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2007.3.6西池袋

東京で読み語りナイト
MODeL T(東京都豊島区西池袋)

東京に行く私事があったので
なんとかついでにどこかで読み語りたいもんだと相談したら
ヤノ氏(shelf)がこんなお店があると紹介してくれて
おまけに間に立ってくれて実現した
西池袋投げ銭ライブ。

1回目
小島健一さんの写真展「棄てられ島」の最中の読み語りライブということで、
まずは「端島人一同」による掲示文を読む。

それから小島さんによる
「棄てられ島」=長崎県端島についての解説を少しいただく。

そして、写真の壁への投影スライドショーに合わせて
谷川俊太郎/作「みみをすます(福音館書店)」[Amazonページ]より
「みみをすます」をコラボレーションな感じで読む。

このコラボはけっこう良かったみたい。
ここまでは昼・・といっても18:30からと
夜の21:00からの2回とも同じ構成。

以後の作品のときも実はスライドショーは継続。
ただ、松本は松本で読むということで
コラボ意識は持たずに、
でもときどき借景的に使ったりしてみた。

まあ読み語りは、いろんな聴き方をしていいわけで、
いつもだって目をつぶって聴いてる人もいる。
そういう人たちに、こんな風に近くに
別の形で動いている画像があるのは、
意識しなくても、どこかでコラボレートにもなってたみたい。
お客さまによっては、そんな感想をくれた方もいた。

そんなわけで
昼のその他の演目は
宮沢賢治「雪渡り」[青空文庫ページ]と
覚和歌子「ゼロになるからだ(徳間書店)」[Amazonページ]より「雪解け」。
まあ「春へ向かう」という裏テーマで選定してみた次第。
ちょうどこの展覧会の期日の要所で「三寒四温映画祭」なるイベントも
やってましたんでね。
でももうひとつ、「雪渡り」を選んだのは
「棄てられ島」の写真の印象から
なんとなく「雪まつり」を思い起こさせたせい。

まつりの雪像は、「棄てられ島」のようにそのままにはならないけど
市井の雪だるまなんかが解けていく感じって
どこか切なくて、似た印象があると思った。
「雪渡り」も「雪解け」もそういう切なさはないけど、
この冬、雪がないという東京に
そんな雪のイメージをなんとなく届けたかったのね。
あんまりそういうイメージまでは届かなかった感じだったけど(笑)。

読み語り目的で着てくれたのは
この回は松本の知り合いのお二人。
あとは、展覧会目的の方と
単に喫茶目的の方数名。そっちのほうが多い。

ただこの1回めは、そういう方たちに対して
なんとか引き付けようという気負いもあったせいか
場の感じからするとやや力が入りすぎた感じだったみたい。
うーん、ストリートとかでも気負いすぎたらダメだっての
頭では分かってるんだけど。
(お客さま写真とり忘れ)

夜はもう少し知り合いがかけつけてくれて
聴きにきてくれた人たちが多数派という感じになり
なんとか引き分けくらいに持ち込めたかな(笑)。

この21時の回のその他の演目は
この場所を紹介してくれたヤノ氏のリクエストで
太宰治「待つ」。
それと、夏目漱石「夢十夜」[青空文庫ページ]より
第一夜、第二夜。
そしてさらにもうひとつ、またまた
覚和歌子「ゼロになるからだ(徳間書店)」[Amazonページ]より「オリーブ」。

この回の裏テーマは、
なんとなく「ときを待つ。ときがくる」。
「棄てられ島」のその切なさの印象って何かというと
じっと、なにかは分からないけど「そのときを静かに待っている」
という印象だと思ったんですね。
それ以前にいろんな人々と時間を刻んだ後に。

で、ヤノ氏から太宰作品いくつか候補をもらってた中からひとつ選び、
後は、東京ナイトにどう響くかと思って漱石。
考えてみると
第一夜、第二夜とも、なんか「そのときを待つ」がテーマのひとつだもんね。

そして最後は、覚さん作品に頼りすぎかとも思ったけど、
「いろんな時間を刻んだ後」って側面のあるこの作品を選んだ次第。

この遅い時間は、けっこうにぎわった感があり
なんとか場と喧嘩せずにいけたと思う。
場所を探すのに手間取って、途中からかけつけてくれた人もあり。
このときは知り合いが大半だったけど、
それぞれ別々の場での知り合いだったので
そういう人たち同士がその場でけっこう終了後、
読み語りに関係あったりなかったり
(むしろ写真展の話題のほうが強かったみたいだけど)
いろんな話題がそちこちではずんでたのもよきかな。

場所を紹介してくれたヤノ氏、
お店のお二人のオーナー、浅香さん、渡部さん(ほとんどお話もできませんですみません)。
そしてコラボらせていただいた小島さん。
ありがとうございました。

Ca250086もちろん、お聴きくださった
皆さんにも感謝です。
ということで、
上のうち3人にも入っていただいた
お客さま写真。
どんどん可能性を広げたいので
これからもよろしくです。
(って、ついでがないとなかなか行けないけど、まだ)

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Comments

目に見えるものと耳から見えてくるもののコラボ。
これからも、いい形になっていくといいですね。

Posted by: kyo | Monday, April 09, 2007 01:23

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