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2012.03.27 読み語り実践講座@北区

2012.03.27
読み語り実践講座
@札幌エルプラザ

|| これは、2012年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

さて前報告に続いて
同日夜実施の実践講座の報告です。
(一切写真撮る余裕なくて、文章だけです(爆))

こちらはもうなんてゆーか
経験者ばかりの参加。
というか、モンクールでの前座とかも
やったことある
知った顔ばかりの参加。

でも当日、ひとり見学のつもりで来てくれた
やっぱり知り合いの方も参加してくれました。

とはいえ知り合いばかりでも
ちゃんと講座として実施しましたよ。

まずは「雨ニモマケズ」宮沢賢治を
参加者それぞれのスタンスで読んでいただきました。

ここで改めて
まっつの「読み語り」スタンスをまとめておきます。

 いわゆる朗読で大事にする。言葉の意味を正確に伝えることをないがしろにするわけではないのだけど
物語なら物語に対して、読み手が「どう伝えたいか」を一番重視したいと思うわけです。
 微妙な言い方になるけど「何を」より「どう」。
 それによって実に多様な読み方の可能性があり得ると思っているのね。

 だからこそ余計に、一番大事なのは「ちゃんとイメージすること」。そういうスタンスでこの講座でもアドバイスしたつもり。

 もちろん、その次の段階として、朗読的な15.02.21-00:39
 もちろん、その次の段階として、朗読と共通に
 「正確な発音」とか「正しい文章のつながりを表現する」とかいうことは
 大事だとは思うんだけれど15.02.23-00:38
 それらもそもそも「どう表現したいか」という能動性が
 ちゃんとイメージとして持てていれば
 そのように読むはず。というある意味、放置主義?といえなくもないかも。

 そんなところが果たして実際にど進められていったのか。
 そのへんが見えるように報告してみます。(だいぶ時間が経ってから録音聴いて説明してるんで、今(2015年)の自分の観点にかなり引っ張ってきてるとは思うけど)

以上

ということで夜の部「中級編」報告。

課題作品
「雨ニモマケズ」宮沢賢治

ひとりずつ読んでもらって
「どうでしたか」とお訊きしました。
これは、自分でこう読もうって思ったのと
実際読んでみてどうだったかの、ギャップを意識してもらうためですね。

それとあんまり先に指示的なこと言うと
次の人がそれに影響されちゃうって懸念もあったんで
こちらからのコメントはあんまりせずに
皆さんのをお聴きしたのでした、たぶん。

(いまだと最初っから「どう」というとことのギャップが見えたら
そのままアドバイスすることもできそうですな。)

参加者3名の実践とやってみてのコメントを受けて
全体的に言ったことは15.02.23-01:28
「美しく流暢にたゆまず滞らずに読んでいく」
ってだけだと伝えることに限界があるんじゃないか。
みたいなことでした。

聴き手は、想像しながら聴いているわけで
その想像する時間もなく聴かされると
心が動きにくいんじゃないかって
そういうこと。

だからってひたすらゆっくり読んだ方がいい
ってことでもないのだけど
「雨ニモマケズ」などのような「詩」の場合
言葉と言葉の連なりに
大きくイメージを左右されるわけで…。

って文字で説明しようとすると
どんだけ書かなきゃいけないんだよって感じなので
このへんにしとく。

現場では、実際に一部分について
違う読み方を示して
それによって聞く側の想像の仕方に
どういう違いが生まれるかってことを
示したのでした。

けれどもそれは間や速度をすべて計算して
そのようにやればいいわけでなく、
この段階でのひとまずの結論的な姿勢として
「ちゃんと読み手がイメージをもつ」
ってことを言って、
その後「今日はこう読みたい」っていうイメージを持ってもらって
もう一度ずつ読んでもらったのでした。

で1回目はほとんど個々へのコメントは
せずだったので
総評まで入れて20分で終わったところ
この2回目は
いろいろコメント入れつつの進行になって
40分くらいかけてました。

おー、課題文だけでトータル1時間とは
ちょっと自分でもびっくり。

最後のあたりで言ってたことは
『2回目に自由度が増したのは
 「もの」としての「ことば」から
 「情」も含めた
 「イメージ」としての「ことば」に
 シフトしたからじゃないか』
みたいなことでした。
こんな風に書いても、
ここ読んでくれてる人には
なんのこっちゃかもしれないけど。

そして後半入り。
各自の自由選択でもってきた文章の読み。

って、なんか選んできてなかった人もいたので
休憩時間入れて、その間に選択してもらったりもしてる。

当初この自由選択文章は
「3分程度」ってことにしてたんだけど
参加人数少ないので
「8分でもいいよ」ってことにしたんだったあああ。

まずは一人目、アマチュア作品の絵本。
なかなかいい感じでしたので
より「ストーリーを映えさせる工夫」として
緩急の変化の中に、
さらに「間」を加えてみると
絵本の場合、その「間」が
絵をフィーチャーする時間にもできるので
いろいろなことができる
というようなことを伝えました。

二人目は現代作家のエッセイ。
内容はしっかり伝わる読みではあったので
狙いを訊いてみました。
「最後をもっと怖くしたかった」とのこと。
それには、じゃあ声による展開の仕方に
どんなところで工夫すればいいのか
そんな点を細部だけでなく全体も含めて
アドバイスしてみてました。

そこでも「間」が工夫のひとつとして登場したところ
一人目から
「トーンや緩急を変えたことを
 より際立たせるためにも
 間で工夫できるってことなんですね」
との感想をいただく。

まっつ
「朗読ではあんまり
 そこまで考えないのかもしれないけど
 映画だったら、案外そういうところで
 いろいろ工夫してますよね」

二人目の方が
「そっか。映画みたいなイメージもって、
 フェードアウトしたり
 画面が切り替わったりすればいいのか」

そうして三人目が
ほぼ初見で、他の人から借りて
宮沢賢治「永訣の朝」に挑戦。
詩です。

まっつ
「読み慣れてないせいか、
 全体のゆっくりさはいいのだけど
 それがやや単調なゆっくりになってましたね。
 やや解釈になっちゃうかもしれないけど
 全体に揺るがぬ人になってたのは
 もったいなかったかな」

途中、いろんな関連話題に
全員で向かってったりもしながら
この自由選択時間だけで
45分くらいやってましたね。

休憩15分ほど含めてトータル2時間強。
締めにまっつの「永訣の朝」デモンストレーションと
まとめトークで
さらに10分くらい。

なかなか深いとこまで行った感じで
実践講座も終えることができました。

//
2015年3月現在
まだ恒常的な
「読み語り講座」の開催は未定です。

いろいろ考えたいと思ってはいるんですが
どういう日程・スタイルにすれば
一番、ちゃんと継続していけるのか
そのあたりが、なんとも
ピンと来るやり方に思い当たれていないのです。

内容的には、今回と前回報告したようなことと
大差ないことをやることになると思うのですけど
どうですかねえ、継続的にできるかなあ。

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