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2008.11.29 オト・エ・カタリ@黒豆

2008.11.29 オト・エ・カタリ@黒豆

|| これは一昨年2008年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

Ca3a0332それは
2008.11.17
黒豆初訪問から
始まった。
ひとまず、
自分のイベントが
できないか
相談しにいったわけだが
なんだかんだ、お客様もあまりいない時間帯だったこともあり
話がはずんだあげく、1冊リクエストもらってお店にある絵本を読んだ。
そしたら「なんか、とにかくやりましょう」という。

で、翌日には「hajimeくんと会える日」の連絡がきて
(なんかこの時点で、チQさんも絡む方向が見据えられたらしい)
Ca3a0335000119日にはhajimeさんに
お会いして、
黒豆さんリクエストの
絵本などで
もう即興で合わせて握手。

hajimeさん→サイト

して20日にはネット告知が出てたっすねえ。

といっても「即興」とはいえ、この時点では
全体のイメージについてお互いにノープラン。
本番前々日の27日夜に、元町付近で二人落ち合って相談。

なんかパズルがはまるように、構成が決まってった覚えあり。

Ca3a0382当日のライブ告知。
19:00スタートと
あるけど、
実際には
19:00オープン
19:30スタートでした。
黒豆さんの
お茶目な一面もライブのスパイス。

ところで、チQさんとは当日が初顔合わせ。
hajimeさんはご存知のようで、
「事前に打合せなくても心配ない」とのことだったのだけど
ライブが始まって、その意味がすぐ分かった。

オープニングは「注文の多い料理店・序」。
そこにピアノが入ってきて、それに読みが乗っていく。
それを背中で聴きながら、
ライブペイントで、素手で墨などを使って
絵が立ち上がっていく。

その格闘家のような後ろ姿と、変貌していく絵を垣間見ながら
また演奏も読みも、動かされる。

そんな感じの短い初コラボをやってから
まずはhajimeさんの演奏。
これにパーカッションゲスト・タクヤくんが絡んで
すっかり温かいhajimeワールドの音楽的空気ができあがる。
チQさんの絵は、
どんどん変化しながら膨らんでいく。

ちょっとトークのやりとりして
次はまっつソロ。音なしでお話を楽しんでいただく。
自分セレクト作品だが、すっかり出来上がった音楽的空気に、
どちらかというと「乗っかって」の読みになる。
いつもより情緒的というか感情的というか・・・。
アウェイ感覚もあるので、自己紹介的に。
そして、このときは一番、絵の変貌する様子とも相対して読んでいた。

そして再びコラボ。
読むものはリクエスト中心としておいたのだけど
さすがにお持ちくださったのは
まっつ知ってる人ばかり。

「童謡」との声もかかるが、
用意されたテキストはないので、
ご存知の方に(といっても、まっつ知り合い)
なんか書いてもらっておく。

で、とりあえずリクエストで小説を1編。
なじみある「家守綺譚」梨木香歩さんの
まだ読んだことのない続編。
「ヤマユリ」。
(出典:「yom yom 2007年 12月号(新潮社)[Amazonページ]」)

舞台設定は知っているが、この編の行く末は、自分も知らない。
もちろん、hajimeさんもチQさんも知らない。
ピアノ、どんどん来る。ダイナミックに来る。とまる。動く。
ちゃんと物語のシーンを受け止めつつ、
しかし、遠慮なしに引っ張ってく。渡してくれる。
もう、ピアノとのやりとりにかなりエネルギー使って
絵の変化には、このときはあんまり意識もっていけなかったかも。
でも、
めちゃくちゃおもしろかった。楽しかった。
と言うしかないっ。

ここで休憩。
休憩入りの雰囲気づくりに
メニューのリクエスト騙り読みも。
ここにもhajimeさん、乗ってくれる。

休憩終えて
再びピアノとパーカッションで
hajimeさんのオリジナル曲。
力強く、しかも優しい。
あー、おれ、音楽をうまく語るコトバを持ってない。
でも、身体で音楽を感じてはいるのだ。

だから途切れずに、そのhajimeワールドに乗っかった身体で
童謡リクエストで書き出してもらったものを2つ読む。
hajimeさん「原曲をそのまま弾いてもしょうがないですよね」(笑)。
その言葉通り、まったくイメージの世界としての即興演奏で
「とおりゃんせ」「こがねむし」。

ここでhajimeさん「休む」。
そこでソロでリクエスト
エッセイ1つ。ここで、えっ、もう21時半。
19時半スタートだから2時間経ってる。

hajimeさん、カムバックして締めに入ることにする。
最後のリクエストということで小説1つをコラボ。
長いので中略したが、
ここでも見事に音とのやりとりになる。
このときはパーカッションも入ってくれたんじゃなかったか。

暗いお話だったので、なんとなく
終われない気分が
まっつにも、hajimeさんにもあって
チQさんも「まだやりますよ」とのことだったので
黒豆さんから絵本のリクエストをいただく。

絵本ですからねえ、
雰囲気をつかんでもらうためには
できればhajimeさんやチQさんにも絵を見てもらいたい。
でも、お客様にも見てもらいたい。
すこーし微妙な持ち位置を設定して
ここは動きを自ら制限、
見てもらう重視で読んでみた。

これもまたピアノだけのときや
声だけのときなどが生まれるなど
かなり豊かにイメージが広がった。
そして終了。
トータル2時間をかなり超えて終了は21時50分近くだった模様。
3人ともけっこうクタクタな中、お互いの健闘を讃え合う。
真剣勝負って感じでしたもの。
そんな終わり方するライブって、なかなかない。
とってもステキな時間を過ごさせていただきました。

で、終了後にはhajimeさんのピアノパフォーマー5周年を祝して
手作りケーキを持参なさった方がいらして
こちらも楽しませていただいたのでした。
いまさらですが、おめでとー、hajimeさーん。

Ca3a0377チQさんの作品の最終形。
読んだ作品のあれこれが
あちこちに見え隠れしてる。
時間を内包した絵っていうのも
あるんだなあと実感。
経過の画像もあれば
もっといろいろ感じてもらえるだろうけど、さすがにそれは、ない。

Ca3a0379Ca3a0376その前で出演者写真。
左hajimeさん。
真ん中、チQさん。
右、まっつ。
そしてお客様写真。

その後、間もなく沖縄に行ったチQさんとは、
(いまは札幌に戻っているらしいのだけど)
この日以外、結局機会がなくてまだお会いしてないのです。
そしてhajimeさんとも、その後何度かお会いしてるとはいえ、
この日とその準備のための時間のほうが圧倒的。
ホントに濃い時間だった。
お二人、そして黒豆さん、ありがとうございましたっ。

hajimeさんファンには申し訳ないくらい
彼の音と絡むことで、自分が楽しませてもらったのは確か。
でも、その楽しむ姿を含めて
大部分のお客様に、そしてもちろん黒豆さんにも
存分に楽しんでいただけたようです。
----
ちなみに黒豆さん、今現在はご夫婦で、
ごはんとカフェのお店 Pinchos→サイト
豊平区でやってます。

2010年7月7月には、hajumeさんのライブも実施。
ああーー、その週、いろんなこと重なって
めちゃくちゃテンパってて、
行けなかったんだよおおーーっ。無念っ。

ますます世界を広げているhajimeさん。
沖縄でだけでなく、おそらくいろんなことを
吸収しているだろうチQさん。
お二人と、またきちんと並べる日があらんことを。

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2008.11.08 オペレ&まっつ@西岡図書館

2008.11.08 「オペレ & ヨミガタリストまっつ」@西岡図書館

|| これは一昨年2008年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

まっつ読み語り・グリム童話より「赤帽ちゃん」
続いて、オペレの名作「いどのおはなし」。
さらに、まっつ読み語り・楠山正雄「ねずみのよめいり」と
そしてまっつ参加のオペレ「りゅうになりたかったへび」。
10月やまびこ座、及び前報告の北海道文学館と同内容で、
やまびこ座報告
この日でツアー終了。

実は文学館が終わった後、
東京に行って「詩のボクシング」全国大会や
関係する人達のリーディングパーティーを
観覧したりしてきたのでした。
だから1週間はあっと言う間だったなあ。

西岡図書館からのオファーでしたが
実際には児童会館との共催で
場所は児童会館の体育館。

たぶん、人形劇のなんかで
行ったことあったんじゃなかったっけ。

開演前後には児童会館の方々も
Ca3a0321Ca3a0322いろいろ
手伝って
くれて
とっても
やりやすかったです。
画像は、開演前ステージと終演後のたくさんのお客様。

で、こちらは翌2009年にもお呼びくださったのですよ。

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2008.11.01 オペレ&まっつ@北海道文学館

2008.11.01 オペレ&まっつ「〜わくわく〜こどもランド!」@北海道文学館講堂

|| これは一昨年2008年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

まっつ読み語り・グリム童話より「赤帽ちゃん」
続いて、オペレの名作「いどのおはなし」。
さらに、まっつ読み語り・楠山正雄「ねずみのよめいり」と
そしてまっつ参加のオペレ「りゅうになりたかったへび」。

やまびこ座にての「オペレ&まっつ」と同内容で、
この後、西岡図書館にも同内容で回り、ツアー感覚でしたねえ。
やまびこ座報告

この日、終了後は次のイベントに備えるとのことで
すぐに撤収作業。
職員の皆さんも、待ち構えているんですもの。

でもおかげで「家守綺譚」作者の梨木香歩さんに
直接ご挨拶できたのでした。

Ca3a0286Ca3a0287道立文学館は初。
講堂も、
悪い響きでは
なかったと
記憶してます。
開場前のステージ側と、終演後のお客様写真です。

また呼んでくれないかなあ、どうせなら大人向けで(爆)。

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2008.10.25 紅茶夜会18

2008.10.25 「夜と紅茶とヨミガタリ〜第18夜〜」@ニュアージュ

紅茶夜会前回の模様は→冒険内該当ページ

この回の「ヨミガタリを楽しむ会」の→告知

|| これは一昨年2008年の報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m

1年以上分も、たまっている上に
ずいぶんごぶさたの更新で、すみません。

はー、もうさすがにここまで離れると
記憶はわずかで、改めて録音記録を聴くのがやたら新鮮でした。

さて、この日は「紅茶夜会」、その後、
諸事情により開催されていないため
現段階の最後の「紅茶夜会」でした。

挑んだのは「萩原朔太郎」。
まっつとしては、たぶんリクエストでも読んだことのない
初の作家だったと思います。

常連さんからのリクエストで取り上げることになった経緯や
当日使用したアロマ紹介や、
店長さんからお茶タイムの「本日のティー」紹介があった後
作家の人となりを、主催から解説。

そしていよいよ読み語りスタートです。
まずは詩集『月に吠える[青空文庫]』序文(少し前略しての抜粋)

いやー、久々に自分の読みを聴いたけど、
すんません、かっこいいじゃんとかって思ってしまった。
これが読み語りだよおー、なんて(爆)。

そしてこの『月に吠える』から
<竹とその哀傷>より「地面の底の病気の顔」「竹」
<雲雀料理>より「感傷の手」
<悲しい月夜>より「蛙の死」
<さびしい情慾>より「愛憐」
<見知らぬ犬>より「見知らぬ犬」
<くさった蛤>より「ばくてりやの世界」「猫」
の8編をお届けしました。

ちょいと閑話休題して、
続いては詩集『青猫[青空文庫]』から
<幻の寝台>より「薄暮の部屋」「その手は菓子である」
<憂鬱なる櫻>より「黒い風琴」
<さびしい青猫>より「艶かしい墓場」
<意志と無明>より「遺伝」の5編

続けて
純情小曲集[青空文庫]』から
<愛憐詩篇>より「こころ」「旅上」「金魚」
<郷土望景詩>より「公園の椅子」
宿命[青空文庫]』から「死なない蛸」
とお届けしていきました。

セレクトはすべて主催者によるもので
その選定作業自体が、かなり練られていたようで
ある種の世界が立ち上がったとは思う。

後日、主催者は
「朔太郎その人は、現れなかったのだけれど、
 朔太郎作品とヨミガタリストの見事なコラボレーションが
 そこにありました。」
とコメントしてたように、
確かに今、聴いても
まっつが声にする「その場」で気持ちのいい読み語りであって、
朔太郎の「そのとき」のことは、ほとんど考えてない。
あくまで作品だけけに向き合う。
そんな感じではありました。

それだけでいいのかどうか、
詩を読むときには、考えなくてはいけないか
今(2010年6月)、考えてるところでもあったりします。
でも、それが前提では読み語りじゃないだろ。

ま、それはそれとして。

その後、お茶会に入って
朔太郎についてなどからあれこれ雑談。
途中、当時流れてた、まっつナレーションCMの
リクエスト(ちゃんと原稿に起こして用意してやんの)とかあって
40分ほどを過ごした後
しめくくりは
がらっと世界を変えて
宮澤賢治「どんぐりと山猫[青空文庫]」。

たくさん手がけてきた賢治作品でしたが
この作品を読み語るのはこのときが初めて。
こちらはやたらといい反応でした。

Ca3a0281もうお客様自体
記憶がないかも。
だけど、
店長にも入っていただき
お客様写真。
ありがとうございました。

Ca3a0282そして終了後には、
会場のニュアージュさんから、
ヨミガタリを楽しむ会に
花束がっ!!
重ねて、感謝でしたっ。

気がつけば、
秋の夜はすっかり更けていたのでした。

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