2011.09.10 「銀河鉄道を巡る冒険」@西区
2011.09.10
「宮沢賢治*銀河鉄道をめぐる冒険」
@フリースペース & カフェAMICA
|| これは、2011年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
ハンマーダルシマー奏者小松崎健さんとの
二度目の協演。
告知時情報は→まっつな日々告知。
そこにも書いてありますが、
この読み語りは特殊なものでした。
『“銀河鉄道の夜”をメインテキストに
宮沢賢治の作品や文章を、まるで星座のようにちりばめた
コラージュ様の「宮澤賢治世界」。』
大学の卒論が宮沢賢治だったという
演劇界での盟友でもある長岡登美子氏
渾身の賢治銀河世界だったわけです。
それも、まっつが読み語ることを
前提として構成してくれたのだから、まあ
これは燃えましたよ(笑)。
で。も。最初に原稿を見たときには
告知にも書いたけど
「ちょっと途方に暮れてしまった」のであります。
健さんもそうだったらしく
「最初にテキストをいただいたときは、正直、
これにどう音楽を付ければ良いのか、困惑しました」
参照:打弦人生(健さんブログ)リハ時の記載
でも、合わせてみたら、見事にダルシマーの音色が
銀河鉄道の空気にはまったんですよねー。
それにしても
トータル、結果95分の大作。
やる方も、音楽に任せる時間、読み語りが担う時間と
工夫はしたんですが、ずっと集中してる感じ。
後でお聞きしたら、やっぱりお客様の方でも
気を休める時間がなくて、タフだったらしい。
それでも終了時には
「鳴り止まぬ拍手」という形容が
ふさわしいオベーションをいただきました。
(スタンディングじゃあなかったけどね(笑))
自分でもなんか終わり部分のことを
身体的に覚えている。
もうカムパネルラの語るコトバは終わっていて
彼の耳に入ったろうコトバが締めくくりだったんだけど
そのとき、聴いているカムパネルラとして
い続けてたら、そのコトバを聴いて
彼が、一皮むけて成長したんだよね。
んー、うまい説明になってないかもだけど。
その締めくくりのコトバというのが
「おまへはおまへの切符をしっかりもっておいで」。
かなりマニアックな
演目にもかかわらず
たくさんの方に来ていただきました。
ありがとうございました。
って、へとへとだったせいか
お客様写真、撮ってないじゃんm(_ _)m
演る方も大変だけど
いつか再演しましょうという気持ちはあり
そうそう、それは2013年に
実現したのでありました。
少し違う形にはなったけどね。
今、現在、検索などして出てくるのは
ほとんどそちら2013年のものみたいですね(笑)。
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