2017.04.15 「乱歩會3」@中央区
2017.04.15
乱歩會 3度目のライヴ
「宮沢賢治の奇妙な童話」
〜「雨ニモマケズ」は読みません!!〜
@詩とパンと珈琲 mon coeur
2021年6月、新店舗情報になりました!!
|| これは、2017年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
|| 作品に付けているリンクは、青空文庫またはAmazonのデータです。
「乱歩會」の第3回目は。前回から半年を置いて、
この年の春に実施されたのでありました。
それも「賢治」。「乱歩會」なのに。
ええっ、どういうこと??
まっついつも賢治読んでるじゃない。
なのにわざわざ乱歩會で?
FBイベント告知は、こんな感じでした。
まあつまり「乱れ歩き」が會の趣旨でして、
江戸川乱歩に限定してやっていくわけじゃない
という宣言みたいなもんでした。
けど、賢治を取り上げたことよりも
副題の[〜「雨ニモマケズ」は読みません!!〜]に
むしろチェックが入ってしてましたね。
これ、意図としては
「いつも賢治を読んでるまっつだけど、
ちょいと今回のセレクトはいつもと違うよ」というのを
遠回しに示したつもりだったんですけどね。
主催者のひとり、浪漫堂亭主がこれまた大の賢治フリークで
しかも、賢治作品の中でもマイナーなものに陽をあてたい
という想いが前々からあったということで、
そういうセレクトになった次第。
メインタイトルの「奇妙な童話」の意味もそこでした。
さて定刻前からずいぶんにぎやかだったようなんですが
浪漫堂亭主主導で始まりました。
「賢治の奇妙な童話をお届けする」趣旨説明。
まずはでも、1番読んでる「注文の多い料理店・序」から。
ここで言われている
「なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。」
これこそ「奇妙な童話」をお届けする冒頭に
もっともふさわしいだろうと思ったんで
これ、まっつがねじこみました(爆)。
そして本編「奇妙な童話」スタート。
セレクトは浪漫堂店主ですわ。
まずはジャブ的に「黒ぶどう(黒ぶだう)」。
……。
なんか…始まる前に終わったって感じの作品。
そりゃあ奇妙だわ(笑)。
続いては「カイロ団長」。
こちらはちゃんと起承転結的にはまとまっている作品。
まあアイテム類とか展開など、
ツッコミどころはあれこれあるんだけどね。
浪漫堂亭主ったら「こうやって聞くと、
よくできた話という気もする」と、のたまうた(笑)。
場内からも「カイロ団長、おもしろかった」の声しきり。
写真あんまり
撮ってなかった。
せめてテキスト写真
載せておきます。
なんだかんだで二作品合わせて
40分くらいあったので、いったん休憩。
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そして後半。浪漫堂亭主は、
もっと奇妙なものを用意していたのでした。
これもカエルが登場する小品「畑のへり」。
2匹のカエルの会話がほとんどなんですが、
だんだん漫才のようになってって
場内、爆ウケでしたよね、びっくりするほど。
読み終えてしばらく「カマジン国」の話で
もちきりだったりしたし(笑)。
最後にもう一点。「蛙のゴム靴」。
おや、またカエル。
「カイロ団長」に匹敵するくらいのボリューム。30分弱。
しっかり展開する物語ではあるのだけど、
こちらはかなりツッコミどころ満載な感じ。
というかいい加減さがいい感じってとこですね。
あれこれ伏線回収せずに
「ぐだぐだのまま締めた感じ(浪漫堂亭主談)」。
「蛙のゴム靴」読み終わりが21時直前、
その後、あれこれ話題沸騰しまして
會として終了宣言したのは、21時10分過ぎてましたわ。
しかもその後もお客さまスタッフ同士で
感想戦で盛り上がってました。
「今日のかえるたちみんなおばかちゃん」
終了直後の
お客様・関係者写真。
「およそ3年半後」掲載
って言ってたのに
4年3ヶ月半後で…m(_ _)m
みなさん改めてありがとうございました。
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