2019.06.16 定例ライブ40@中央区
2019.06.16
「〜「詩」を想い、そして 思い出す日〜 40」
@詩とパンと珈琲 mon coeur
2021年6月より、釧路店舗情報
|| これは、2019年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫ほかの作品データ、
|| 書籍名の場合、Amazonの出典データです。
|| 筆者名からのリンクは、Wikiにつないでいることが大半です。
これまでの冒険モンクール記録。
この回は、40回記念ということもあって、
とにかく「なんでも詩のリクエストを」。
前半の「詩」の特集自体がそんなことになりました。
さてさて事前には…ぜんぜんリクエスト…なし。
どころか、なんとあなた、
始める時にもひとつもなかったんです。
どうなるんだ。と思いつつ
リクエスト慣れしてきてる方も多いので
なんとかなるでしょうと、始めました。
先に前座2名さま。
この日まで札幌資料館で展示してた裕樹ちゃんと
次月7/19のカルチャーナイトに、知事公館で
イベント予定という祈子さん。
一番手、裕樹ちゃんは「怪談」。
しんがり、祈子さんは「詩」の選択でした。
記念回なのでお載せしましょう。
右は、祈子さんを覗いているまっつ目線です(笑)。
とあったまったところで、本編スタート。
さて、どんな「詩」がやってくるか…。
まずは、Yちゃんから
茨木のり子「ひとりはにぎやか」(『おんなのことば』より)。
続いて前座も務めてくれた裕樹ちゃんから
W. シェイクスピア『ソネット集』より「28番」高松 雄一訳。
「硬い感じの訳をまっつさんが読んだらどうなるか」って。
ああ、それを意識しすぎてか、けっこうかみまくりだったみたい_| ̄|○。
もうおひとりの前座。祈子さんからも
谷川俊太郎「そのおとこ」(『現代童話〈3〉』より)。
これ、初出出典は『みみをすます』だけど「現代童話」がおもしろかっんで
こちらでご紹介。
祈子さん曰く「童話とは?って思っちゃったんです、この本で」。
撮ってもらってたんで、
まっつが読んでるところも
載せておきます。
2部のときの画像だった
かもしれないけど。
次も谷川俊太郎作品。Kさんからでした。
「兵士の告白」。
タブレットでもらったリクエストなので、
掲載書籍が…わからない…。
いろいろ調べてみたら『その他の落書』が出典というデータがあったんだけど、
その書籍のデータが見つからない。。。
けど全文引用しているサイトがいくつかあるので、
リンクはしないけど、探してみてください。
次はホットなリクエスト。
この年、『現代詩手帖 2019年4月号』掲載の
柳本々々「日曜日」。
そして、リクエスター把握しそこねたけど
吉野弘「人形譚」(『吉野弘詩集』より)。
第1部の最後は、オーナーからリクエストで
糸田ともよ「手紙」(『雪意』より)
この詩人さん、モンクールにも度々来てたんだそうです。
いやー、全然知らない詩人がまだまだいるなあ。
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休憩挟んで後半は、詩以外もウエルカムな
いつものフリーリクエストタイム。
何がでるかな、何がでるかな。
はい。まずはこんなんから出てきましたあ。
祈子さん「さきほどの『現代童話』より」ですって、
岩本敏男「夜の汽車」。
なんかずいぶんこわいお話だった。
これが童話かあ。ってみんなで確かに思ってたわ。
続いては寺山修司『戦後詩』掲載の「解説」。
評論に対する解説のリクエストなんて、
というか、そういう文章の読み語りなんて
初めての体験だったけど、
これ、なかなかいい解説だったんだ。
その解説者名があいまいだったので
いま(2022-12)、この本、借りてきて
あらら、読み出してしまった。
寺山あああ、うーんむむむ。
そしてこの荒川洋治さんも…なかなかの曲者だあ。
お次はKさんから小説。
山川方夫「あるドライブ」(『展望台のある島』より)。
けっこう衝撃的な作品なのに覚えてなかったわ。
改めて聞いても、こわいこわい。
読み終わると嘆息が先行して拍手でした。
さらにしばらく感想や解釈が乱れ飛んでましたね。
それが一段落して、皆さん満腹模様。
この回も、実にいろんな作品と出会いました。
そして、定番「琥珀色」で締めたのでありました。
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