2024.07.24 読み語りミニライブ@白石区

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祝・岩本珈琲30周年記念
まっつの読み語りミニライブ
岩本珈琲

|| これは、2024年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品または書籍に付けているリンクは、
|| 青空文庫の作品データか
|| Amazonの書籍データです。

さあ、これが2024年度唯一のまっつ主催イベント。
ほぼ2年ぶりでしたね。

とはいえ岩本珈琲さんには、
この回にゲストをお願いした
石橋玲さんのマンスリー4月でも立っていたので、
まあそんなに「初」の緊張感はなかったす。

そうそう。ひとりじゃ心許ないので、
玲さんを巻き込んだ次第でした。
告知で堂々とそう言ってまっつ(^^;)

内容的に、まっつらしさを少しは持とうと、
メイン作品1本2人コラボものだけ設定して
残る時間は全面的に「リクエストタイム」としました。

なので、まずはメイン。
山川方夫「あるドライブ」。
夫婦の会話作品なので、夫役まっつ、妻役玲さん。
地の文は少ないし統一感あったほうがいいと
まっつが通してました。

まあこの作品の、ディスコミュな風情が
しっかり滲み出せてたんじゃないかな。

残り時間は30分ちょいと。
この日は、けっこうリクエストに
慣れた方々が来てくれたので
さくさくと出てきました。

玲さんにもあればいいよなと思ってたところ、
それもちゃんとあったし。

知念実希人『真夜中のマリオネット』よりエピローグ。
20分くらい読んでも、まだ続いててどうしようと
思ってたところ、リクエスターYさんから
「そのへんで」と締めの指示あり。
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続いてSさんから、まずは玲さんに
川上弘美『おめでとう』より
「西暦三千年1月1日のわたしたち」。
小説かと思いきや、読み進められるにつれ
「詩だなあ、これ」と思ったねぇ。
変化いろいろあって、さすがあ!と感じてました。

そしたらSさん、次はまっつに
図書委員の私が選んだ本が、本屋のフェアになっていた件。(三省堂書店関係記事)>
(当日も開催中だったのねー)
というフェアでの無料配布冊子掲載という、
工藤志昇さんの「はじめに」。

いい文章だったわあ。

さらにSさんからまっつに、もひとつ
村上春樹「牛乳」。こんな作品知らんかった。
読み終わって、なんかへええええ
という反応出しちゃいました。
(『はじめての文学』掲載のようですが、
この日は『超短編アンソロジー』より)

さてこのへんでと締めに入りかけたところに
マスターからもリクエストきたーーー!

「ふたりそれぞれで。うちの店に
 かかげているこれを」
って、その画像撮ってなかったあああ。

店内にかかげられている
岩田珈琲さんのキャッチフレーズ
「一杯の珈琲が
 私たちに与えてくれるものは
 なにものにも変え難い
 くつろぎのひと時である。」

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これをリクエストいただいたのでした。
岩田珈琲HPトップにも文面あり)

とても喜んでくださったオーナーも、
そして巻き込まれの玲さんも入ってのお客様写真。
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この後、まじで投げ銭もしてくれて、
みなさま、ありがとうございましたあ。

話は前後するけど、本編前には
オーナーへの個人的なお祝いとして、
白い門のある家」小川未明
を聞いていただきました。

「こんなお祝いは初めてだわ」と
これもとても喜んでいただけてたんです。
そんなことくらいしかできないし。

オーナーたびたびありがとうございまっつ。
31年目もますますの充実を!

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2024.04.09 朗読ライブゲスト出演@白石区

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石橋玲さんの
マンスリー朗読ライブVol.39
「ミステリーな夜」
岩本珈琲

|| これは、2024年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫の作品データです。

玲さんの「マンスリーライブ」には、
2年ぶり2回目のゲスト出演でしたね。
前回模様⇨2022年4月12日冒険報告

そのときVol.15だったのが、
この回はもうVol.39。
おお、まる2年、コロナ余波もあったろうに
しっかり毎月積み重ねてたんですねー。
(その後も続けていらっしゃいます)

そんな流れの中でのこの回は
「ミステリーな夜」ということで、
メイン作品に江戸川乱歩「断崖」という、
2人のやりとりが活きる作品をセレクト。
(というか「断崖やりませんかあ」みたいに誘われて
 「待ってました」と飛びついたんだったな、確か)

玲さんとは2022年4月12日以後、
3年間、毎年8月6日に朗読2人劇をご一緒したり、
だんだんご縁を深めてきてもおります。

//
話が脇道に逸れそうなので、ともかくこの日の報告を先に。
まずは玲さんが江戸川乱歩「」でゾクゾクさせて
次にまっつ選択、夢野久作「ビルディング」をお届け。
これはどことなく亜空間的な様相も見せる作品。

乱歩しばりで応じようかとも思ったのだけど、
なかなかないんだわ、乱歩、短い作品。
てことで、夢野久作を選択したのでありました。

「指」はなんだかんだやっぱりコワイよねえ。
で、「ビルディング」のほうはというと、
始める前「そんなにコワクないですよ」
って言ってたんだけど、自分。
本番で読んだら、思ったよりコワかったですね。

ああ、お客様の前で読むときって、より深めに
想像力を働かせてるからなんだろーなー。

そしてメインコラボ作品「断崖」。
これは上の短編らとは、また異なるコワサの作品。
ここでくどくど説明するより、
みなさん、文章で読んでみて比べてみてください。
(上記ご紹介のところで青空文庫にリンクしています)

そもそもは玲さんがマスターに
「こわい作品」を届けたくての企画だったみたいで
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マスターもこんなふうに喜んでくれたのでしたっ。

お客様写真もいただきましたよー。
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みなさーん、よい反応をいまさらですがありがとーー。

あら、読み語り系ライブのお客様写真って
9ヶ月ぶりだったんだ。朗読劇系では撮ってないし。
//
さて2025年になったばかりでありますが、
先行告知をここにもしておこう。
*+-=
朗読史劇『日本史はらぺ考」
日時;2025年4月12日(土)・13日(日)
場所:シアターZOO
参照:まっつ告知
主催・予約販売:ヴォイスコラージュ・プロジェクト
※4月13日(日)17時の回は有料ライブ配信もあり。
☆玲さんとの共演でもありますが、
 「ヨミガタリストまっつ」をチェック!!よろしくっ。
=-+*

その前、今年2025年のまっつ初お目見えは
1/12日「十人十色/夢十夜」ちょいと出演ですっ。
まっつ告知

今年はこつこつみなさんと会っていくぞー!
本年もよろしくっ。

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2023.08.19 朗読劇「星の店」出演@白石区

2023.08.19
岩本珈琲presents
【朗読劇「星の店 ―泉鏡花『星女郎』より」】
Hoshinomiseflyer原作:泉鏡花『星女郎』
脚本:渡辺 えり子
岩本珈琲
白石区栄通18丁目4-1
アン ロワイヤル1F

|| これは、2023年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

ひとつ前に引き続き、玲さんと連続共演の朗読劇。
「父暮」と併行スケジュールで稽古してました。

こちらは「父暮」よりも、もっと演劇寄り。
向き合うだけじゃなく、ものを渡すわ、歩くわ座るわ、
果ては倒れ伏したり脱ぎ着もあったり、
ほぼほぼ演劇だったよなあ。

なにしろ「父暮」では絶対考えなかった
「セリフ入れ」も、こっちではやってたもんな。

そもそも玲さんからお誘いをいただいたのは、
すでに「父暮」決まってる段階のこの年3月。
堀さんが軸となっての企画とのことで、
「泉鏡花『星女郎』をやる」という話として
お受けすることにしたのがスタートでした。

鏡花はまだちゃんと読み語ったことがなくて、
その文体に付き合えるのはワクワクだわ
てな感じだったのです。

ところが書き起こされてた台本は、
かなりの現代語。「ん?これ鏡花か?」ってなった。
みんなであれこれ調べてみたら、
表記のように実はそれ、『星女郎』を下敷きにした
渡辺 えり子さんの「星の店」という作品だったことが判明。

どうりで鏡花の文体ではないよなと、それはそれで納得して、
上演許諾もいただいての2ステ公演となりました。

まっつは「薬売り」と「おじさん」が二重写しになる役。
キャラ的には、けっこう自分まんまでやってた気がする。

それはそれして、何よりの驚きは
岩本珈琲さんで、お芝居仕立てスタイルで
ちゃんとできたこと。

カフェが主舞台の作品だからというのもあるけど、
あのスペースで、ちゃんと客席も確保して
舞台にしちゃったのはすごい。
自分、ある意味で客側感覚で深く感心してたわ(^^;
「できるもんなんだねえ」。

参考までに当日の岩本珈琲内のしつらえを
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お載せしときます。

お店の内外に貼られたチラシも
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独特の味を醸してました。

それにしても座長(堀さん)の
好奇心というか探究心はすごくて、
この小さな小屋での2ステ公演でも、
一部ダブルキャストで上演したのでした。
(女性陣3役を取り替え)。

あ、ここから中身ね。

開場中には、つくねさんの即興演奏が流れ、
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(つくねさん。本番前の演奏風景)
始まる前からキャストが演技で寝ていたりする。

夜のステージに至っては、
役のキャラで前説も客入れもしてたよ、堀さん。
遊び心満載の舞台人なんだなと
改めて認識しました、本番で。
ご一緒するまでは、もっとカタい方だと思ってた。

本編は切なく狂おしい物語で、
そのへんはさすがに鏡花テイスト。
主人公以外、みんな怪しい存在という
土着奇譚系(?そんなまとめ方あり?)。

女優陣は、先に書いたように
三人とも2役ずつこなしたわけです。
堀さん、玲さんと、もうおひとりはとみちゃん。
大事協の代表さんですよ。
それぞれいろんなことかかえる中での二役は、
きっと大変だった あぁろうと思う。

とみちゃんなんか、台本の短縮作業も
ほぼひとりで集約してくれて、さすがでした。
そういや座組の中で随一の作家さんでもあった。

そうした中、中心人物役男優、
ほとんどでずっぱりの俊さんが
惑いあり殺陣あり、ラブシーンまでありで
なんかエラく、かっこよくも見えた。

あら、自分が一番、楽してた?
そ、そんなに、楽じゃ…なかったよおお。

いずれ「男性も役柄変えての再演」
なんていう構想も、座長にはあるみたいなんで
半ば戦々恐々ともしているのでありました。

どうせやるなら、もっとたくさんの方々に
ご覧いただきたいと思ったりもするのだが、
自分の集客力のなさもあって、
強いことも言えないなあ。

そういや、昨年2023年の8月って
230818_230820_28北海道じゃないくらい
暑かった夏だったよね。
けど上演中の
暑さの記憶っていうのは、
案外残ってないもんなんだな。

この衣装、暑くないわけないじゃん(爆)
いや、暑かったってば。

なにしろ冬から始まるお話でしたしね。
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ところが中心シーンは、夏の真っ盛り。
(衣装着てのシーンはすべて前日最終稽古から)。

そんな記録的に暑かった夏に、いまさらですが
お客様もマスターも、メンバーも。
みなさまありがとうございました。

マスターがレトロモノクロにしてくれた
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上演中の様子もお載せしちゃう。

しっかり打ち上げは、鶏とキャベツとハイボール。鶏しか撮ってなかったけど(^^;
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「芝居始めて間もない40年以上前のお値段じゃねか」なんて
驚くほどのお安い会計でした。(何か特別な割引があったのか(謎))

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2023.05.04 ライブゲスト参加@白石区

Nana230504flyer_m2023.05.04
Nana.さんの
ハンマーダルシマーライブ
岩本珈琲マンスリーライブ
〜"春"を朗読と音楽で〜
岩本珈琲

|| これは、2023年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、
|| 青空文庫の作品データまたはAmazonの書籍データです。

まっつ、ハンマーダルシマー奏者Nana.さんの
岩本ライブゲスト参加2度目。前回報告
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こちら、この年、初の音楽とのコラボだったんだなあ。
あ、けどNana.さんと7ヶ月ぶりだったのね。
けっこう近かったんだ。

この回のテーマは「春」。
北海道感覚ではゴールデンウィーク期間も「春」だよね。

Nana.さんのその詩を「読ませて」って
まっつがお願いしたことで
決まった企画だったので、
その詩に似合う気候だったらよいなあ
と思ったりしてたんだけど、
確かそれよりもうだいぶ
暖かくなってしまったのではなかったか、2023年5月。

//
まずはNana.さんのソロコーナー3曲から。

その後にまっつ登場して、まずは軽くコラボ。
Nana.さんの作詞作品。「Blooming〜in melancholy〜」
これは曲に載せた詞ということで、
コラボ曲も当然その曲。

ところが、ですよ。
いまさらですがごめんなさい。
本番で、まっつ、入りのタイミングを逸してしまい、
結果、最後まで読めずに終わってしまってました。

なんかおかしいとは思ったものの、
次に進みましたけどね、いまさらだけど、
録音記録聴いてびっくりした。

いや、本番の失敗に驚いたのではなく。
寸前リハーサルのときの
「Blooming〜in melancholy〜」が
なんか我ながらかなり素晴らしい
コラボになってたんだわ。

ああ、これいつか本番リベンジしたいと
録音記録確認しながらつくづく思ったくらい。
こんなふうに思ったの、初めてじゃないか。

さてそしてNana.さんの詩、「春」。
これがこのときの企画の発端作品ですが、
こちらはうまく着地できてたと思う。

それから「春」テーマでのまっつセレクトは、
新美南吉「里の春、山の春」
これもしっかりコラボしていただきました。
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ハンマーダルシマーだけでなく、
お寺の鐘の音におりんを用意してくれるなど
いやいや、演奏って幅広いよなと、再認識。

その後はまっつソロパート。例によって
お客様からのリクエストを承りました。

さっそく来たのが詩。Mさんから。
口頭で伝えてもらって、そのまま
作品タイトル作者お伝えして始めたつもりが、
あららら、いまになってわかりました。
間違ってたあああ。いろいろ。

そのとき、まっつは、てっきり
Mさんお知り合いの方の作品と思ってしまってたんです。
そして筆者名「こんのだいき」と復唱してもうたのでした。
正しくは「こんのだいりき」。
大正から昭和初期にかけて
活動してた詩人さんだったんですね。

ああ。そんな失敗もあるんだなあ。_φ(・_・メモ
読みは、そんなに悪くなかったと思う。
今野大力「春の土へ」

このときNana.さん演奏してなかったのに、
読んでる間、ときどきハンマーダルシマーが
音を出してくれちゃってたですよ。
なんだか不思議に心地よい雰囲気になりました。

さてお客様リクエストは、もうおひとり。
AさんからJTのCMナレーションだったね。
「やってる負い目もってる実感込めて」って
読み方リクエストいただきました。

そして再びMさんから宮沢賢治「春と修羅」。
序文をリクエストいただいたはずなのに、
なんでかそっちではなく本編読んでた。
渡されたのがそっちだったからだと思うけど……。

なんだろう、この日は、
ずいぶん失策が多かったんだなあ。
それぞれ悪い読みではなかったと思うけど。
なんか、いまさらながら自省。

それはそれとしてもうひとつ、
今度は主催のNana.さんからリクエストきました。
前回好評だった滝沢カレン「カレンの台所」より
今回は「トンカツ」。
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けっこういい拍手いただいてました。

そして締め。まっつセレクトの本格コラボ。
「春」というタイトル作品が
青空文庫にはいくつかあったのだけど、
その中からこちらを選びました。
小川未明「春」

改めて聴いてみて、これ、ハンマーダルシマーとの
コラボにぴったりだったと思った。
「遠くから音が聴こえてくる」というお話。

ひとりで読んだら、もっとさみしいお話になってしまってたかも。
やってみなけりゃわからないけど。

それで終わりという流れだけど、
さすが音楽業界。ここでアンコールが入るのね。
用意してました(笑)。

今度はNana.さんオリジナルインスト作品
「今日のおわりに」用に
キノトールさんが書いたという歌詞。
もちろん、その曲とのコラボでした。

このあたりは、いい具合に収まって、
お客様写真もいただきましたよ。
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逆にお客様からの2人画像もいただきました。
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ありがとうございました。

と、もうおしまいコールしておきながら
マスターのお許しをいただいて
リクエストがなかったとき用に
まっつが持参してたものを
読ませてもらうことにしたのでした。

「日本国憲法前文」。これは
読み方リクエストもいただきました。限定3種類。
「あほっぽく」「カッコつけて」「めっちゃ悩んで」。

あらら、この流れで読んだら、最後の「誓う」が
疑問文になっちゃいました。
「めっちゃ悩んで」が締めにあたったのね。

でも、我々は、いつもそう問われているのだとも思う。

これは憲法記念日特別選択でもありました。

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2022.10.06 ライブゲスト参加@白石区

Flyers2022.10.06
Nana.さんの
ハンマーダルシマーライブ
〜読み語りとハンマー
 ダルシマーの夕べ〜
岩本珈琲

|| これは、2022年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
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|| 青空文庫の作品データまたはAmazonの書籍データです。

まっつ、岩本珈琲2度目の登場。
この日はハンマーダルシマー奏者Nana.さんのライブ。

てことで必然的に音とのコラボがあったわけです。

ところでNana.さんとはお初コラボ…ではないのだ。
告知の時には見つからなかったのだが、
お初コラポは、2017年4月2日だったようですわ。
某パーティでの出来事。
確か、その場リクエストもらっての即興コラボだったはず。
何やったかも残してないや。
当時はまだ突発実施のものは、記録してなかったからなあ。

170402izumikai_haruchi(かろうじて当時の写真
 見つけましたっ。
 2017年だった模様)

さてそっちではなく、2022年の報告です。

経緯としてはこの年の8月上旬にゲスト参加打診受けて
下旬には確定してたはず。

テーマ「食べ物」ってお題出されて
けっこう探してみたんだよね。
ファイルには詩もいくつかリストアップしてた。
でもそのへんは結局やめて、
「リクエストも受けましょう」ということになったんでした。

まずはNana.さんのソロ演奏からスタート。
4曲ほど演奏の後、まっつ再紹介されて
コラボ作品からスタート。
これですよ、これ。
きのこ会議」夢野久作。

Nana.さん、しっかり曲を用意してくれてた。
一回合わせ稽古した後に
再構成もしてくれたんですね。
221006yoshimura103221006moco636
撮ってもらった画像、ソロもツーショットも、
たぶん「きのこ」読んでるときだと思う。

続いてもうひとつシュールな作品を。
こっちは確かほとんど合わせてなかったんじゃないかな。
そしたらダルシマ以外の楽器も使って
対応してくれたんでした。

「金魚のお使」与謝野晶子。青空文庫にはまだ
掲載されていないんですよね、

読み終わって、作品よりシュールな原典の挿絵を
Kingyo36お見せすると
けっこうみなさん、
食いついてくれましたね。
いやー、シュール過ぎ。

しかしそういやテーマの「食べ物」からは
見事にはずれてたなあ。

でもなんか、場内の空気が非常に和らぎましたね(笑)。
というところでリクエストタイムに入りました。

2210062044490お客様からの2作品。
太陽と月に背いて」解説部分。
そして『日本の伝統』第一節前後略。
テキストひとつしかないし
Nana.さんも聞いてくれてましたよね。

ここでそろそろ時間となり、
Nana.さんのソロで締め…たのですが、
なんですかアンコール手拍子、きましたよ。わお。

で、出てきたのが、あらら、Nana.さんからの
レシピ本『カレンの台所』より「ロールキャベツ」
これにはNana.さん、ダルシマ音をときどき入れてくれた。
おお、なんとここでちゃんと「食べ物」に戻っていた(笑)。

それがまたこの本ったら、ちょいと斜め上からのレシピ本で
まっつの読みも、けっこう弾み気味。
笑い声とともに拍手いただきました。
2210062031293
この日のお客さまとマスター(左奥)。
かなり楽しんでくださったようです。

さてお時間過ぎてるってことで
告知などしてお開きとしたのですけど、
実はお客さまお帰りのあと、
マスターもNana.さんも「ほかのレシピもききたい」
とおっしゃるので、番外展開。
BGMで流れていたNana.さんのCDとともに
一本読んだのでした。「ラザニア」。
マスターに絶賛、いただきましたっ!

いまさらながらありがとうございましたっ。
‏/‏/
さてさて、このときが、最初にも書いたように
まっつ岩本珈琲登場2回目。
初回はこの年の4月でしたから、‏
今2024年になってもまだまだ岩本新参者。

でも2024年は岩本珈琲30周年とのことなので、
ついついお願いしちゃいました。まっつライブ。
間もなく告知開始予定。そちらも乞うご期待っ!!

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2022.04.12 朗読ライブゲスト参加@白石区

0412flyer_s2022.04.12
石橋玲さんの
マンスリー朗読ライブVol.15
「宮沢賢治を読む」
岩本珈琲

|| これは、2022年の報告です。
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あらなんと、これ、20年8月以来のリアルライブ。
とにかくコロナ禍でしたからね、
やれなかったこといろいろの日々。

そんな中。前年夏頃にお声かけいただき、
数度の延期の末に実施したのでありました。

久々にお客様の姿を目の前にしての読み語り、
しかもひとつは玲さんとのコラボ読み。
手応え改めて実感したし、楽しかったなあ。

メイン作品の前は、それぞれで用意してきた賢治作品。
まずは玲さんが「春と修羅・序」。
春と修羅」(序は冒頭に載ってます)

続いてまっつは「鉄道ものも考えたのだが」
と言いつつ、
がらっと違う「境内」をお届け。
なんか賢治作品としては珍しめの、
素直タイプの詩だったんだよね。
(「境内」は青空文庫には見当たらず。ググッてみてね)

そんな感じで賢治ワールドを両面に展開して、
いよいよメイン作品。
…の前に、玲さんが「注文の多い料理店・序」も。

これには玲さん、まっつともに
「自分が何かする心持ちに近い」というような
共通したコメントを言ってました。

そうなんだよねえ。

そしてメイン作品「シグナルとシグナレス」。
いきなりまっつの歌からスタート。
誰も訊いてくれなかったのでここで白状しときますが、
メロディーは、まっつオリジナル、
なんとかイメージ通りにやれて、ほっ。

その後の前半は、それぞれ二役ずつあり、
地の文は交互。
まっつの2役目がセリフを一発放ったところで
休憩を入れました。
そこで少し客席から軽いため息も聴こえて
「いいよね、こういう手応え」って感じしたのだ。
From_rei_photo_mess
そして後半。主役たちはちょいと
悲劇的な扱いを受けるのだが、
これが上の写真の渋い顔に反映してたんだったんじゃないか。
いただいたこの画像のタイムスタンプわからないので
推察だけど。

改めて聞き直してみたら
似た方向にあると思う玲さんとまっつの読み方、
セリフはそれぞれキャラ特性を
明確に出す方向で同じなんだが、
地の文を比べると、玲さんのほうが地に足がついてる感じ。
なんていうか、ちゃんとシーンを見据えつつ、
しっかり情景伝える感じ。

一方のまっつは、なんかどうしても
登場人物に寄り添うことを軸にしてるっぽく、
情景へのフォーカスは弱め。
情景自体を登場人物の目線通して受け止めて
かたわらで紹介しているスタンスとでもいうべきか、
優しく包んでいる感じ。

まあどっちもありなのだが、このときまっつは
包む系を選んだってことだろうな。

終わって玲さん
「久しぶりにお客さんの空気を
 感じながら読めて幸せでした」
ってコメントで締めてくれたけど、
自分もまさにそう感じたのでありました。

改めてみなさま、ありがとうございました。
玲さん、マスターも。
2204122023_3411
はい。お客様写真には、ちゃんとお二人も入ってまっつ。

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2014.05.24 りとるわんさよならライヴ@白石区

2014.05.24
14052412280422りとるわん
さよならライヴ
@りとるわん
主催:
りとるわん勝手に応援団

|| これは、2014年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。

それは5月8日のことでした。
「りとるわん勝手に応援団」より
りとるわん閉店記念祭的なことをするにつき
ライヴやってくれないか。
とのご提案を
「ヨミガタリを楽しむ会」P経由でいただいたんすね。

おおお。
あっちこっち本屋が危ないって
いろいろ聞いてたけど、
「りとるわんさんもか!」。

でもこちらの場合、
店主・佐々木さんが
体調不良となったため
営業継続を断念したとのこと。

そんなわけで
無償無料ライヴをすることになったのでした。

実のところ、本屋でリクエストライヴは
やってみたかったこと。
思ったようには実現せずだったんだけど

かつてコミュニティホールをお借りして
「Clubまっつ」なんて自主イベントを
やらせていただいた場でもありましたしね。
「Clubまっつ」冒険報告

そんなこんなで当日。
午前と午後に各1時間ずつ
全面リクエストタイムで
実施しました。
告知ページ

---
【午前】
11時スタート。
「全編読むと少ししか読めないので、
 長い作品は途中までにするかも。
 こんな絵本があることを知ってもらえたらいいと思うので」
という前提をまずお伝えして始めました。

冒頭は、店長お薦め絵本を3点。
どんちゃんぐりちゃん
ようこそ森へ
おおはくちょうのそら
それぞれそこそこ長いので、
何が起きたか見えたあたりまでに留めて
続きを気にしてもらうようにしましたね。

続いての2つは、ご来場の小さなお客様からの
リクエスト。
最後まで読んじゃいました。

Kちゃんから『うえへまいりまぁす
Sくんから『タンタンのハンカチ

さらにその後は、
主催者サイドでセレクトしていただいてた絵本から
数点ずつ取り上げて、
お客様たちに選んでいただきました。

まずは『さあ、たべてやる!
続いては『チロヌップのきつね
そして『1ねん1くみの1にち

出てくるのは、新品本でもありまして
帯つきだったりしたんですね。
「こんな絵本あるよ」な紹介スタンスにもなってたんで、
けっこう帯や見返しから、
しっかり読んだんだよねー。

でもいずれも長めだったので
中身は途中までにしたあ。

最後にもう一つ。
さるのせんせいとへびのかんごふさん
これはついつい展開に引っ張られて
最後まで読んじゃいました(笑)。

14052412040421しっかり
最後まで
お付き合いくれた
午前の
お客様たち。

---
【休憩中】
14052412350423懐かしい、
コミュニティ
ホールで
持ち寄りの
お昼ごはんをいただく。

応援団メンバーのお子もいて
なんか彼がもってた「はりがね」で
「はりがね立体迷路」なんか作って
遊んだりもしましたねー。

14052415330428おー、けっこう
たしか
小学生のころ
これで遊んで
たんだよねー。
お金使わない自作ゲームのひとつ。

---
【午後】
最初の店長お薦めは午前と同じ…予定だったけど、
2冊目終えてから
店長提案で差し替え。
午前の最後の作品の代わりに
へんしんクイズ』となりました。
これは皆さん盛り上がってくれたんで
最後までいっちゃいました。

次はお子さんから
Aちゃんリクエスト
そよそよさん』。
最後まで読みました。

そらにこの後も個別リクエストが
続いたんですね。

Mさんから『ぼくのトイレ』。
そしてスタッフさんからだったかな
もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう』。

この次にようやく、
主催側準備からのセレクト投票。
でこちゃん
やいたやいた
サカサかぞくのだんなキスがスキなんだ
あ、結局セレクトで出てきた3冊とも
読んだんじゃん。
それも完読。
ただし、細かい絵解きは、多少省略気味でしたけど。

多くの作品が、絵解きや
突っ込みどころの多いものだったりして
ただ読んでるより
それぞれ時間をかけて読んでましたね。

そのへん、お父さんお母さんの
参考にもなってたら二重の幸いであります。

14052414590425この午後の
時間帯の方が
疲れを知らない
お子達が
多い感じでしたね。

14052415040426この午後
読んだ絵本と
読めずだった
主催者セレクト
含めた画像ですね。

14052415250427佐々木店長と
2ショットで
記念写真も
撮ってもらったの
でありました。

From_harruchiFrom_chiakiまっつ
読み姿と
いただいた
集合写真も
載せとく。

//
170908144101841709081441018517.09.08に、
いまの
ご様子を
うかがいに
ちょっと
お邪魔
してきましたよー。

佐々木店長は
いまは「すっかり元気」。
「ぶっくはうすりとるわん」は
「りとるわん子ども図書館」として再生中だそう。

新たな仕入れはほとんどしてないが、
複数在庫のある本は販売継続。
その他の蔵書も、
館内で閲覧してもらっているそう。

希少本などもあるので
貸し出しまではまだ
対応できてないそうですけど
「いずれは」ととのこと。

「おはなし会」も
コンスタントに継続してるんだそうですよ。

↓ここが一番最近のHPのはずっす。
りとるわんホームページ

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2008.08.29,31 即興組合

2008.08.29,31 「即組夏場所〜部屋とちょんまげとまわし〜」@メディアMIXホール

|| これは昨年2008年の今頃についての報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

Ca3a0120Ca3a0121さて、昨年も即組公演には
参加してたのでした。
といってもプレイヤー
でなくてやっぱり進行役。

Ca3a013729日(金)は
メイン進行役として
31日(日)は雅彰さんメインに
サブのタイムキーパー的に。
30日は別業務があったので、お休みさせていただきました。

Ca3a0118ゲネから参加したので
いささかなりとも
公演づくりに参加した
気分もありました。

2009年の即興組合は
すんません、またまた全然参加してないのですが
公開稽古なども盛んにやって
活発に動いているようです。

即興組合

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2007.11.10白石区民センターホール

2007.11.10
Ca250235白石区民センターお呼ばれ公演。
具体的には図書室の事業で
かなり前から図書室前には
こんなポスターも貼って
いただいてました。

そういえば、この日も体調不良だった。
しかもマイクを使ったコラボパフォーマンスだったす。
いろいろ調整して、けっきょく全面的にマイク使うことにしたんだっけ。

でもって、やっぱり反省として
「一方的だったかも」と、どこかに書いてる。
このへんは、08.09.15と通じるとこがかなりありm(_ _)m。

楽器がマイク使うとなると
やっぱりバランス調整するためには
こっちもマイク必要だしね。ってことは分かってるんだけど
なんか抵抗してたなあ、あの頃はかなり。

元々、それ抜きに「演出的に」一部だけマイク使うことにしてたんだけど
結局、ある程度最初からマイク音を使うことにしたんだった。
そこんとこ含めて、照明や音響まで、かなり作り込んで臨んだってのは
まっつ読み語り史上「初」でしたね。

宮澤賢治「双子の星[青空文庫]」(フルートコラボ)と
告知遠慮の許諾作品「鬼の素」(ピアノコラボ)
(覚 和歌子「ゼロになるからだ(徳間書店)」[Amazonページ]より)
をお届けしました。
第九に最後、マイク通してウィスパーを重ねるってのが
もっとも「演出的」な部分でした。

事後談ですが、「鬼の素」は
主催者側のおひとりは事前に目を通したとき
『これは区民センターのイベントでやるものとしてどうかなあ』
と思ってたそうなんですが
リハを観て「ぜひやってください」ってことになって実施に至ったのでした。

事前告知には使わない自主規制での著者許諾作品ながら
そんな経緯もあったのでした。

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2007.10.13解体講座2

2007.10.13解体講座2
ヨミガタリスト解体講座2@りとるわんコミュニティホール

解体講座2
ヨミガタリを楽しむ会主催による「解体講座」の2回目
まっつは講師というより、素材。
会の代表によって
読み語りの諸相をあれこれ浮き彫りにされていく。という講座。
前回記録は
http://mghj.air-nifty.com/mats/2008/03/2007714_4935.html

翌日あたりにどこかに
「前回に比べて
 現場ではあんまり解体されてる感なかったんだけど
 あとから消化してるうちに
 けっこういろんな刺激になったという感じじわじわ。

 前回が
 さくさく切り取られた感じとすると
 今回は
 中から外から前から後ろから(比喩っす)
 いろんな方向から検証を受けたような感じ。
 (正確な感じに言えてないっorz)」
と書いてました。

まずまっつが一人で、いつものまっつで読む。
その作品を、参加者と一緒に読んだり、
それも交互に読んだり、どっちも全部読んだり。

同じ作品に違う音楽を流して
まっつの読みがどう変化するか検証したり

シナリオの読み語りをして
その後、そのシナリオを参加者で読み芝居的に通してみて
さらにそれを体験した後にまたまっつが読み語りする。なんてことも。
このシナリオ読みは、読み芝居の練習時間の蓄積によって
最初が教科書的な読みだったとしたら
お話の共有感がかなり大きくなった分、
最後の読みはより遊んだ感じになったと思う。

しめくくりはライブ。
許諾新ネタ披露で
坂本 勤「サカナはみんな左向き?(北海道新聞社)」[Amazonページ]
より5編ほど。

後はリクエストタイムで
谷川俊太郎 作・和田誠 絵「あな(福音館書店)」[Amazonページ]
せな けいこ・おばけえほん「ばけものづかい(童心社)」[Amazonページ]
せな けいこ・おばけえほん「くずかごおばけ(童心社)」[Amazonページ]

Ca250244参加者の皆さんには
果たしてどのくらい
役立ったのかは
よくわかんない
のではあるけれど
いろんな可能性が、またまた見えた時間だったのでした。
(写真はライブ終了時点のものなので、講座参加者だけではありませんm(_ _)m)

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