7/22北海道人形劇フェスティバル
あー、せっかく書いたのが
操作ミスで消えた。淡白になってしまうけどお許しを。
久々のやまびこ座。
フェスイベントの一つ、人形劇連続上演に、ヨミガタリでお時間をいただき、
賢治「よだかの星」を披露。
久々、広めのステージで
(とはいえ、どんちょう前のエプロンだけだけど)
どれだけ動けるかもお試ししながら、
広々使わせていただいた。
なかなか気持ちよかった。
それから夕方には「よみきかせをたのしもう」ワークショップ。
講師でさあ。
「読み聞かせ」のことをむしろよく知らないのだけど、
読む人がもっと楽しんで読むためのヒントを
みたいな趣旨でとのこと。
なにをどう伝えるのがいいのか、ギリギリまで悩んだのだが、
読んで伝えるのもコミュニケーションだっていうことを
体も使った形でやってるのが松本だ
ということを伝えるために
体で表現したりコミュニケートしたりすることを実体験してもらっといて
その後に、松本のヨミガタリを、コミュニケートに敏感になったスタンスで観てもらう。
おー、今、まとめるとそんなふうに、一環した方法論に裏打ちされてたではないか。
と思えるけど、実は、やってるときはそんなふうにガチッと思えてなくて
なんとなく不完全燃焼だったかなあ。などと思ってたのであった。
うむ。でも、上記のようなスタンスとすれば、
それをもう少し、自覚的に受け止めてもらえば
もっと良かったのかもしれないっすね。
次回があれば、うん、それでいこー。
おっと、ワークショップの
皆さんを撮りそこねたので、
これは、終了後、ついついおじゃました
フェス全体の交流会の模様。
この日は、ステージでの「よだかの星」のほか
ワークショップでお持ちよりリクエストとして下記2点と出会いました。
「ふようどのふゆこちゃん」理論社 作・絵:飯野和好 いささかシュール系という印象の絵で 破天荒な冒険物語を予想して読み始めたら いい意味で裏切られました。 しっかり「腐葉土」についての 科学的啓蒙書のおもむきでした。 一同、「なるほどー」と感心しきり。 でしたよね。 |
「かさじぞう」福音館書店《子どものとも傑作集》 再話:瀬田貞二/画:赤羽末吉 有名なお話ではあるけれど、 読み語りとして出会ったのは初めて。 かさじぞうの数に気付く瞬間ってのが けっこうドラマチックでした、 読み手というか伝え手としても。 |
最後に受講者からチャレンジャーを募って
持ってきた読みたい本を読んでもらう。
もっと多くの方にやってもらいたかったのだけど、
お一人のみになってしまった。
読んでいただいたのは「めっきらもっきらどおんどん」福音館書店。
この絵本は、まつもともリクエストで読んだことがある。
しかも2度も。
リクエストで同じ絵本が再び出てくることってあんまりないんだけど、
さーすが、人気の絵本。という感じ。
読み語り的には、3人?の妖怪の造型が楽しかった覚えあり。
そういうところに楽しさを覚える人もいれば、そうでない人もいるだろうな。
なんとなくアドバイスから始まって、受講者それぞれからも
いろんな意見が出てきたりして、
なかなかしまらないワークショップだったけど、
しめくくり的に、少しは掘り下げた議論ができたのでした。
Comments
お礼が遅くなり、申し訳ございません。
連続公演・ワークショップへのご協力、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by: 北海道人形劇協会 | Wednesday, August 02, 2006 01:16
“ふようどのふよこちゃん”
角川文庫の宮沢賢治シリーズの表紙絵の方ですね。
Posted by: kyo | Wednesday, August 02, 2006 01:19
どうもどうも、役に立ったのかなあ。
立ったならうれしいっす。またよろしく>道人協さま。
お。ホントだっ。賢治文庫の絵だ、確かにっ!びつくり。
さんきゅー>kyoさん。
Posted by: まっつ | Thursday, August 03, 2006 01:39