7/29夜と紅茶とヨミガタリ〜第6夜〜
月一ペースでやらせていただいてます、
夜と紅茶とヨミガタリ〜第6夜〜。
新たな作家に進出。
この日のプログラムは
森鴎外「高瀬舟」(リンク先は青空文庫の作品ページ)。
心理の機微だとかの描写なんてほとんどなし。
ひたすら他我の違いを探る狂言回しと、遠島される主人公。
主人公が弟の死を助けてしまう現場の描写が、
やっぱりお客さまには痛かったみたい。
でも「駆込み訴え」のときとは違って
「悪い奴ではなかったから」案外、シンパシーは持てたし、
それで痛みだけじゃなかった。という感想も。
その後、紅茶タイムに入り、
カナダ留学中の方からの貴重な意見とかかんとかあり、
今回もしっかり紅茶タイムの時間いっぱい使って
リクエストタイムは2作品のみ。
「せんたくかあちゃん
福音館書店 こどもの友傑作集
ご持参リクエスター・カナザワさん
洗濯ずきのかあちゃんが、次から次と洗濯してく。しまいにゃかみなりさんでさえ。そして次の日昨日洗ったものまで洗濯するかあちゃんとこに、やまほどのかみなりさんが。なんかそんなお話でした。まっとうなようでいて、案外シュール。いや、かみなりさんがではなく、昨日洗ったもんまで洗濯するというあたりが。。。基本は豪快。
「続・紅茶の時間
ご持参リクエスター・プートワさん
こちらは絵本というより、短編連作詩集のおもむき。小さな恋の物語といった感じといえばあたらずも遠からずかな。全体の半分くらいを読んだのだけど、くすくす笑いが絶えない感じだったっすよね。
ちなみにこの日の紅茶は、
アイスティー3種をティーバーでご提供いただきました。
記憶力がなくて、ここに御紹介できなくてごめんなさい。
紅茶シリーズとしては常連客が少なめでしたが、
新たなお客さんも来てくれて、
また違った可能性が見えてきた感もありました。
ありがとうございましたっ。
次回は「耳無芳一の話」8月26日(土)です。
ニュアージュ告知
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