10/28(06)紅茶夜会9
10月28日(土)18:30〜おとなのための読み語りライブ
「夜と紅茶とヨミガタリ〜第9夜〜」
用意した作品は、中島敦「山月記」
青空文庫の同作品htmlページ
↑
http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/624_14544.html
やり慣れている宮沢賢治に比べると
どうしても漢語が多く、
注釈集を用意してのぞむ。
漢語って、文字を見るとなんとなく意味が分かるけど
音だけ聞くと、さっぱり分からないということが多いからだ。
初めてのお客さんなど数名が遅れてているため
開演時間となったが、
まずはその注釈一覧のことを説明して時間を使う。
それでもまだ現れない方がいるので
ニュアージュさんが参加している
サンタプロジェクト
「コロンビアのこどもたちのサンタクロースになりませんか」
という活動についての「お願い」案内を
ニュアージュスタッフさんからの読み方リクエスト
「クリスマス準備中で忙しいサンタになって」
で、騙り読み。
さらに先に、この日の紅茶ラインナップを
スタッフさんにご紹介してもらう。
ティーバー
本日4種
<(セイロンティ)フレンチブレックファスト>のみやすいと定評
<(フレーバーティ)テゥジューベル>ちょと個性的、ミルクと合わすととてもおいしい
<(フレーバーティ)ライチティー>中国の昔っからの伝統的なフレーバーティ
<(ハーブティ)ローズヒップ>風邪対策としても、ビタミンたっぷり。カフェインなし
松本の今後の予定も配ってあるので、
先にご案内しておく。
こうしてスタートしたのは定刻の10分くらい後だったかな。
予定の方々が到着して
中島敦「山月記」スタート。30分弱。
その後、お茶会タイムとして、初めての方ほか自己紹介とかあれこれ。
ちょうど自己紹介が終わったころ合いで、ティーバースタート。
しばらく歓談して後、今回はリクエストタイムをしっかり使って
事務局リクエストということで
覚 和歌子さん「ゼロになるからだ(徳間書店)」
の初章「生きている不思議」より、『鬼の素』をお届け。
読みの著者許諾をいただいているのだが
事前告知はできない段階なのですけど、
これがいいんですわ。ほんとに。
この日はお客さまの反応がとてもビビッドなので
どんどんスピードアップした感じ。
また機会をみて、この詩集からものを読みたいと思ってます。
(後日、この日にこの作品を受け止めて同作品集を購入なさった方が
けっこういらしたとのこと。ブラボー。)
これを読み終わってまた少し紅茶をいただきながらの感想戦をした後、
もう少しリクエストがあればとお聞きしたところ
もりしたさんからのリクエストで
長谷川 集平「はせがわくんきらいや(ブッキング[復刊版])」(オリジナルはすばる書房1984かな)
なかなかきっつい作品だったけど、どうせならと
あとがきもフルスピードで読んでみた。
なんか、そのスピードが、この場のあの展開の中では
もっともふさわしい気がして。
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