2008.09.29 読み語りライブ@日新小
2008.09.20 読み語り大人向けライブ@日新小学校
|| これは一昨年2008年についての報告です。
|| 誤解なきようお願いいたします。m(_ _)m
小学校でのライブですが、
子ども向けではなく
PTA文化委員会・
地域開放図書ゆうゆう文庫
・家庭教育学級いちいの会
合同企画による、親御さん向けの講演会(笑)、
実際のところライブでした。
でもちっちゃい子も何人かいたので
最初は幼児向け作品から。
まずは、楠山正雄「ねずみのよめいり[青空文庫ページ]」
続いてちっちゃい子にはちょっと微妙かな
宮澤賢治「いちょうのみ[青空文庫ページ/掲載は旧かな「いてふの実」]」
なので次はちっちゃい子向けに
ひだの かな代 作「りんごりんごろりんごろりん(新風舎)[Amazonページ]」
この後からは、もともとの依頼である
大人向けにシフトしていって
宮澤賢治「注文の多い料理店・序[青空文庫ページ]」で入り
同「やまなし[青空文庫ページ]」。
けっこう小さい子は最初のうち
ぐずったりしゃべったりし始めてたけど
そういう環境というスタンスで
戦ったりせずに、読み進めました。
そのうち、集中している親御さんの姿を観るせいか
案外静かになりましたね。
ここからリクエストコーナー。
「いちいの会」へのお誘い文。
「みんなが入会してくれるような」リクエスト。
次はレシート
「庶民はのスーパーの年配の店長さん風」と
「買い物に来ている若いヤンキーあがりオネーチャン風」
ヤンキーあがりネーチャンは、はい、いまいちでした(爆)。
それから1つリクエスト作品を、
小さい子向けにとのことで相談していただいて、
エリック=カール作/もりひさし訳「はらぺこあおむし(偕成社)[Amazonページ]」。
小さい子たちの食いつき、ありあり。
特に「土曜日」あたりは、
やりとりかなりやりながら。
それから大人向けにシフトして
覚 和歌子「ゼロになるからだ(徳間書店)[Amazonページ]」より「雪解け」。
最後は主催側からあらかじめ
いただいていたリクエスト
新美南吉「でんでんむしのかなしみ[青空文庫ページ/掲載は旧字旧かな「デンデンムシノカナシミ」]」
で締めました。
ライブはここまででしたが
その後はこれもリクエストいただいてた
「質問コーナー」。
Q「映像が頭の中に出てくるのがすごい」
質問というより、感想をいただきました。
A「でも、皆さんの想像力がすごいんであって、
まっつはそれを引き出すように読んでいるだけだと思います」
と優等生的に答えておきました(爆)。
でも、ホントその通りで、
今更ながらですが、
お客さまの顔をできるだけ見ているのは
伝えるためと同時に、
どう受け止めてくれてるか、認識するためでもあったりするんだわ。
コミュニケーションだよぉーーー。
たぶん、その顔の受け止め方の雰囲気で
読む速度とか、伝え方を
微妙に対応しながら読んでるんだと思う。
ライブだぜっ。
Q「読み聴かせするときの参考に、アドバイスを」
A「技術的には、口をしっかり動かすこと。皆さん意識してると思いますが
舌をちゃんと使うことがおろそかになってる場合が多い。ただ
そういうとこより、一番大事なのは一緒にお話を楽しむ気持ちと思ってます」
Q「宮沢賢治の作品を少しなまって読むということはないですか」
A「自分がネイティブで東北の人だったらそう読むのかもしれないですけど、一部作品でそういう言葉で書かれているのもあるんですが、一応ぼくは書かれているのに従う読みをやってるので、ときどき大阪弁で書かれている落語絵本とか、エセ大阪弁で読んだりしますが、基本的に書かれていることを立体的に読むというスタンスで読んでいます。東北弁ね、読めたらいいんですけど」
質問コーナーで終わるのも
なんか空気的にもったいないので
最後に持参した中から
谷川 俊太郎・作/和田 誠・絵「これはのみのぴこ(サンリード)[Amazonページ]」
を読んで終わりました。
お客様写真
なぜか、変な設定に
なってたみたいで
上手側のお客様が
欠けてしまいした。
ごめんなさい。
ありがとうございました。
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