2009.02.21-22「読み伝える表現」@黒松内町
2009.02.21-22
「田舎の自然学校指導者養成講座」第9回「読み伝える表現」
@黒松内ぶなの森自然学校
|| これは一昨年2009年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
2月の雪深い2日間、
ぶなの森自然学校の
「田舎の自然学校指導者養成講座」
第9回「読み伝える表現」の
講師を務めさせていただきました。
もう2年近く経ってしまいました。
とはいえ、かなり斬新な体験でしたので、
場面場面、今も鮮やかな記憶のある2日間でした。
コンカリーニョ派遣事業として出向いたんですね。
2日間、トータル12時間超のプログラムは
自分としても「指導スタンス」として
初のボリュームだっただけに
かなり事前にあれこれ考えたのでありました。
基本的には「読む」ことを
単に音声表現と考えるだけでなく
「伝える」行為と捉えていきたいということ。
ま、その点はこれ以前もその後も
大きく変わってないわけですけど、
全体の時間が多いだけに、けっこう
積み重ねる流れを検討しましたねえ。
大きなポイントは
「イメージを持って
読み伝えること」。
(画像は初日後半の様子)
これは、基本講座の合間、ラフな夜の時間帯に
「ちょっと特別なもの」
を紹介してもらうという
「読む」のではなく
まさに「伝える」時間も設け、
(画像がその様子)
「読む」こととの比較も意識してもらうようにしたのでした。
まっつのデモンストレーションや、
コミュニケーションゲームも織り込みながら
けっこう、バタバタな感じでにありましたが、
そこは逆に、受講者の皆さんの意識の高さに
大いに助けられましたねえ。
いろんな自己経験に照らし合わせながら
理解していこうという意欲がある。
だから言ったことの数倍のことを感じてくれる。
んー、さすがでした。
そのあたりは、逆に
自分にとっても大いに勉強になったのでした。
最後は、
ほぼ関係者のみの
お客様でしたが
発表会まで実施。
短期集中の形で、即席判断ばかりになったわけで、
個人個人へのアドバイスが
果たして最適だったかどうかは、
怪しいところもあったと思うのですけど。
読むことってつい固くなりがちな人が多いのだけど、
少しでも自由に、かつ楽しく、でも適切に
「読む」ことができれば
いろんな可能性があるってこと、
そこんところは、多少なりとも感じていただけたはず
と、思い返しております。
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