2012.07.15 モンクール定例ライヴ12@中央区
2012.07.15
「〜「詩」を想い、
そして 思い出す日〜 12」
@詩とパンと珈琲
mon coeur
|| これは、2012年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
この第12回からしばらく、
城さんのセレクト詩人を
足跡的に再度追うことになりました。
その初回は「中原中也」。
続くかどうかも分からない第1回目のとき、
城さんに選んでいただいたのが
この中也とランボー。
しっかり続くイベントなら
2人もいっぺんに扱わなかったのにね。
なんて声も聴こえてきそうなだけに
はい、まずは中也オンリーで
ということになりました。
前座2名は、いずれも自作詩でしたね。
これは特集しばりはしてないのでいいんです。
そして本編スタート。
さてまずはこの会の趣旨をお伝えして
いつもと違えて
テーマ「琥珀色」からスタート。
城理美子基金についても軽く触れて
その後は「中原中也」特集。
初回に城さんがセレクトしてくれてた作品と
皆さんから事前にいただいた作品で進めていきましたよ。
まずは「山羊の詩-初期詩編」より、
「サーカス」(城さんセレクト)
「朝の歌」「夏の日の歌」「春の思ひ出」(Yさん)
続いて「山羊の詩-みちこ」より、
「汚れつちまった悲しみに」(城さん)
「無題」(Sさん)
さらに「山羊の詩-秋」より、
「生ひ立ちの歌」(Hさん)
そして「在りし日の歌」より、
「青い瞳」「「頑是ない歌」(城さん)
「在りし日の歌-永訣の秋」より、
「言葉なき歌」「月夜の浜辺」。
ここで休憩入り。休憩直前にいらしたお客様も数名。
後半も中也特集が続きました。
オーナーが当日リクエストくれるんだもん。
「生前発表詩篇」より
「ある女の子」「夜空と酒場」
「早大ノート」より「(七銭でバットを買って)}
「草稿詩篇(1933年〜36年)」より「夏過けて」
「早大ノート」より「酒場にて(初稿と定稿)」
「草稿詩篇(1933年〜36年)」より「別離」
以上はモンクールにある書籍使って読んだはず。
手元にはないので、文字とか正確じゃないかも。
だって文庫版とか青空文庫とかには
載ってない作品ばかりだったので。
その分、とっても新鮮でした。
※「夏過けて」は、その場で読み方が分からず
適当読みしてしまいました(笑)。
今になって調べてみた(15.04.12)。
「夏過けて(あけて)」と読むそうです。
参照/「中原中也・全詩アーカイブ」
フリーのリクエストタイムになっても
最初は中也作品でした。
「山羊の歌-少年時」より「妹よ」(Kさん)
それから自作詩リクエストが2名計6編。
で、締めのリクエストが
なんとオーナーからの
斎藤茂吉の「ふさこに宛てた茂吉の書簡」より
「昭和11年11月24・25・26日」と「11月29日」。
「うわー(大笑い)」って終わったのでした(笑)。
なんか今回の報告は
淡白な進行報告になっちゃったな。
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さて、2015年も
「〜「詩」を想い、そして 思い出す日〜」
着実に歩を重ねていますよー。
次回は7月19日予定。
なんと迎えて24回目。
特集は初めて取り上げる「八木重吉」となってますので
事前リクエストなんかもぜひぜひよろしくー。
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