今月は、たった1回のステラパフォマーケット。
いや、おいらが1回ってだけでなく、パフォマーケット自体として「たった1回」。
そんな貴重な(?)日、男鎌田くんの次、という順番を務めさせていただく。
もう最近の男鎌田くんの人気はうなぎのぼりで、
そのテンションに引き寄せられてくる人々の多いこと多いこと。
で、それを受けてのおいらのステージは
地味に感じられるんだろね、
コトバのパフォーマンスでは、なかなか
道行く市民をひきとめられない。
でも今年はこのまま音を使わずにいく。
その中で、何か、少しでも可能性のあることを見つけたいから。
その上で、来年は、音を使おう。身体と音とのシンクロの中から
ちょと、可能性を探ってみよう。コトバの。
はい。それは来年の課題ってことで。
さて、けれどもそういう半ストリートの中でも
あえておいらを盛り上げてくれよーとしてくれる感を
常連さんたちでかもし出してくれた。
いっぽう、おいら自身は
さすがに新美南吉さんのシリーズばかりでも申し訳ない感じでしたので
最近許諾を得ました谷川俊太郎さんの詩と
それとジョンイト的に、北原白秋訳の「まざあ・ぐうす」を手に臨んだのでした。
そんなわけでの1ステめは、
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まずいきなり騙り読みリクきましたっ、それも立続け3連発、うそっ!?
1.ティッシュ広告(携帯電話)
「おいしそうに」
リクエスター:ツカモトさん
2.ギャラリー展覧会チラシ
「お客さんが来るように(印象に残るように)」
リクエスター:まやさん
3.ファーストフード店チラシ
ジェットコースターにのってる人風
リクエスター:みつこさん
一段落したところで、
自選で用意の作品読み。
谷川俊太郎作「ことばあそびうた」(福音館書店)より
『ののはな』『やんま』『き』『かっぱ』『いるか』
(使用テキストは集英社文庫「谷川俊太郎詩選集1」)
そして
同「世間知ラズ」(思潮社)より『世間知ラズ』
さすがに、しっとり人生系のは、半ストリートのここでは
うまく伝わってく感がなさげなので、スイッチしてもひとつの自選もの
北原白秋訳「まざあぐうす」より
『マザア・グウスの歌』
『これ、これ、こいきな』
『数学』
『こまどりのお葬式(とむらい)』
意外にコトバ遊びものも、
ステラの雑然とした雰囲気の中では伝わりにくいのだと感じた。

1回めお客さま写真。
も少しそこそこお客さんいらしたのだけど、
おさまってくれたのは、これだけ。
千陽ちゃんさんきう、出演者なのにっ
そして2ステめ。
今度は北原白秋訳「まざあぐうす」からスタートする。
かなり有名だよね『十人のくろんぼの子供』から始めて、
(有名な割に北原訳は、なんかなじみのないものだった(シツレイm(_ _)m))
『天竺ねずみのちびすけ』
『木のぼりのおさる』
そのくらいやってたら、お客さま側でもホットになったのか
騙り読みリクエスト、ぼっ発。
まずは
「薬の処方箋」を“つやっぽく”/リクエスター:コタロウさん
続いて
“男鎌田くんの写真のような男の色気で”「ヨミガタリスト説明文」を。
リクエスター:みつこさん
途切れたところで
自選
谷川俊太郎作「ことばあそびうた」(福音館書店)より『さる』『かぞえうた』
同「21」(思潮社)より『-今日のアドリブ- ひげ』
(使用テキストはいずれも、集英社文庫「谷川俊太郎詩選集1」)
半ストリートのこの場で、この日、
セレクトした詩作品の中で一番手ごたえあったのは、
『-今日のアドリブ- ひげ』でした。
後のは、なんかスペースステージでやるときの確かなてごたえが
あんまり感じられませんでした。
それって、なんだろ。
2回め、お客さま写真とりそこね。
代えて、撤収直前にもらった
左から
千陽ちゃんのおともだち
千陽ちゃん
そして、チュウゲンちゃん。
来月は15日と22日に登場予定。