2023.09.18 イベントコラボ参加@中央区
2023.09.18
第三回アートフェスティバル閃
「閃LIIVE」
@おはようぐんまちゃんs
アートフェスティバル閃
リリース時[24年8月]には、2024年出典案内を掲載中
|| これは、2023年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
この前年、突発コラボで参入を果たした
アートフェスティバル閃「閃LIIVE」⇨冒険報告。
この年はその突発コラボした紅月さんに
誘っていただき、あらかじめプログラムされて
コラボ参加したのでありました。
だから「閃」初参加と言ってもいいよね。
まっつ告知
で、前回の手応えを覚えている自分としては
「今回も即興で。事前打ち合わせもなしで」
と、参加にあたってお願いしたのでした。
なので、このときも前回の突発コラボ同様、
何が出てくるのかまったく知らない状態で本番に臨んだ次第。
我々は19時35分スタート予定。
直前には舞台上手奥の
待機ブースに鎮座してましたっけ。
この時点で確か紅月さんが
体に布を巻いていて、
「ここに書かれている
言葉をはがしながら読んで」いくように
求められたんだったと思う。
いや違った。事前に
「私の身体から文章をはぎ取って読んで欲しい」
というオファーは受け取ってた。
最初は、一枚一枚はいでいくものと思ってが、
メッセージやりとりで、そうではなく
一枚の布に書き連ねられる一連の文章と
いうとこまで聞いてはいたのでした。
紙での印刷用意の選択肢も提案いただいたけど、
せっかく布に書かれているなら
やっぱそれを「読む」ほうを選んじゃうよね、
ヨリミガタリストまっつとしては。
さてやることはわかっている。
でも何が書かれてるかはわからない。
いやいや、この時点で事前のやりとりで
若干の示唆はありました。
「もう私は遺書を書いている気分でした」。
自身の手書きで用意してくれたんですわ。
そして当日、ほぼ定刻に場内案内があってスタート。
紅月さんの手が、おりんを三度ほど響かせて
そこでまっつ読み語りスタート。
映像は残ってないけど、
布をはがしていく以上、かなり近接したり
あるいは遠くで引っ張ったり、
そんな距離の変化もあった記憶はしっかり残っている。
これがその、布に書かれたその作品です。
タイトル関係は、布に書かれてなかったから
当日は読んでなかったはず。
事後にこの画像をもらって知ったくらいじゃなかったか。
書かれた内容のどこまでがノンフィクションなのか、
それは知るよしもないけれど、
紅月さんに取材して生まれたという作品、
確かに具体的なひとりの女性の半生に
だんだんと感じられていくものであった。
なのにだけどまっつ、今思うと、
その場で紅月さんから生まれてくるものを
拾っていく流れにまでは
あまりできてなかったように思う。
「出会う」「はがす」「読む」「届ける」は
できてたと思うのだけど、その上で
「はがされた側に、その時点で
生まれてくる何か」
までは拾えてなかったんじゃないか、
完了したときの手応えはしっかりあったし、
なにしろお客様の拍手は20秒くらいも続いてたもの。
もっとも前年の突発は40秒ももらってたんだけどね(^^;
でもね、もっと先、いや
もっと深いところにまでは至りそこねた
という、悔しさというより「もったいなかった」
なんて思う気持ちが、今も残ってる。
ちょっと、どっかに当日の自分感想ないの?
あら、ないか。いや、あった。
当日の深夜に書いたもの。
「ちゃんとお互いにアクセスしながらのパフォーマンスにはなったし、通じ合う感じも、少し対峙する感じもあったけど、去年ほど深くダイブはできなかったなと思う。でも楽しかったから残念ではない。」
ああ、それが今の「もったいないという想い」
として残ってるんだね。
さて、おそらくフラットに読めば
10分程度の分量だったと思うのだけど、
結果は、おりんの音からだと終わりまで
なんと25分近くでした(持ち時間30分(^^;)。
そうだ、10分ちょいとで終わって、
それならたくさんリクエストとれると思って
スタート前に運営側からも
「リクエストも受け付けます」的なことも
お客様に伝えてもらってたんだ。
だけどわずかしか時間が残ってないことになっちゃったので
受けることができたのは1件だけ。
まあそんなに読み語りリクエスト慣れした人は
いらっしゃらなかったから、
あそこに立つことになった発端でもある
町田すみさんからのリクエストで締めることになった。よかった。
秋田ひろむ・作詞「かつて焼け落ちた町」。
これも紅月さんコラボってくれたんだっけ。
映像画像ないこともあって、思い出せない。
録音だけじゃわからんもんだ。
あ、そして失礼なことに、お時間終了時点で
まっつ自らは名乗り直してるのに、
エントリー主体である紅月さんのお名前
紹介してなかったみたい。
いまさらですけど、失礼しました>紅月鴉海さま。m(_ _)m
お客さま写真いただく流れにもならなかったし、
それだけでなく、
自分が現場にいた証拠写真(?)すら、撮ってなかったあああ。
いずれにしても、その場に居合わせてくれたすべての方々、
あらためてありがとうございました。
またの機会にお会いしましょう。
そしていろんな刺激をくれる紅月さん、
ぜひまたどっかでご一緒しましょう。
なんか記憶があいまいな理由は、翌々日にとんでもないことが起きて、
しっかり書きまとめておくゆとりが、なくなってしまったせいだと思う。
//
そして2024年の「閃LIVE」も、
すでにプログラムが決まっているようです。
参照:アートフェスティバル閃-Hirameki-(X)
いや、参加しそびれたんですけどね(汗;
9月8日と15日の両日曜日。あら、15日は
まっつ参加別イベントと、かぶってるんじゃん(^^;
2023.08.19 朗読劇「星の店」出演@白石区
2023.08.19
岩本珈琲presents
【朗読劇「星の店 ―泉鏡花『星女郎』より」】
原作:泉鏡花『星女郎』
脚本:渡辺 えり子
@岩本珈琲
白石区栄通18丁目4-1
アン ロワイヤル1F
|| これは、2023年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
ひとつ前に引き続き、玲さんと連続共演の朗読劇。
「父暮」と併行スケジュールで稽古してました。
こちらは「父暮」よりも、もっと演劇寄り。
向き合うだけじゃなく、ものを渡すわ、歩くわ座るわ、
果ては倒れ伏したり脱ぎ着もあったり、
ほぼほぼ演劇だったよなあ。
なにしろ「父暮」では絶対考えなかった
「セリフ入れ」も、こっちではやってたもんな。
そもそも玲さんからお誘いをいただいたのは、
すでに「父暮」決まってる段階のこの年3月。
堀さんが軸となっての企画とのことで、
「泉鏡花『星女郎』をやる」という話として
お受けすることにしたのがスタートでした。
鏡花はまだちゃんと読み語ったことがなくて、
その文体に付き合えるのはワクワクだわ
てな感じだったのです。
ところが書き起こされてた台本は、
かなりの現代語。「ん?これ鏡花か?」ってなった。
みんなであれこれ調べてみたら、
表記のように実はそれ、『星女郎』を下敷きにした
渡辺 えり子さんの「星の店」という作品だったことが判明。
どうりで鏡花の文体ではないよなと、それはそれで納得して、
上演許諾もいただいての2ステ公演となりました。
まっつは「薬売り」と「おじさん」が二重写しになる役。
キャラ的には、けっこう自分まんまでやってた気がする。
それはそれして、何よりの驚きは
岩本珈琲さんで、お芝居仕立てスタイルで
ちゃんとできたこと。
カフェが主舞台の作品だからというのもあるけど、
あのスペースで、ちゃんと客席も確保して
舞台にしちゃったのはすごい。
自分、ある意味で客側感覚で深く感心してたわ(^^;
「できるもんなんだねえ」。
それにしても座長(堀さん)の
好奇心というか探究心はすごくて、
この小さな小屋での2ステ公演でも、
一部ダブルキャストで上演したのでした。
(女性陣3役を取り替え)。
あ、ここから中身ね。
開場中には、つくねさんの即興演奏が流れ、
(つくねさん。本番前の演奏風景)
始まる前からキャストが演技で寝ていたりする。
夜のステージに至っては、
役のキャラで前説も客入れもしてたよ、堀さん。
遊び心満載の舞台人なんだなと
改めて認識しました、本番で。
ご一緒するまでは、もっとカタい方だと思ってた。
本編は切なく狂おしい物語で、
そのへんはさすがに鏡花テイスト。
主人公以外、みんな怪しい存在という
土着奇譚系(?そんなまとめ方あり?)。
女優陣は、先に書いたように
三人とも2役ずつこなしたわけです。
堀さん、玲さんと、もうおひとりはとみちゃん。
大事協の代表さんですよ。
それぞれいろんなことかかえる中での二役は、
きっと大変だった あぁろうと思う。
とみちゃんなんか、台本の短縮作業も
ほぼひとりで集約してくれて、さすがでした。
そういや座組の中で随一の作家さんでもあった。
そうした中、中心人物役男優、
ほとんどでずっぱりの俊さんが
惑いあり殺陣あり、ラブシーンまでありで
なんかエラく、かっこよくも見えた。
あら、自分が一番、楽してた?
そ、そんなに、楽じゃ…なかったよおお。
いずれ「男性も役柄変えての再演」
なんていう構想も、座長にはあるみたいなんで
半ば戦々恐々ともしているのでありました。
どうせやるなら、もっとたくさんの方々に
ご覧いただきたいと思ったりもするのだが、
自分の集客力のなさもあって、
強いことも言えないなあ。
そういや、昨年2023年の8月って
北海道じゃないくらい
暑かった夏だったよね。
けど上演中の
暑さの記憶っていうのは、
案外残ってないもんなんだな。
この衣装、暑くないわけないじゃん(爆)
いや、暑かったってば。
なにしろ冬から始まるお話でしたしね。
ところが中心シーンは、夏の真っ盛り。
(衣装着てのシーンはすべて前日最終稽古から)。
そんな記録的に暑かった夏に、いまさらですが
お客様もマスターも、メンバーも。
みなさまありがとうございました。
マスターがレトロモノクロにしてくれた
上演中の様子もお載せしちゃう。
しっかり打ち上げは、鶏とキャベツとハイボール。鶏しか撮ってなかったけど(^^;
「芝居始めて間もない40年以上前のお値段じゃねか」なんて
驚くほどのお安い会計でした。(何か特別な割引があったのか(謎))
2023.08.06 朗読劇出演@中央区
2023.08.06
朗読劇「父と暮せば」
作;井上ひさし
@DANCE STUDIO LoRe
中央区南9条西4丁目1-7 韓国文化会館B1
|| これは、2023年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、Amazonの書籍データです。
はい。もちろんまっつは「竹造」でした。
まだコロナ真っ只中だった前回に比べて、
そうだなあ、やる側の状況も
演じることの力点を左右すると感じつつ
準備してました。
リハ時の演奏家おふたりを激写したら、ひとりはカメラ目線(^^;
コロナから少し解放されつつある現代的状況と、
被爆から3年後という作品の状況を
少し近しく感じつつ、
ただ悲劇を伝えることだけでなく
その後をも生きる人々の
有様も想像しながらの作りにしたんですね。
竹造に限って言えば、前回が被爆あとの
自粛感覚にまだいた感じだったのが
「少しは日々を楽しんでいいんじゃないか」
的なスタンスにシフトしていたと思う。
たとえば、最初の場転換は、
お客さまの間を通って。
竹造が広島の街の様子を眺め歩いているような
そんなイメージシーンにしたんです。
加えて楽隊が後に続いて練り歩く。という遊びも入れて。
そんな風に、随所で被爆の「あの時」だけでなく
この親娘がやりとりしている「その時」の様子も
ぼんやりとながら滲み出るようにと
考えてたんだったと思う。
それがある意味、コロナを脱しつつありながら
まだ閉塞感の中にいた自分たちにとっても
少しの救いになりそうな気がしてた。
ああ、ライブな舞台表現は、そんなふうに
その時々の「今」をも反映するものなのだと
改めて身をもって体感したのでした。
1年を隔てた再演の意義は、
そんなところにもあったんだなあ。
そしてこの年は日曜日だったおかげで、
なんと2ステ実施できたのでした。
開演前の俊さんの太鼓パフォーマンスにも
拍手喝采わきあがり、
客席かなりあたたまっていました。
しかもゆっくり打ち上げて、
差し入れのお酒も
みなさんいい調子で、
けっこう呑んじゃってた。
(一番はオレか(爆))
あら、けど、打ち上げで全員写真撮ってませんでしたあ。
//
そしてすでにその翌年2024年の公演も…
この報告準備できてたのに
リリースする前に…本番終えちゃった。
先行してリリースできてたら、宣伝要素にもなったかな。
ま、いたしかたあるまい。
その2024年竹造は、あちこちで予告したように
ヘタレ度を増しつつ、より「この娘」の心底を
包み出していく父になってたと思う。
そちらのちゃんとした報告はまた後日。
ではでは、上記2023年版をご覧くださった方々にも、
そしてつい先日の
2024年版をご覧くださった方々にも、
改めて御礼申し上げておきまっつ。
ありがとうございました!!
2023.07.26 ゲリラライヴ@中央区
2023.07.26
ゲリラライヴ@俊カフェ
ゲリラなんで告知はなし。
日々ブログに足跡。
Xに俊カフェ店主奈央さんの目撃投稿あり
|| これは、2023年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 書籍に付けているリンクは、Amazonのデータです。
やるやる言い続けてたけど、なんと
前回から1年以上経っての
俊カフェゲリラライヴ。
この日はまあまあライブになりました。
まずはGさんからの騙り読みリクエスト。
「レシート」を「重厚な語りで」。
拍手や笑いをいっぱいいただきましたね。
それからさらにGさんから映画チラシの紹介文、
「少年と犬」(参照:同作品公式サイト)。
こんな映画知らなかったよお。
当時、キノでやってたみたい。
(読んだのは、公式サイト掲載とは別の文で
もっとびっくりするほど
ドギツイ言葉にあふれてましたわ。)
そして少々時間おいてから、
奈央さんがリクエストくれました。
『トロムソコラージュ』から「問う男」。
以前に一度リクエストいただきましたが、
その時は時間を分割して読んだんですね。
なので通して一気は、このときが初めて。
改めて、おもしろい作品と思う。
「遊べたあ」って自分感想どっかに残ってたわ。
その後はですね、なかなかリクエスト出なくて
まあこれもゲリラライブの愉しき定めと、
テストで読んでおきたかった
古い自作品「じんせい」を聞いてもらいました。
確か、後に読む予定があったからこその
選択だったはず。なんかこの日の読みは
かなり大人目線になってたみたい。
お客様写真は撮ってないのね(涙;
ゲリラライブ。
ともあれ、リクエストくれた方々、
そしてお立ち合いくださった方々、
何より、まっつがこんなことやるのを
喜んでお認めくださる俊カフェ店主さまに、
いまさらながらですが、感謝いたします。
ヴィーガンアイスとアイスティー(合ってるよね)
も楽しんだのだ🎵
//
ところで、改めてチェックしたら「少年と犬」の作品舞台は
あらま、2024年だったんですね。
(少年と犬(Wiki))
それも「第4次世界大戦」後の…。
1975年に制作され、日本ではこの日のしばし前、
2023年5月に初公開されたとのことです。
うーん、なんか感無量。
そんなものとも出会うから、
リクエストライブっておもしろい。
それもゲリラでやると、予期せぬものが
もっといろいろ出てくるだろう
と思ってやってるんだけど、
この年はこれが最後の機会でした。
2024年分は、半期ごとのまとめ報告にするかも。
2023.07.16 幻燈あそび@中央区
2023.07.16
宮沢賢治詩歌・童話
朗読オープンマイク
「幻燈あそび@俊カフェ」
|| これは、2023年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、
|| 青空文庫の作品データです。
まっつ、なんだかんだ言って、
賢治が一番読んでる作家だからなあ、
こんな企画を目の前にぶらさげらけたら
・
・
飛びついてしまうじゃない。
しかも俊カフェだし。
けど参加申し込みしてからあれこれ考えた。
「みんな賢治を読むわけでしょ。よく知られてる作品は
当然ほかの人とかぶる可能性高いよな」。
そんなわけで、久しぶりにあれこれ
賢治作品を探って臨んだのでした。
そして選んだのは、お初の「手紙 四」。
一からある賢治の「手紙」シリーズ、
これまでどれも読み語ったことありませんでした。
その中で、一番そそられたこれにしたのです。
「双子の星」と同じ名前の登場人物が、
あの話や「銀鉄」よりも色濃く、
賢治と妹に重ね合わせて読んでしまわざるを得ない…。
そんな物語を背景にした「手紙」でした。
案の定、みなさんの選択には「永訣の朝」や「双子の星」もあり、
大半が自分でも読み語りで扱ったことのある作品。
なじみのあるコトバが違う形で聞こえてくるのも
楽しいもんだと思った。
またまた町田すみさんのイベントでした。
次々いろいろ企画なさってて、ほんとすごい。
ありがとうございました。
最後まで待ったら忘れそうだったので
自分出番終了直後に
すみさんにも入っていただいてお客様(参加者)写真ゲット!
//
そして2024年も町田さん企画に参加予定。
9月15日(日)「三人会」。
詳細はいずれ「まっつな日々」ほかで。