの
瀟洒なディスプレイで
なんだか夢の世界。
こんな雰囲気ある
セットでの実施となりました。

//講座
本番に先行して、別途ワークショップというか講座を実施。

初心者ワークショップのスタイルで始めて
エンジョイ的なことをやり、
後半はもうチャレンジスタイル
という特別パターン。

この日の読み手の参加もあり、
その3名は本編で読む「夢十夜」で
チャレンジしてくれました。

しまったあ。受講生集合写真撮ってないやん。

//本編
本編は、小林家に続いてMr.Iさんご協力の
高性能スピーカー設置で、マイクあり。
あ、講座でも使わせてもらってたわ。

Kazukosanfbこの日まっつは、
第二夜をマイク使いに
したのでした。
撮ってくれた人いたあ。

読み手参加者(写真の順不同)
第一夜 石橋 玲さん(俳優・朗読家・シンガーソングライター)ゲスト
第三夜 キャサリンさん
第四夜 デコさん(アーティスト)
第六夜 いずみ のりひろさん
第七夜 ななさん
第八夜 辻村 大輔さん

他の回は、早めに集まってもらって進行説明の上、
余裕をもって読み手集合写真を撮っていたのですが、
この回に限って、先に講座を開催していたためか
読み手写真は開場直前ギリギリに。

そしたら御一名様が集まれず
(「どこ行ったあ」としばらく探した。庄太郎かっ(笑))、
2017010716562228開演5分前に撮って
卒業アルバム
欠席みたいな
ことに(笑)。

男性率が最も高い回となってたんだったわ。

2017010718562229思ったよりも
あちこちから
たくさんの
お客さまに
きていただけた。

まっつは読み中の咳こそなかったけど、
講座のときから前回よりも、目立って鼻声でしたわ_| ̄|○。

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2016.08. 乱入?読み語りシリーズ@北広島市

160717124118642016.08.02
【風味絶佳で、
 まっつもやってみよう01】
「本のチカラをなめんなよ」
登場本の一部をリクエスト対応。
2016.08.04
【風味絶佳で、まっつもやってみよう02】
「なつやすみの手作りお味噌」
参加者それぞれが仕込んだお味噌に、
リクエスト作品を読み語り。
風味絶佳(FBページ)

|| これは、2016年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

興味深い書籍が並ぶ北広島市の「風味絶佳」。
(註・2020年11月現在、店舗は「休眠中」。
ブックコーディネートチームとして
動いてらっしゃるようです。
上記FBページでは続々とお薦め本を
紹介してますよ、すごいなあ)

この16年8月の2日間おじゃまして。
なかなかふだんやれないことを
やらせていただきました。

まずはの8月2日は
HS(株) 斉藤和則さんによる
本の紹介イベントにお邪魔した。
参加者それぞれに、コンスタントにお薦め本を紹介するという
ちゃんと説明するにはけっこうムズいイベント。
(註・ご当人のブログで、おそらく同根と思われるイベントを
告知しています。ご参照ください。
「売れる本より「売れちゃう本」を!」)

「出番がなくてもいいんで、同席させてください」
てな感じでいさせてもらったんだったと思う。

まずは前回も参加したかたが
そのとき薦められて読んできた本のレビューから。
ここで3行くらいリクエストもらって読んだ。20秒ちょっと。
スゴ編。』より。
16080212161895

その上で、その参加者にこれまで薦めてきた本を
改めて紹介してくれたりして、
そうした話題を起点に、いろんなところに
他の参加者も巻き込んで話題が広がっていく感じ。
あ、ステキなイベントだわ。

次の方からの
死ぬ前に後悔しない読書術』より「はじめに」。
これ6分くらい。
16080212161896イベント中の出番はそのくらい。

(そっか、本はコミュニケーションツールでもあるんだな。
ああ、読み語りがそういうツールになるには
どうしたらいいんだろう。
って、ずっと考えてきた気がする。
↑このカッコ内は2020年11月のつぶやき)

おっと、でもイベント本編終了後にも
アフタートーク的な時間があって
そこでもリクエストもらったのでした。

お店オーナーから
食器と食パンとペン わたしの好きな短歌
16080215181899から、短歌いくつか。
そして、斎藤先生押しで
魂が震える話』より「かえってくるな」。
あ、これ写真なかったあああ。

そして、イベント完全終了後には
オーナーからタイマンリクエストで『かないくん』。
16080215181898 1対1って久しぶりだったけど、
作品に引っ張られたんだな、すごく時間使って読んだわ。

店内には軽快なジャズが流れてたけど、
まったく邪魔な感じはしなかった。

//
さてさて、その2日後、8月4日。
またまた風味絶佳で
これまた初体験な読み語りを
させていただいたのでありました。

菜菜倶楽部 主宰の阿部由美子さんによる
(参照:阿部由美子さんFBページ)
「風味絶佳でやってみよう109 手作りお味噌」
というイベントにお邪魔。

見学という立場で同席お手伝いさせていただいた上で
お味噌に読み語るという企画。

なんのこっちゃ、でしょ?
参加者それぞれが仕込んだお味噌に
「立派に熟成するんだよ」の気持ちを込めて
仕込んだ人の選んだ文章を
お味噌になるはずのネタに読んで聞かせるという
誰が考えたのやら、
まるで「牛にモーツァルト」のような効果が
…あったらいいな。企画であります。

オーナーの発案ですわよ。
そういう発想がおもしろいよね。
もちろんリクエストくれた参加者も
聴いてくれてるんだけど(笑)。

参加の3味噌に読んでみました。
それぞれ一部抜粋でしたけど。

おはなし だいどころ』より。
新しい道徳』より。
ともだちは緑のにおい』より。
1608041208190416080412361908 みなさんそれぞれ、選択が小粋です。
北野 武が道徳の本を出してるなんて、
このときまで全然知りませんでしたね。へえー。

16080412081905ん。録音記録は
ないけど、
この写真も残ってた。
読んだんだ、きっと。
すっかり忘れてた。

ああ熟成したお味噌たちが、どうなったのかってことは
特に確認してないっす。
というか、こんな「読み聞かせ」をしたこと
少しでも思い出しながら食べてくれてたら
うれしいなあ。

1608041255abesan_satsiei阿部先生が
撮ってくれた
お味噌と本と
仕込み参加者と
読み語り乱入者(笑)。

//
さて、この「風味絶佳」連続の
「まっつもやってみよう」シリーズ。
その前に、「突然、風味絶佳」ってな感じで
普通の営業中にお邪魔して
その場でリクエストもらう、なんていう
流しの読み語り屋さんもやったんでした。
この年の7月17日。

そのときは。絵本を一冊リクエストいただいたのでした。
おなら」。

160717131018661607171300haruchi_satsueiお客様と
記念写真。
撮って
もらった
読みまっつも。

たった3度の機会でしたが、
いろんな経験させていただきました。
風味絶佳、亜美さん。ありがとうございました。
それぞれの日にお付き合いいただいた方々も
どうもありがとうございました。
またいつの日かっ!

いやー、それにしても、ホンっとに
本っていろいろあるもんだよなー。

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2016.07.02 きりがたりシアター@北広島市

2016.07.02
「きりがたりシアター」
@北広島市某所

|| これは、2016年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

(→きりがたりシアター・ここまでの記録)

この年、2件めのお呼ばれ公演。

あ、でもクローズド公演だったので
簡単にご報告。

「3びきのこぶた」
「いちねんせい」
「楽器紹介」
「童謡メドレー」
「おむすびころりん」
ほぼ直前のこぐま座公演と
同様のプログラムでした。

そうでした。終わって1時間で撤収という
慌ただしさだったので終了後の写真がなーい。

セッティング中の模様だけ載せておきます。
16070212281846

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2013.09.22 四季の読み語り22@北広島市

13092212436651130922124466522013.09.22
「四季の読み語り17
 *9月-わかれ」
@自宅カフェ
『猫のしっぽ』

|| これはまだ、2013年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

冒険猫のしっぽ記録

おーーっと、そしてどうやら
この日が
猫さんでの「四季の読み語り」
いまんとこのラスト回でしたねえ。

13092212516654別にこの日が最後
って決めてやったわけじゃないので
ごくいつも通りの感じで
やってましたよね。
まずは、軽食というよりしっかりランチ。

「恋愛シリーズ」の最後的テーマ、
『別れ』で締めた・なんて
まあ、よくできてます。
って締めたわけじゃないですけどね。
いろいろ状況は動くからねえ。

まっつが自分セレクトで持ってったのは
太宰治「きりぎりす」。
いきなり50分ちょいのお話でしたが
しっかり聴いていただけた模様。

思い起こせばこの作品、
読み語りソロ活動始めて間もない
2003年8月に、リクエストで読んでるんすね。
確か、初の10分以上の長さの
作品リクエストだったんだと思う。

でーも、読み語るのはそれ以来。
新鮮新鮮新鮮になってましたね。

イベントとしては
前向きな「別れ」というリリースになったので
良かったんじゃないかなと
そういうとこ、オレ考えてたのか(爆)。

13092214296658まあ1作品で
50分ですから
もう、すぐ次は
「おかしなおはなし17」。
この日は「サツマイモ」。
なんと、珍しく前日に書き上げたそうでーす(笑)。

13092214246656サツマイモって、
けっこういいんだ。
録音確認した
2017年のまっつが
なんか改めてそう思ったりして(爆)。

まあまあ、スイーツプレートを
しっかり楽しみまして、
その後は15時近くになってから
さあ、リクエストウエルカムですよー。

まずは
オーナーのままから
13092215516660銀色夏生
夕方らせん
より「Kの報告」。

わかれ…られないって、お話だったんじゃん!
ある意味、こわかったああ。

お次は、はるっちさん。
「大分前に買ったけど、ずっと読んでなかった絵本」
てことで
「長いから途中まででいいから」
てなことでスタート。

13092215516659
槙 佐知子
シャエの王女」。

ほう、今昔物語をを元にした創作なんですねえ。
なんて読んでるうち、もっと早めに
ブレーク入れようと思ってたのが
結局14分近く、全体の4割くらいをやったとこで
「続きお聴きになりたいですか?」

リクエストした当人は
「わたしはこれで先を読む気になったんで、ここでやめてもいいです」。
いやー、回りはしかしすっかり続きをお聴きになる空気。
ということで、続けました。

結局、その後25分近くかかったけど。
皆さんしっかりお聴きくださいましたよ。

いやーでもこれ、夫である大臣の
あまりに立派で泣けてくるくらいの対応とか、
今昔物語でも、ここまで書いてたのかねえ。
なんて、2017年に改めて思ったりしてる。

ちなみにリクエスターは
この15年(!)ほど前に
「ひだまり」の青田さんから
→関連ページ(ちいさなえほんやひだまりプロジェクト
お薦め絵本てことで購入したそう。

いや、いいお話でした。ホント。

13092215576661続いて北村さんから
二条千河さんの詩集
『宇宙リンゴのID』より「瘡蓋」。

二条千河さんと言えば
詩のボクシングで何度かご一緒した方。
この詩集は自費出版とのことでしたが
ご本人サイトの記載にリンクしときます。
二条河原SQUQRE内関連ページ

あー、もっと身体的な感覚から来るものだろうに
まっつのこの時の読みは、なんか
言葉のうわべをなぞって
高踏的な風情になっちゃってたかなあ。
違うなあ、などと今頃思ってたりして(爆)。

そして最後のリクエスト。
再び『夕方らせん』より「電車を待っていた人」。
これはなんかステキなお話だった。

13092216296662お客様写真
ございますよ。
あらま
これだけ
だったのね。

//
そしてえーと、この第17回の後は、
諸事情で次回が決まらないまま
今に至っておりますので、
ひとまずこの回が、現段階の最終回。

「四季の読み語り」。
それにしても、ゆったりした時間の中で
実にさまざまなリクエストを
いただく場でありました。

そしてもちろん、美味なスイーツを
楽しみまくる場でもあったのでした。
もうこの日から3年半以上経ってますけど、
「猫のしっぽ」さんはしっかり営業中。
ブログじゃなくて
FaceBookで、
おいしい写真(と、ワンちゃんたち)が
いろいろ見れますよ。
自宅カフェ『猫のしっぽ』

最近は、なかなか行けない。
けど、あーたまには
猫さんのスイーツいただきたいのぉ(^^;

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2013.07.21 四季の読み語り16@北広島市

2013.07.21
「四季の読み語り16
 *7月-いたみ」
@自宅カフェ
『猫のしっぽ』

|| これは、2013年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
んー、3年超え落ちが、
なかなか解消できないよおお。
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

「四季の読み語り」。
猫のしっぽさんのスイーツとのコラボ企画。
(これまでの冒険報告記録)

その第16回目は、
まだ「恋愛」テーマで続けてたんだけど
「いたみ」。
あえてひらがなにしちゃいましょうって
それ、もう「恋愛」どうでもいいのでは?(爆)。

そんなわけでまっつセレクトは
「恋愛」色は・・ないね的作品。
この年、著作権保護期間から明けた
小川未明作品から2つ選択したんですね。

そうそう、それぞれ
そんなにメジャーな
作品じゃなかったので、
まずは作者を伏せて
読了したのでありました。

最初は「夕焼け物語」。
ちょっと話の内容に対して
ゆっくり読み過ぎたかも。

そしてもうひとつは「月と海豹」。
こちらは母親の子への愛のお話なので
テーマにも合致してましたけど、
これも緩急、もう少しあったほうが良かったかなあ。

いずれも16分前後の作品。
未明作品は、もう少し親しんでいきたいけど
なかなか機会がありませんね。

ここで少し妄想感想タイムがありまして、
ひと息ついたらスイーツタイム。

13072114016486恒例
「おかしな
 おはなし16」は
「黒いもの」。
なんでも
「コーヒー」で行こうと思ったけど案外、
お菓子でコーヒーのものってないそうで
拡げたんだそう。

13072112596484ブルーベリーとか
黒蜜とか
出てきた。
おおー、
豪華プレート。ん?

13072114016485違った。
上はランチ。
こっちが
スイーツ
プレート。

30分ほど雑談楽しみつつの
スイーツタイムを満喫した後、
さてさてリクエストタイムです。

13072115086489最初は絵本。
「おおぐい
 ひょうたん」。
続いて
解説付きの
13072115076488童話あらすじ紹介本
『赤ずきんは
 二度生まれる』より
「しらゆきひめ」
ぐりむ。

あらすじ紹介があった後、
それより長い文章量で解説が入る構成。
みんなで「へえーーー!」。

もうひとつ、ここから
知らないお話も選びましたね。
「トゥルーデおばさん」。
こちらは解説含めて、なんか
ごまかされてるような気分でした(笑)。

その後、短歌集から作品抜粋とあとがき類
のリクエストがあり、
13072115556491締めには
「おっきょちゃん
 とかっぱ」。
おー、夏
ですねえ(笑)。

締めくくりは
忘れず(笑)谷川さんの「じゅうにつき」。
この月、7月が最後になるような順番で
読ませていただきました。
なぜか、8月始まりだと9月も楽しくなっちゃって
一方で、7月はさみしい終わりに
なっちゃったかも。

13072116066492_2お客様
写真は
ちゃんと
いただき
ましたよ。
皆様、ありがとうございましたあ。

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2013.05.19 四季の読み語り15@北広島市

2013.05.19
「四季の読み語り15
 **5月〜呪縛」
@自宅カフェ
『猫のしっぽ』

あー、せっかく3年未満に
一度はなったのに、
しばらく現在未来であわあわしてて
またまた3年落ちに
いつの間に。。

取り戻すぞお!!

|| これは、2013年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

「四季の読み語り」。
猫のしっぽさんのスイーツとのコラボ企画。
(これまでの冒険報告記録)

その第15回目は、
なおも恋愛テーマとして続けてて
「未練」。
しかしここまで来ると、
「恋愛」枠もはみ出てる気もするけど(爆)。

でもって実は
この日の録音記録が残ってないのです。
録音失敗したんだったかなあ。

となると途端に報告内容も薄くなります。
写真の大盤振る舞いでお許しを(笑)。

1305191308639113051913146392開始時間
過ぎて
撮ってる
これらが
「まずは」
1305191315639313051913266394のランチ。
これって
たしか
ちまきじゃ
ないかい。

確か、自分準備作品は
中島 敦「山月記」。
まずはそれからだったはず。
「呪縛」ですもん。
(「恋愛」ではないけど…)

13051914196395その後、
恒例「おかしな
おはなし」。
テーマは
「レモン」。

13051914226396そしてプレート。
レモンづくし…
だったっけ?
そこは、
オーナーとっくの
報告ブログによると・・
と思ったら、
プレート報告ありませんでしたああ。
お互いさまで
忙しかったのねえ。

13051915056397リクエストタイムには
こんな本から2編と、
オーナーからは
米倉さまの作品も
確かいただいたはずっす。

以上。
淡白ですんませーん。

13051915506399でも、久々に盛況で
お客様写真は
忘れなかったのだ。

ありがとうございました。

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2013.03.03 四季の読み語り14@北広島市

2013.03.03
13030312416152「四季の読み語り14
 *3月〜未練」
@自宅カフェ
『猫のしっぽ』

|| これは、2013年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

「四季の読み語り」。
猫のしっぽさんのスイーツとのコラボ企画。
(これまでの冒険報告記録)

その第14回目は、
なおも恋愛テーマ続けて「未練」。
いやー、きっとみんな「恋愛」自体に
未練あるんだわ(謎)。

13030312396150スタート前に
まずはランチ。
そうでした、
この日はひな祭り
でしたね。

はい。早速おいしい想いをして
定刻の20分過ぎくらいから
「皆さんの消化にプラスになるように」と
あ、今回はボードでなくて
窓ガラスに書いてくれてた
(オッシャレー♪)
イベントプログラムを読みつつ、
ぼちぼちスタート。

この数回、テーマは恋愛周辺を
回ってばっかりで「どこが四季の読み語り?」
てな内なる声もありまして(笑)、
定番作品は、久し振りに
谷川俊太郎さんの「じゅうにつき」に戻して
まずはそれから。

お客様人数、こじんまりしてたので
あっちこっち好きなところに
居場所を決めてもらったりもしたねー。

続いてテーマに沿った
まっつセレクト作品。

探したんだよねー。
っても「未練」をテーマにした作品かどうかなんて
読んでみないとわからない。
仕方ないから「未練」というワードで
ひっかかった青空文庫収蔵作品から
中を読んでみて選んできたのが
(録音聴かなかったら忘れてたよ)
小酒井不木「秘密の相似」。

なんかミステリーっぽいタイトルでしょ。
青空にリンクしてあるので
まあ興味あったら読んでみて。

13030314566155続いてはその場リクエスト。
「まくらのせんにん
 そこのあなたの巻」
 かがくい ひろし
佼成出版社

お初でした。この作家さん自体…
と思ったけど、
「だるまさん」シリーズの
どれかは読んだことあった気がする。
(この日以前だったか以後だったかも曖昧ですが(爆))

ここでもはやスイーツタイム(笑)。
恒例、オーナーの
「おかしなおはなし14。だよね」は
ちゃんと春らしく、テーマ「ピンク」。

13030314286154ほら。
プレートも
・・画像じゃ
あんまりピンクに
見えないか。。
中にピンク入ってるんです、中にっ!(笑)

スイーツいただきながら
少しは読み終えた作品についての
雑談もいたしましたようです。

さらにこれまでを振り返る。
的な雑談もあったわ。

のんびりしてから
そろそろお帰りの方も出てきそうなところで
締めにもうひとつリクエスト来たぁ!

江國香織
「つめたいよるに (新潮文庫) 」
より「草之丞の話」。

へえええ。

さて、定番作品はもうやったんですが、
3月ということもあり、
やっぱりこれも読むことにしたんだね。
〔雨ニモマケズ〕」宮沢賢治。

録音で聴いてみると、なんだか
いつもに比べて、
何かを求める気持ちみたいなものが
強くなってめる感じです。

われ知らず、

失ったものの大きさ。


寄り添おうとしてたみたいだ。

13030315176156てなわけで終了。
お客様写真です。
お客様同士、
偶然の出会い
なんかもあったんでしたね。

はい、これも主催ブログには
とっくに報告あがってます。
「猫のしっぽブログ」この日の報告

毎度毎度、いまさらですが(爆)
ありがとうございましたっ。

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2012.12.18 四季の読み語り*特別編@北広島市

2012.12.18
『四季の読み語り*特別編
 〜クリスマススペシャル』
@自宅カフェ
『猫のしっぽ』

先月(2015年11月)中には2012年分の報告
済みそうと思ってたのに
パソコンクラッシュで、やばしやばし
数日、3年落ちしてました(涙
がんばれ、がんばれっ。
省略気味で行くぞおおおっ。

|| これは、2012年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

「四季の読み語り」報告一覧
http://mghj.air-nifty.com/mats/cat23151506/

2年ぶりの特別編。
何が特別かってえと、
まっつ、自分で読むもの用意せず
全部リクエスト対応で過ごす
ってスタイルであること。

告知→http://footmats.sapolog.com/e384167.html

前月に通常編13回目を実施したばかりだけど
おー、リクエスト大会ってことで(笑)
けっこう普段にはないだけの
リクエストをいただきましたっす。

まずはご参照ください。
とっくに公開されている
猫さんのブログ報告
http://blog.livedoor.jp/halu0618/archives/65591178.html
(わっ、わたくし呑み語りだったのですね
しかも昼寝までしてたらしい(爆))

さてそんなわけでこちらでは
121218121259391212181213594012121812215944
豪華クリスマスランチ諸々のご紹介は画像を
121218123259451212181234594612121812375947
並べるだけでそこそこに。(でもなんてクリスマスっぽい!)
121218125459481212181255594912121813565950(スイーツも
おみやげも
たっぷり
だったので
ありました。)
リクエスト内容のご報告を。

まずは「猫のしっぽ」見学をした
小学生からの感謝の手紙。
んむ、かわいい。中に
けっこうオトナな文章も。

それから一般本から
レシピブックの蘊蓄的コラムや
クリスマスにちなんだ新聞社説
リクエスターさんが
若い頃に書き写したという詩2編など。

さらにそのリクエスターさんからは
その頃のご自身の日記も
リクエストいただきました。
これが、また、なんというか
すごいものでした。
スポーツの引退を決めた日の日記。

オリンピックも目指していたという方だから
若さの中に、かなり突き詰めた意思が
感じられました。読ませてもらってむしろ感謝でした。
しかも日付が「12月18日」そして火曜日!
この日と同じだったんですね。

さらにクリスマス絵本
短編小説
上記、小学生からの感謝の手紙の追加
と読みまして
お開きとさせていただきました。

121218135859511212181551595212121816395953これらも
画像で
ざっくり
ご紹介して
おきます。

あー、おいしくて楽しかった。

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2012.11.11 四季の読み語り13@北広島市

121111125757962012.11.11
「四季の読み語り13
 *11月〜胸騒ぎ」
@自宅カフェ
『猫のしっぽ』

|| これは、2012年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

「四季の読み語り」。
猫のしっぽさんのスイーツとのコラボ企画。
これまでの報告記録は
http://mghj.air-nifty.com/mats/cat23151506/です。

その第13回目は、
さらに「恋愛テーマ」続けましたね
サブテーマ「胸騒ぎ」。

12111113105798まずは
お食事
というのが
最近の
定番。

13時ややしばらくして
まずはぬるっとオープニングトーク。

そしてこの回は
冒頭に定番「〔雨ニモマケズ〕」。

そしてまっつセレクト。
「胸騒ぎ」テーマで選んだのは
坂口安吾「人生案内」でした。

「胸騒ぎ」って言葉が出てくるからって選んだんだけど
まあ、恋というか、夫婦破綻の物語だったわ。
といっても、筆致としてはむしろ落語風。
しょーもない亭主にカミさんが愛想つかすって大筋だから
それもまた落語っぽいっすよね。

そんなこともあって、
途中、時代特有なコトバが出てきたときは
話者として説明も加えてみました。
「ニコヨン」とか「ズクニュー」なんて
まあ現代では死語だもんなあ。

そこそこボリュームある作品だったので
ここで早くもスイーツタイム。
恒例「おかしなおはなし13」は「りんご」。
12111114265806もちろん
スイーツ
プレートには
あれこれ
乗ってます。

ひとここちついてリクエストタイム。
Kさんから短編集「よろず春夏冬中」
(長野まゆみ/文芸春秋)より1編。

「春夏冬中」は、「秋」がないから「あきない」。
つまり「よろず商い中」ってことなんですね。
そんな風にタイトルワークも凝ってる。

てことでKさんからは短編タイトルは
最初に言わないで。という注文。

なるほど。お客様がた、
後から聞いて、大きなため息まじりで
感心してくれましたね。
「猫にごはん」。

この作品、けど、初見にはなかなか厳しかったあ。
すぐに誰のセリフか分からないような書き方だったり
読めない漢字も、バレバレでやってましたm(_ _)m。

さてこの日はこれでリクエストも打ち止め。
話はしかし、この作品もそうだけど
安吾のやつにも戻って、妄想ポイントとか
今だったらブログランキングトップとれるかも
とか、当時トピックスでもあった
ゴーストライター話とか、いろいろにお話がめぐりました。

12111115255807お客様
写真。
控えめな方も
いらっしゃい
ました(笑)。

そうして15時半ちょい前あたりで
ひとまず会は締めくくり。
しかーし、その後もお茶タイムは
猫さんの昨今話題とかで、けっこう続いたのでありました。

はい、いつものように
猫さんとこのブログには
とっくに報告あがってます。
「猫のしっぽブログ」この日の報告
プレートメニュー説明は
チョー詳しい。

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