2010.08.29 四季の読み語り4@清田区
2010.08.29
猫のしっぽ主催
「四季の読み語り4*8月
〜夏のおとしもの〜」
@清田区M宅
|| これは、2010年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
同じ月に番外編やったばかりですが
通常スタイルの「四季の読み語り」も
夏のうちにってことで、やりました。
「夏のおとしもの」ってサブタイトルに合わせて
まっつが選んだオープニングアクトは
芥川龍之介「蜘蛛の糸」。
どこが落とし物なんだ、しかも「夏」。
という文句は・・出ませんでした。
一応、蓮の花が咲くのは夏で、
結局、お釈迦様はカンダタを落とした。
ってことだったんだけどね。
で、あえて選んだのには
もうひとつ理由があって、
会場のM宅で、一度はやってみたかった
お客様移動いただく方式をしてみたのでした。
極楽のシーンはまっつが
上から見下ろし(左)、
地獄のシーンは
下から見上げる(右)。
こんな感じ。
で、続いて定例としてる
谷川俊太郎「みみをすます(福音館書店)」[Amazonページ]
より「じゅうにつき」。
これも一度はやりたかった
だんだん階段を降りながらの
読みにしてみたのでした。
後は当日リクエストってことで
最初はオーナーから
安房直子「南の島の魔法の話(講談社文庫)[Amazonページ]」。
短編といっても
やっぱり30分くらい
かかったのでありました。
なのでここでスイーツタイム。
恒例の「おかしなおはなし」は
今回、「ベーグル」。
これまでで一番の長文でありましたが、
読んでる途中で現物が出てくる演出で、
目と耳と
そしてその後に
舌と喉と
全身で
楽しむ
四季の読み語りならではの時間に。
とりわけ上の写真手前の
「ベーグルサラダ」が大人気。
当然ながら会話は、ほとんど
食べてるもののことに終始(笑)。
ゆっくりスイーツタイムを
20分以上楽しんだあとに
再びリクエストをお願いしたら
1本のみ。
お客様から
岸田 衿子「草色の切符を買って(青土社)[Amazonページ]」
より「帽子の話」。
ほかになくもないようだったけど
遠慮がちなので、
先に自分でもうひとつ持ってきてた
許諾もらってる森雅之さんの
「夜と薔薇(ふゅーじょんぷろだくと)[Amazonページ]」より
星座物語「みなみのかんむり座の話」を
読ませていただきました。
漫画といっても、絵本的な展開のこの作品
選んだのは「夏の星座」の「失われた神話」を
描いた作品だったからなんですけど、
それ、ちゃんと伝えてたかなあ。
いまさらながらで失礼。
てなわけで、この日は
これでひとまず終了。
後はしばらく雑談して
お開きとなりました。
最後のお客様写真は
省略(撮るの忘れたし)。
上にある
階段上下の写真を
それに代えてます(笑)。
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