2023.05.04 ライブゲスト参加@白石区
2023.05.04
Nana.さんの
ハンマーダルシマーライブ
岩本珈琲マンスリーライブ
〜"春"を朗読と音楽で〜
@岩本珈琲
|| これは、2023年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、
|| 青空文庫の作品データまたはAmazonの書籍データです。
まっつ、ハンマーダルシマー奏者Nana.さんの
岩本ライブゲスト参加2度目。前回報告
こちら、この年、初の音楽とのコラボだったんだなあ。
あ、けどNana.さんと7ヶ月ぶりだったのね。
けっこう近かったんだ。
この回のテーマは「春」。
北海道感覚ではゴールデンウィーク期間も「春」だよね。
Nana.さんのその詩を「読ませて」って
まっつがお願いしたことで
決まった企画だったので、
その詩に似合う気候だったらよいなあ
と思ったりしてたんだけど、
確かそれよりもうだいぶ
暖かくなってしまったのではなかったか、2023年5月。
//
まずはNana.さんのソロコーナー3曲から。
その後にまっつ登場して、まずは軽くコラボ。
Nana.さんの作詞作品。「Blooming〜in melancholy〜」
これは曲に載せた詞ということで、
コラボ曲も当然その曲。
ところが、ですよ。
いまさらですがごめんなさい。
本番で、まっつ、入りのタイミングを逸してしまい、
結果、最後まで読めずに終わってしまってました。
なんかおかしいとは思ったものの、
次に進みましたけどね、いまさらだけど、
録音記録聴いてびっくりした。
いや、本番の失敗に驚いたのではなく。
寸前リハーサルのときの
「Blooming〜in melancholy〜」が
なんか我ながらかなり素晴らしい
コラボになってたんだわ。
ああ、これいつか本番リベンジしたいと
録音記録確認しながらつくづく思ったくらい。
こんなふうに思ったの、初めてじゃないか。
さてそしてNana.さんの詩、「春」。
これがこのときの企画の発端作品ですが、
こちらはうまく着地できてたと思う。
それから「春」テーマでのまっつセレクトは、
新美南吉「里の春、山の春」。
これもしっかりコラボしていただきました。
ハンマーダルシマーだけでなく、
お寺の鐘の音におりんを用意してくれるなど
いやいや、演奏って幅広いよなと、再認識。
その後はまっつソロパート。例によって
お客様からのリクエストを承りました。
さっそく来たのが詩。Mさんから。
口頭で伝えてもらって、そのまま
作品タイトル作者お伝えして始めたつもりが、
あららら、いまになってわかりました。
間違ってたあああ。いろいろ。
そのとき、まっつは、てっきり
Mさんお知り合いの方の作品と思ってしまってたんです。
そして筆者名「こんのだいき」と復唱してもうたのでした。
正しくは「こんのだいりき」。
大正から昭和初期にかけて
活動してた詩人さんだったんですね。
ああ。そんな失敗もあるんだなあ。_φ(・_・メモ
読みは、そんなに悪くなかったと思う。
今野大力「春の土へ」。
このときNana.さん演奏してなかったのに、
読んでる間、ときどきハンマーダルシマーが
音を出してくれちゃってたですよ。
なんだか不思議に心地よい雰囲気になりました。
さてお客様リクエストは、もうおひとり。
AさんからJTのCMナレーションだったね。
「やってる負い目もってる実感込めて」って
読み方リクエストいただきました。
そして再びMさんから宮沢賢治「春と修羅」。
序文をリクエストいただいたはずなのに、
なんでかそっちではなく本編読んでた。
渡されたのがそっちだったからだと思うけど……。
なんだろう、この日は、
ずいぶん失策が多かったんだなあ。
それぞれ悪い読みではなかったと思うけど。
なんか、いまさらながら自省。
それはそれとしてもうひとつ、
今度は主催のNana.さんからリクエストきました。
前回好評だった滝沢カレン「カレンの台所」より
今回は「トンカツ」。
けっこういい拍手いただいてました。
そして締め。まっつセレクトの本格コラボ。
「春」というタイトル作品が
青空文庫にはいくつかあったのだけど、
その中からこちらを選びました。
小川未明「春」。
改めて聴いてみて、これ、ハンマーダルシマーとの
コラボにぴったりだったと思った。
「遠くから音が聴こえてくる」というお話。
ひとりで読んだら、もっとさみしいお話になってしまってたかも。
やってみなけりゃわからないけど。
それで終わりという流れだけど、
さすが音楽業界。ここでアンコールが入るのね。
用意してました(笑)。
今度はNana.さんオリジナルインスト作品
「今日のおわりに」用に
キノトールさんが書いたという歌詞。
もちろん、その曲とのコラボでした。
このあたりは、いい具合に収まって、
お客様写真もいただきましたよ。
逆にお客様からの2人画像もいただきました。
ありがとうございました。
と、もうおしまいコールしておきながら
マスターのお許しをいただいて
リクエストがなかったとき用に
まっつが持参してたものを
読ませてもらうことにしたのでした。
「日本国憲法前文」。これは
読み方リクエストもいただきました。限定3種類。
「あほっぽく」「カッコつけて」「めっちゃ悩んで」。
あらら、この流れで読んだら、最後の「誓う」が
疑問文になっちゃいました。
「めっちゃ悩んで」が締めにあたったのね。
でも、我々は、いつもそう問われているのだとも思う。
これは憲法記念日特別選択でもありました。
Comments