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2012.03.27 読み語り初心者講座@中央区

2012.03.27
読み語り初心者講座
@札幌エルプラザ

|| これは、2012年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

この年の年度末には
「読み語り講座」も実施したんでした。
それも初心者講座と実践講座の2講座。

な、な、なんと
自主講座としては
2010年11月にトライアルをやって以来だった模様。
ほんとかなあ。
もう少しやってたような気もしてたんだが…。
でも冒険報告では、
それが最後だなあ。

あ、そーか。
きりがたりシアターの稽古とかでやったのは
それに含めてないからなあ。

あ、カテゴリーでWS(ワークショップ)と講座を
分けていたんですが、
これを機に、「WS・講座」に統一しました。

さて実施内容を報告する前に
ちょっといい機会なので
「読み語り」ってことについて
特に講座を組み立てるにあたって
意識したことを言葉にしておこう。

「読み語りとは?」
まっつ自身も曖昧にしてるキライがあるんだけど
「朗読」とどう違うのか。
なんで「読み語り(よみがたり)」なのか。

これ、講座内容を考えるときに
一番色濃く違いがあるんじゃないか。

たぶん「朗読講座」だと
「正確なアクセント」や「正しく言葉を音にすること」
「紛れのないように意味を声で表現すること」が
基本になるんだろうと思う。
(まあ実際に受けたことは殆どないので、
誤解してるとこもあるかもしれないけど)

でも、自分が講座でやりたいのは
そういうことじゃない感じなんだよね。

「伝える」こと。
なにはなくとも、
それを一番大事にしたい。

もちろん、より伝わりやすい声の使い方とか
「朗読講座」に不可欠な要素も
不要じゃあないのだけど、
何が基礎かっていうと、そういう声の技術よりも
「伝える」気持ちだと思ってるんだな、きっと。

そんなわけでこのときの講座の内容を
その観点も含めて報告してみます。

*-*
まずは日中に開催した「初心者講座」。
主催のヨミガタリを楽しむ会の提案で
副題も付けたんでした。

『楽しもう!「声の表現」』

初心者っていうのも曖昧だけど
まあひとまず
あんまり人前で読み馴れてない方
を念頭においた。

学校で教科書を読まされた経験は
誰でもあると思うけど、
それって「楽しさ」からは遠かったはず。

だったら声にして人に聴いてもらうことが
「楽しいんだ」ってことをまず知ってもらいたい。
そんなスタンスですね。

その楽しさというのが
「伝える楽しさ」にあることを
体感してもらうことを目標にしました。

まあ中島児童会館で担当させていただいた
「読み語り講座」でも、まっつの回は
基本そのスタンス。
「伝える」楽しさが生まれるのは
コミュニケーションであるからそこってことを
意識していただけるような構成にしてるつもりです。

今回も中島児館スタイルを踏襲するつもりだったけど
だいぶ参加人数が少なかったので
コミュニケーションタイムを増やし
さらに「読み」に入っても、いつも以上に
コミュニケーションを意識してもらうプログラムにしてみたんですね。

あんまりここで、細かに理屈的なこと書いても
なんだかワカンナくなると思うので
以下、実際にやったことをご報告。

14時過ぎスタート
・まっつ自己紹介からデモンストレーション
「ぴっけやまのおならくらべ」
初心者コースの基本スタンス「聴き手と一緒に楽しむ」を伝えつつ
絵本ではないお話で「かたつむりのうた」新美南吉
聴いてもらった上で
読み語りしているときの意識持ち方の説明をチラリしてみました。

「今読んでいるお話を聴き手と共有しながら進めていく意識」

そこには必ずなんらかのコミュニケーションがある。

ということで、
一緒に楽しむためにも
コミュニケーションする感覚を
積極的に持てるようになりたい。
という導入で
コミュニケーションゲームに入りました。

まずはまっつ定番にしている「挨拶」
単純に出会いの挨拶をして名乗り合って
名乗りを確認し合って、締めの挨拶をする。
というだけなので
ゲーム性はそんなにないのだけど
これがけっこう空気を変えていくんですね。
特に大人数の場合には。

この日は全部で6名だったので
あっという間に終わりましたけど(笑)。

つづいてもう一つ
「隣人紹介」。
詳細は略しますけど、
これは後に「読んで」もらうときに
このとき自分の言葉で人に伝えようとしたときのことを
思い出してもらうためにも
やっておきました。

さらにもう少しゲーム性の高いことをやっておくことにして
「拍手送り」で少し体も使ってもらい
ここで休憩。
ここまでで途中途中の説明なども入れたので
すでに50分くらい、予定の半分の時間になってたのです。

休憩中は、お初の人含めて
いろいろコミュニケーションとってましてねえ。
楽しそうに。
よしよし。

休憩明け

ここから先は「読んでもらう」ことが中心。
最初は短い時間からスタートして
だんだん長くなるようにというプラン立てです。

まずはそれぞれ読みたいと持ち寄ってもらったものを
1分ずつ読んでもらいました。

ここで隣人紹介のときとの違いや
絵本と文章だけのものとの違いなど
具体的にこのとき読んだり聴いたりした中で
思ったことなどを
雑談的に座談しましたねえ。

「聴き手」と「読み手」を短時間の中で
体験することで、それぞれの違いや
「聴き手」として自分がどういうことをしているかも
意識してもらうような心づもりがありました。

特に初心者の場合、
「読む」ことをあまりに意識しすぎると
「聴く」ことができなくなりがちなのですけど
そこまで「読む」ことに専念させない流れを
作る感じですね。

実は「聴き手」は
けっこう能動的に聴いていること。
こういう場合だからこその能動性もあるんですが
そういうことが感じられると
「読む」「聴く」ことの間に
確かにコミュニケーションがあることを
休憩前のゲームと同じように
感じられるだろうという目論みです。

そういう面とは別に
短時間でみんなが同じような経験をすると
共通認識がいろいろ出てくるんですね。
この日も、ここですぐ
「なかなか読みながら間がとれない」
「絵本だと、おのずと間ができるし、
 絵をはさんで聴き手と共有する感覚がもちやすい」
そんなコメントが出てきましたよ。

いいとこついてますねえ。

ここでまっつが、少し強引な説明。
「「隣人紹介」では、隣人が絵本の絵の役割を
 果たしてたかもしれませんね。
 でも、それなら「自己紹介」でも
 自分を絵の代わりにできるんじゃないか。
 そう考えると、絵のない文章でも、
 絵の代わりにできる何かは見つかるんじゃないでしょうか。」

おー、なんて本質的なことを言ってたんだあ。
「読む」ことが「聴き手」との文章内容の共有なら
そういう部分は、どこかに生まれているはずだろう。
まっつの読み語りの基本的な姿勢を
ここでちゃんと伝えてたわけですね。

といいつつ、この日の現場では
少し実践的な説明してて、わかりにかったかも。

まっつ
「反応があったら間がおけるような身体があると
 次につながる何かが見つかるんじゃないかと思うわけです」

んー、これじゃ読むだけだと分からんかも。だけど
たぶん現場での説明としては、
分かっていただけた感じはあったわけですよ。

ここで少し角度を変えて、発音とか発声のことを若干解説。
まっつの読み語り講座では、
あんまり発音発声の指導はしてません。

大事だってことだけ分かっててもらえればいいかなって。
それよりも、コミュニケーション的な側面を
より意識してもらうことに時間を使いたいから。

その楽しさが分かってから
発音や発声を鍛えればいいと思ってるんですね。

でも一応、ここでそれらの基礎知識的なことを
解説しておいた次第。

そしたら、ここらでもう予定時間終了まであと10分。
皆さんのご予定を確認して
延長することにしました。おおーーー。

ただあんまり延長時間の使い方は計画してなかったので
持ち寄っていただいた文章の残り部分を読んでもらったり
別の人に読んでもらったりと、
さらに「読み」「聴き」の経験値をあげてもらう時間にしました。

どうせならと2チームに分け
メンバの持ち寄りから1作品選んで
チーム内で相互に読み聞きした上で
最後にその作品をチームとして読んでもらうということを
やってもらい、これで終了としました。

おっと、このときだけ
写真撮る余裕があったのだった。
1203271619a5123チーム内での
相互読み聞き。
皆さん
かなり集中して
ますね。

1203271621a51241203271625a5125そして
メンバで
担当部分を
決めての
発表。

全体で2時間半。
参加人数は少なかったけど
けっこう濃い時間となりました。

//
わー、初心者講座だけで
こんな文章量になっちゃつたよお。
ということで、
「実践講座」は別報告立ていたします。

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