7/10大人向け南幌に進出
風情のある喫茶店。お店の常連さんもけっこう来てて
ヨミガタリストを知らない人たちが半分以上、だったような。
「紅茶」で評判の良かった芥川竜之介「薮の中」。
冒頭、やや固い。いつもより光量少ない感じで、
ふりがな読むのにひっかかったりもしてしまう。
重量のある椅子に囲まれているっていうのも、案外プレッシャーになるのね。
それでも中盤からはなんとか盛り上がり、
大半のお客さまの気持ちは、この複雑な物語から離れずにいてくれたと思う。
でも、あの場所の空気をもっと使いたかった。
もう少し動きたかったということでもないと思うのだけど、
ちょっと閉じ込められた感が強かったように思う。
それも前半のひっかかりの遠因かもしれないな。
今度新しいところでやるときは、もっと場所と会話する時間をとろう。
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