2018.07.12 大人のための昔話@恵庭市
2018.07.12
【ヨミガタリストまっつの
本当は怖い 大人のための昔話】
@えにあす 1階ホール
主催:恵庭市立図書館・恵庭市教育委員会
|| これは、2018年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫または実施公演のデータです。
この年5月のイベントでもお邪魔した えにあす で、
今度は、同館内にも分館のある
図書館さんの主催イベントとして
お呼びいただいたんですね。
イメージポスターは、これ。わかりますか。
5月にお聞きいただいた「赤帽ちゃん」を
フィーチャーしてくれたんですね。
よく見ると、女の子の袖口に「おおかみ」。こわっ。
5月にやったばかりなので、この日は読まなかったけど。
こんなていねいな準備までいただき感謝感激でした。
主催者サイドからの注文は
「大人向けに」「怖い話」を。
1時間半弱設定の中で、あれやこれや考えたのが
アンデルセン「しっかりもののスズの兵隊」楠山正雄 訳
グリム「白雪姫」菊池寛 訳
そして5月の実施イベント中は冒頭のみの披露になった
楠山正雄「かちかち山」。
そんなプログラムを準備して臨んだのでした。
楠山文体は、かなり慣れていたからよいとして
菊池寛はどうかなあと、実は事前に思ってました。
きりがたりシアターでやった
2012年5月「しらゆきひめ」・2012年11月「しらゆき」
のときは、それぞれ対象年齢層に合わせ
いずれにしても子供向けの
オリジナル翻案だったので、
グリムの怖さは残してなかったんですね。
それに対して菊池寛訳は、しっかりグリム。
悪役・女王を、最後、「死ぬまでおど」らせちゃう。
でも菊池寛訳、思ったより読みやすかったです。
改めて振り返ると、
三作品とも、そんなふうに最後は
主要登場人物が「消されて」しまうお話でした。
ニュアンスはだいぶ違っても、
そりゃあ「怖い話」ですわ。
三作品合わせて、読んでる実時間だけで78分。
まあ、予定時間のほとんどを読んでたんですね。
それでも最後の「白雪姫」の前には
少し休憩を入れて、えにあす内セイコーマートさんから
ご提供いただいたコーヒーを、ちょいといただきました。
ごちそうさまでした。
コーヒー画像はないけど、お客さま写真はいただきました。
しっかりお楽しみくださり、ありがとうございました。
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今回の報告に合わせて、少し以前を振り返ってみたら
公共施設等主催にお呼ばれしてのソロアクトは
え、そうなの、2014年5月「やまびこ座チャリティ」以来…なんだあ。
きりがたりシアターで、あちこちけっこうやってたから
もっとやってる気になってたけど、そうでもなかったああ。
図書館に限定してのソロアクトっていったら、
2012年3月「釧路図書館」以来だったんだあああ。
そんなにやってなかったとは、逆にびっくりした。
図書館さんとは親和性あると思うんだけどなあ、まっつ。
もっといろんな図書館さんで
使い倒してくれたらいいのに。
今月の新着作品の一部を紹介引用として読んだり、
なんなら、その場で選んでもらって
読むってのもありなんですが…。
さすがに投げ銭というわけには、
いかないんだろうけど。
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